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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2005.06
18
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 かれこれ25年にわたってずっと私の心底に居座り続けるロックンロールチーム、The Rolling Stones。いろいろ聴き漁った中で、いまだに最高傑作やと個人的に確信するのが本作です。なんや分からんまま中学時代、初めて聞いたタイトル曲「Emotional Rescue」のシングル(←兄貴が持ってた)がストーンズ初体験でした。「最強ロックンロールと聞いてたのに、何なんや。このけったいな曲は!」と思ったのも最初だけで、その奇妙に感じた裏声ヴォーカルとクールなビートに惹きこめられ、結局未だにフェイバリットであり続ける恐ろしい曲です。多分ミックジャガーのトレンド趣味(←これが無いとただの正統派R&Rバンドだったと思います。)やらがブレンドされた奇跡の曲で、カーティス・メイフィールド影響下のファルセットが冴えまくります。程なくして家にあった本作で、己とストーンズの長いつき合いが決定的となります。
 まずド頭のストーンズ・ファンク「Dance」が無茶苦茶カッコ良い。黒人が演るソレとはまた違う適度なルーズさに猥褻さに虜になりました。また泥臭いようでいて洗練されたソリッドな音作りも非常に魅力的であり、ニューウェーヴやパンク通過のガキ世代も「コレならOK」と言わしめたところも流石でございました。そんなことでロックンロールも「Let Me Go」、「She's So Cold」、「Where The Boys Go」等、超強力作をしっかり収録。3曲ともソリッドで贅肉そぎ落としたようなサウンド。最高すぎます。そして忘れちゃならないのがレゲエ趣味満開の「Send It To Me」です。どっちが弾いてるのか分からんくらい絶妙な絡みを見せるキース&ロンのコンビに、ミックのセクシーな声が乗っかる傑作でこちらも大推薦。カントリー趣味が光る「Indian Girl」、やたらへヴィーな「Down In The Hole」も聴きどころです。しかも最後に居座るのがキースのヘロヘロVoも味わい深いソウル趣味満開バラード「All About You」です。隙間だらけのやたらカッコいいサウンドには当時は一目惚れに近い衝撃があり、もうアホほど聴き倒しました。
「スカスカ3部作(他は前後の2作)の頂点に立つ大傑作。」
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2005.06
20
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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私の中でストーンズが決定的な存在になったのは、このツアー('81USA)かもしれないです。映画「Let's Spend The Night Together」ヨロシク、太陽の下での大観衆スタジアムライブっていう雰囲気がやたら良い。(当時の貴重な情報源雑誌MUSIC LIFEの掲載フォトも、そんなイメージだった。)スキャンダラスなイメージとソリッドで健康的なイメージがゴチャゴチャになった、訳の分からんカッコ良さ!アメフト的スポーティーなファッションで大ハリキリのMickといい、好対照のロケンロールなKeith(映画中のTumbling Diceは必見!)、ちゃらけまくりのRon、イントロが始まっても煙草に火をつけてるBill、終始マイペースでクールなCharie等・・最高です。今のブ厚いライブ編成と違い、サックス一本と鍵盤2人のみ(勿論Wイアン)のサポートっていうのも良い。
 では「Still Life」っていうより、このツアーのレビューです。まず「A列車で行こう」の後始まる、このツアーでの定番トップメニュー「Under My Thumb」(元々は'60年代発表曲でベースライン・コード進行もMotownを意識したFour Tops調)が'80年代版にリニューアルされヤタラとカッコイイ。エエカゲンに始まって、ぐしゃぐしゃで終わる・・あぁ素晴らしい。その後も同じ調子で定番ヒット連発に加え、ツアー前に発表されたアルバム「Tattoo You」からの新曲。久々の演奏となった60年代の名曲の数々。どれもソリッドで良いです。極めつけはスローになった感動ソウル「Time Is On My Side」。大概の曲をギターでコピーするほど聞きました。(実は当時のFMできったない音でほぼ全編の放送があったんです。) またお楽しみのロックンロール・クラシック・カヴァーも、エディ・コクランの必殺ロカビリー「Twenty Flight Rock」に、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズのモータウン・ヒット「Going To A Go-Go」とセンス抜群の選曲。というわけで本アルバムはそのハイライトです。必ず映画とセットで聞いて下さい!
「アナログ時代、最後のR&Rドリームが凝縮」
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2005.07
07
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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いわずもがなの名盤です。まずジャケットが違う!と突っ込まれそうですが、私の二十歳前まで私にとってベガーズはこのジャケだったのです。シンプルな筆記体文字のみのジャケに、中開きにはブライアン・ジョーンズを含む何やら不気味な雰囲気の晩餐会といったメンバーの写真。このイメージが好きで未だにこのアルバムのイメージはこのジャケです。ちなみに80年代後半になって変更された“トイレの落書き”ジャケが当時差し止めになったオリジナルジャケのようです。が多感な中高生の時期ず~っとこのLPで聴いてきたもんですからお許しを。またこの頃の発売元のロンドンレコードはDecca時代音源を日本・英国・米国それぞれで出ていた仕様で訳の分からん編集盤まできっちり発売していて凄かった。その中でどれを買ったらイイのか分からず、いつもレコード屋で混乱に陥りつつも、なんか選択肢が多くワクワクしたもんでした。
 閑話休題。語られつくしたこの名盤ですが、ブライアン・ジョーンズ最後の参加となったアルバムで現在のストーンズの雛形となったモノといえます。何といっても頭の「Sympathy For The Devil」。Mickによる当時の世相を映した歌詞も素晴らしく、パーカッション、Keithの稲妻ファズギター、中ジャケの雰囲気そのままの不気味なフーフーコーラス、そのどれもが完璧です。続くブライアン・ジョーンズ最後の名仕事といえるスライドギターもキラリ光る「No Expectations」、「Dear Doctor」あたりまで極上の仕上がり。また「Prodigal Son」からの後半も素晴らしくマジでいっときアホみたいに聴いてました。特に英国民謡風の「Factory Girl」から、労働者賛歌の大名作「Salt Of The Earth」の流れは鳥肌が避けられません。地の塩と題されたラスト曲ではキースの力強いアコギストロークからLet's Drink To The Hardworkin'People~と自ら歌いミックへバトンタッチ。言葉では言いようのない素晴らしい構成です。まぁストーンズとしては珍しく全編アンプラグド調ですが、そんな事は関係なく強力なアルバムです。米国南部のブルースやカントリーを見事に消化して、とてつもない大仕事をやらかしたって感じです。
「英国R&BバンドがNext Stageへ移った瞬間を捉えた大傑作!」
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2005.09
24
Category : Rolling Stones
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 もう何枚目になるのか、勘定もできない域まで来た最新作です。ありきたりな表現ですが音が若い!60才以上のジジイが出してる音とは到底思えない若さですわ。普通60ってゆうたら会社ではコンサバなジジ臭いスーツ着て定年の挨拶して花束もらう年代でっせ!ホントに凄い事ですが「現役の音」なんです。ジジイの若づくりになってない事自体、賞賛です。特にMickの声帯は超人ですな。もともと素晴らしいヨレヨレギターの2人は年取ってもエエ感じで弾いてますしぃ。(←褒めてます)
 さて巷ではメインストリートのならず者の再来と褒め称えられている本作。メインストリートに愛着をそれほど持っていない私にとってイマイチぴんと来ない面も少々あります。何せミックがいちびってるトレンド趣味がまぶされているモノが好きなもんで・・。一言でいうとキャッチーさに欠けた少々地味なアルバムです。逆にいうとルーツに根ざした渋いアルバムってとこでしょうか。ネイバースやShe's So ColdのようなソリッドでPopなR&Rも無いし、Danceのようなファンクもおまへん。もうちょっと色気が欲しかったというか、男らしすぎる展開ですねん。とはいえ私には渋すぎるってだけで、一般的には充分力作だと思います。そんなことでお子チャマな私のBestは冒頭の2曲「Rough Justice」、「Let Me Down Slow」。誤解覚悟でいうと前者はFaces風の王道ロックでRodが歌ってもカッコ良さそうな名曲。ロニーの豪快なゼマティス・スライドも冴えまくりです。またエロなプロモーション・ビデオが印象的な「Rain Fall Down」なんかはちょっとミック色も出た現役を感じる佳作。じっくり聴かせてくれるスロウ「Streets Of Love」や、荒々しくもソリッドな「Oh No, Not You Again」あたりもグッジョブで、現役感をしっかり示してくれた事は嬉しいところです。
「あんまり、褒めなくてスンバッセン。嫁はん褒めてもしゃーないのと一緒ですわ」
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2006.03
04
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
The Rolling Stones No2

仕事仲間でもストーンズ好きって結構いまして、いつも話し込む程に大きなズレを感じます。理由はハッキリしています。黄金期とされるMick Tayler在籍時をかなり軽視してるんですね~。これは致命的で皆に「モグリでんな」と言われますがコレばかりはオッサンになった今からはどうしょうもございません。てなわけでBrian JonesのいたR&B期とRon Wood加入後4~5枚のリアルタイムで聴き始めた頃に偏重した聴き方をした為、王道ファンと言えない体になってしまいました。双方に共通してるのはソリッドな感覚でコレはコレで素晴らしい音です。
 さてこの英国仕様盤「No.2」ですが初期の名作と取り上げられるのは、よく似た米国仕様の「12×5」ばかりでなんでなんやと思ってたら日本で売ってたのは私がティーンの頃の10年程だけで日本でのスタンダード盤やなかったんすね。納得。しかしながら横浜銀蝿なら「ぶっちぎり」とドーンとアルバムタイトルが入る筈なのに何の文字も無い無愛想で渋いジャケは非常に新鮮で、選曲も抜群のコレは私のスタンダードであり続けています。ジャケのR&Bの雰囲気そのままにSolomon Burkeの「Everybody Needs Somebody To Love」でスタートですが「Now!」バージョンより明らかに格好良いテイクでMickの語りといいイキナリ最高です。名曲「Time Is On My Side」も「12×5」と違う引き締まったテイクでコチラも何度聴いたか分からないくらいの天晴れさ。他もカヴァー曲中心でChuck Berry「You Can't Catch Me」、「Down The Road Apiece」から「Susie Q」、「Under The Boadwalk」などR&R、R&Bへの愛情がしっかり伝わる好内容です。アルヴィン・ロビンソンの「Down Home Girl」や、オーティスの「Pain In My Heart」など新人らしからぬ渋い選曲も。まだまだ少ないオリジナルの「Off The Hook」、「Grown Up Wrong」も自らのルーツに準拠する好曲で、ホントよく聴きました。
「憧れであったシカゴChessでの録音も含む12曲。黒っぽさがたまりまへん」
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2006.03
11
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中学か高校の頃のレコード時代に再発されたEPのLPサイズ盤で、ノベルティとしてコンドーム付(レコードプレイヤーの真ん中にはめるという憎いオマケ)で売られていた素晴らしい構成の盤。EPとはLPとシングルの間をいく4~5曲入りの集中して聴くにはもってこいのサイズの商品で、日本でも仮面ライダーとか漫画の主題歌とかのEPを頻繁に売ってました。ストーンズ初期はアルバムの合間にチョコチョコこんなのを出してまして再発当時、大々的な宣伝とCoolなジャケにつられて何となく万引きすることなく買っちゃいましたが内容は激グレイトでございました。
 全曲、黒人音楽の聖地といえるシカゴChess Studioで録られていて統一感も抜群です。まず「If You Need Me」はWilson PickettのカヴァーでMickの語りといい、アーシーなオルガンといい文句無しの出来でこの辺のセンスは本当に格好良いです。1曲目からバラードっていうのも激シブセンスで感動です。続いてなかなかCoolなオリジナル「Empty Heart」、録音場所の住所をそのままタイトルにした珍しいインスト「2120 South Michigan Avenue」、どブルース「Confessin' The Blues」を挟んで締めはお得意Chuck Berryの「Around And Around」。StonesはC.Berryカヴァーをこれでもかというくらい演ってますが、この「Around~」はその中でも出色の出来で1・2を争う素晴らしさです。これらの曲も昔の名残でこのEP盤の流れで聴くのが一番好きですし、何故UK盤LP「No.2」があの選曲であったかというのもこのEPがあったからという事で理解。まぁ何にせよ、この時期のストレートなカヴァーは「ほんまに好きですねん」という愛情丸出しですごく好感が持てます。
「好きこそ物の上手なれってのはコレのことでんな」
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2006.03
12
Category : Rolling Stones
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 こちらはストーンズ初のEP盤でございまして、あの1stアルバムより3ヶ月に出されたミニ・アルバムみたいなもん。オフ・ホワイトのバックにダークスーツがビシッと決まるジャケが最高です。デビュー直後の'63年にロンドンで録られたものですが、この頃殆どオリジナルを演ってない時ですので全て敬愛する黒人音楽のカヴァーとなっております。同年に出た「5×5」とかと一緒に'80年代にドカーンとLPサイズで我が国でも発売されてました。
 内容は真っ黒けながら充実の4曲で当時のレパートリーを一気に聴かせてくれます。コレが無いと寂しいChuck Berryカヴァー「Bye Bye Johnny」で勢いよくスタート。疾走感抜群で荒削りながらMickが歌うことでオリジナルよりワイルドさが増す好演です。そしてBeatlesも演ってたMotownクラシック「Money」。完成度ではJohn Lennonに軍配ですが卑猥さでは断然Stonesって感じです。後半はArthur AlexanderのR&B名バラード「You Better Move On」で朴訥とした雰囲気がたまらん名演です。締めくくりはAtranticのCoastersのヒット曲「Poison Ivy」で他の曲同様、オリジナルに忠実ですがMickが歌うとわけ分からんマジックが生まれるのは確かで、なんで今迄支持されたのかが何となく分かります。短いながら本当に楽しんで演奏してるのが伝わる初期の名演集です。
「今も生き抜くバンドは最初からちょっとちゃいまっせ」
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2006.03
13
Category : Rolling Stones
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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Stonesの初期を堪能しようとすると避けて通れないのがEP盤3枚ですが、コレは現在流通する同名タイトルのLiveアルバムと全くの別内容で正真正銘のStones史上初のLive音源です。US盤アルバム「Out Our Heads」とか「December's~」とかにバラけて収録されてるのも全てココからの収録です。初期の音源を重複を避けて聴こうとするとIQサプリ並みに難しいのがStonesですが、多分UK盤仕様にボートラじゃんじゃんくっ付けて再発すれば全て解決する気がします。
 内容は英国ツアーからのLive音源でこれまた黒人カヴァーでビッシリ埋められてます。当時はバリバリのアイドルバンドですので黄色い歓声が喧しいくらいですが、その分熱気も凄く感じられ汚い音ながら臨場感バッチリで楽しめます。オープニング「Everybody Needs Somebody To Love」からグイグイ強引に乗せるカッコよさで自分のバンドのライブでもしっかり真似しました。続くOtisの「Pain In My Heart」は初々しさが目立ちますが、C.BerryのVersionを手本にした「Route 66」は完全にお家芸状態です。ハンク・スノウというかRay Charlesの「I'm Moving On」はそこそこですが、ラストのBo Diddley改作「I'm Alright」では観客狂乱状態の盛り上がりで、コレでもかとMickも煽りまくりですがワンコードで押す荒々しい演奏もホンマよろしいです。
「続き掲載のシングルコレクションにてこれらのEPも復活!あーよかった」
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2006.03
16
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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ジャケットは良し、選曲は微妙。ってのが正直な感想。漫才師風ならば「中途半端やの~」ですがOKです。何せストーンズですから。偉大な歴史に傷つく事なく許されます。私自身だいぶん購入に躊躇しましたがアマゾン安売りでGETし、中途半端に聴いてます。70年代後半の「リスペクタブル」PVのシーンがジャケに使用されてますが、しっかりビル・ワイマンが消された形で画像修整されてます。ちょっと悲しい。
 中身は未収録曲の落葉拾い的内容で、'90年の初来日の頃シングルのカップリングで出てた何の変哲も無いブルース「Fancy Man Blues」でスタート。この系統のブルースでは同じくスティール・ホイールズ期のシングル・オンリーだった「Wish I'd Never Met You」や、フラッシュ・ポイント期でビル・ワイマン最後の参加時期となるマディ・ウォーターズ・カヴァー「I Just Wanna Make Love To You(Live)」も収録です。う~ん、普通。しかし次に待ち構えてたのは名曲「Tumbling Dice」のアンプラクド&ライブMixヴァージョン。これは単純に素晴らしくガッツポーズです。他の見どころはキースのがらっぱちコーラス満開もGooなスティル・ライフ・ツアーの'81年ライブ「Beast Of Burden」、メロウなストーンズが聴ける佳作'74年のシングルB面「Through The Lonely Nights」。Brown SugarのB面で71年リーズ大学ライヴ「Let It Rock」は十八番のチャック・ベリー・カヴァーで安定感はバッチリですがスリルはもうひとつです。そしてSucking In The '70s でおなじみの曲もパラパラ収録。う~んわからん。でもブリッジズ・トゥ・バビロン期のアコースティックな「Anyway You Look At It」や、98年のライヴとなる「Live With Me」といったシングル・カップリング・オンリーなんてのもあるので、全部アルバムで制覇したい人には便利なトコもあります。
「マスト盤やないけど、ちょっとは見どころはありまっせという感じです。」
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2006.09
28
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 もはや存在してくれるだけで嬉しいバンド、The Rolling Stones。40周年記念のワールドツアーのライブ盤でDVDとかも出てますが、音に集中して聴くのはやはりCDが一番です。正直あまり期待せずに聴いたのですが、ボブ・クリアマウンテンの生々しい迫力あるMixと幅広い選曲で想定外に顧客満足度の高いブツに仕上がってます。左右に振り分けられたkeithとRonnieのルーズでも帳尻はしっかり合わせるエエ加減なギターも健在で、それこそが強烈にロックを感じさせスリルを満喫できるとこです。しかしMick Jaggerの"この若々しさは何なんや!?"と思わせる艶っぽいVoも何とも頼もしい限り。今ツアーではスタジアム/アリーナ/シアターと会場規模に合わせ、隠れた名曲も織り交ぜた興味深いプログラムで話題でしたがそこらを2枚に上手にまとめ上げてます。
 1枚目は王道爆裂ヒット集となっていて、勢いよく「Brown Sugar」から始まり、Ronnieのシタールギターも奮闘する「Street Fighting Man」、迫力満点の「It's Only Rock n' Roll」、シェリル・クロウも参加した「Honky Tonk Women」、ごきげんさんで唄うKeithの「Happy」、ドラマティックな「Gimme Shelter」あたりが聴き所。2枚目はライブ盤初収録が多いコアな内容で何とも嬉しい限りです。まずアルバム「Tattoo You」から個人的に大好きだった「Neighbours」でBobby Keysのサックスも素晴らしいブロウを見せます。「Monkey Man」も久々に「Let It Bleed」を聴こうと思わせるいい出来。そしてもう演ることは無いと思っていたOtis Reddingの名カヴァー「That's How Strong My Love Is」は最も嬉しい再演。Mickの熱い歌も詞の内容も最高で、自分のバンドでも演りまくった超名曲。他にもStonesの作品でもベスト5と言われたら絶対入れる大傑作「Beast Of Burden」や、60以上のジジイとは思えん疾走感の「When The Whip Comes Down」、Mickのファルセットも冴えまくるスロウ「Warried About You」、更に年輩となる伝説のソウルマンSolomon Burkeも登場の「Everybody Needs Somebodey To Love」とたまらん内容です。
「アニメのねえちゃんのベロジャケがあまりに安っぽいですが、内容は極上でした。」
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2007.02
26
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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非常にややこしい初期のストーンズのアルバム構成ですが、こちらは本国UKでの3rdアルバム。非常に秀逸なアルバム・カバーです。う~んカッコいい。中学時代、アホみたいに重複曲があるのにきっちり各国仕様で乱発されていたレコードの中でコレもGetですわ。しかも色々家にあったストーンズのレコードも半分位は万引き(スンマセン。貧乏と若気の至りです・・)。余談ですがそれらのレコードはありがた迷惑なカラーレコード盤でOut Of~はオレンジ、Beggers~は青ってな感じ。何がうっとおしいかと言うと、家の安物オートプレーヤーではカラー盤は半透明やし認識せんと最初からかからんと飛ばしてワケわからんところから鳴らしよるんすな。そんな事で人生幸朗にでも「責任者出てこいっ」と言ってほしかった当時手で針を置いて鳴らしたストーンズを紹介。
 この時期はオリジナル未成熟ってことで他のバンド同様U.S.産のR&Bカヴァー主体です。しかしコレがまた素晴らしく良い。まずオーティス版を参考にした「That's How Storong My Love Is」。チャーリーのドラムにミックの情熱溢れるVoが凄まじい名カヴァーで、ちんぽ汁溢れまくり必至です。負けず劣らず素晴らしいのがソロモン・バークの「Cry To Me」でニューオリンズのレディ・ソウル“ベティ・ハリス”版を参考にしていますがMickの泣き具合がたまらんスロウ傑作です。そしてドン・コヴェイの「Mercy, Mercy」も上出来でコチラもMickの黒く猥褻なVoが他のバンドとの格の違いを明確にします。ぼちぼち演っていたオリジナルでは何といっても「Heart Of Stone」で、ソウルフルな仕上がりが光る初期傑作。正直この4曲だけでも“買い”です。また後年“Stripped”でも取り上げてたビートルズEight Days A Week風の「I'm Free」もリズムよれよれながらエエ感じです。他にもバーバラ・リン「Oh Baby」、マーヴィン・ゲイ「Hitch Hike」、ラリー・ウィリアムス「She Said Yeah」、サム・クック「Good Times」にキースお得意18番のチャック・ベリー「Talkin' About You」とガンガンに好きなん演りました的内容が実に潔い内容でR&B、ソウル入門盤としても機能です。
「単なる黒人のモノマネや、おへん。曲に対する“強き愛情”がちょっとちゃいまんねん」
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2007.11
01
Category : Rolling Stones
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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じじいになってもロックの代表的アイコンであり続ける男ミック・ジャガー。なんやかんやいうてるまに結構出ていたソロ・マテリアルですが、さすが商売上手のミック。未発表アイテムなんかも上手にほりこんで絶妙のタイミングでリリースです。思えばストーンズがミックとキースの不仲で解散危機を迎えていた最中に発表された1stソロは内容的に素晴らしく結構聴いたアルバムしたが、ストーンズ解散は嫌やったので今思えばアホみたいですが「売れてくれるなっ」とも願った複雑なファン心理の中で出た作品でした。その後も寡作ながらコンスタントに出したアルバム5枚のアルバムはそれぞれ好感触で、中には「なんでこれストーンズで演ってくれへんにゃ」と思わせる名曲が多数ありました。個人的にはミックの元来持っているイチビリ精神やポップなトレンド感、エモーショナル・レスキューやブラック&ブルーで見せたソウル趣味にベタ惚れですので、少々の意味不明なことをやらかしても全てOKです。当たり前ですがミックなくしてはストーンズのここまでの巨大化も有り得なかった思ってますから。
 さて初のソロ・ベスト。いっつもこの手のベストは「あの曲が入ってない!」とか文句が出たりしますが、本人含めぎょうさんの大人が「これでよろしいやん」言うて出してる以上何も言いません。冒頭を飾るのはレニー・クラヴィッツと組んだビンビン・ロック「God Gave Me Everything」。また近作では相性の良さが光ったデイヴ・スチュワートとのアルフィー・サントラの「Old Habits Die Hard」が。ナイル・ロジャースとやった1stからはヒット曲「Just Another Night」に「Lucky In Love」が選曲。そして個人的にはソロ最高作と思ってるDef Jamリック・ルービンと組んだワンダーリング・スピリットからはビル・ウィザーズみたいなクールなファンクにファルセットも冴えまくる「Sweet Thing」、突き抜け感抜群の「Put Me In The Trash」他2曲に加え同セッションからの収録漏れだった迫力どブルース「Checkin' Up On My Baby」にラテン調「Charmed Life」も嬉しい収録。目玉となる未発表曲では仰天の100 Proofのデトロイト・ソウル・カヴァー「Too Many Cooks」が白眉。オリジナルとは違った猥褻さがまた素敵です。こちらは'73年録音ですが、さらに前の'69年にライ・クーダーやスティーヴ・ウィンウッドらと録った映画挿入歌「Memo From Turner」や'79年に生前のオリジナル・ウェイラーズPeter Toshとのデュエットでテンプスのレゲエ・カヴァー「Don't Look Back」、'85年ライヴ・エイドでお馴染みのDavid Bowieとのモータウン・クラシック「Dancing In The Street」と嬉しい落ち葉拾い的選曲も。ソロみんな持ってても買わなあかんようになってます。
「こんな色っぽいじじいは他にいません。年寄りの星として、あと20年くらいは頼んます」
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