FC2ブログ
RSS
Admin
Archives

音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

カテゴリ
Funk (89)
Jive (2)
検索フォーム
Profile

ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
月別アーカイブ
06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06 
カレンダー(月別)
05 ≪│2019/06│≫ 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
RSSフィード
リンク
最近のコメント
FC2
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2005.10
16
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
burst.jpg



  陣内孝則、大江慎也が最も尖がっていた時期に録られた奇跡の記録。初期の石井聰互監督が狂気の映像として作りあげた映画「爆裂都市」のサントラですが、音楽的にも注目すべき音がギッシリ詰まってます。何といっても当時脂がのりまくっていた“めんたい3大バンド”のルースターズとロッカーズがコノ映画の為に合体したバンド「バトルロッカーズ」(映画でも主役級)の演奏が白眉です。映画のタイトルどおり爆裂した疾走感溢れる演奏は映画の為の即席バンドとは思えない素晴らしさです。なお映画には他にも泉谷しげる、上田馬之助、町田町蔵といったアナーキーなキャスティングがなされ痛快な近未来バイオレンスにバッチリでした。しかも同時上映は内田裕也大先生の「水のないプール」(チョッとエロイので成人指定)!当時中学生だった私は友達とどう見ても大人には見えなかったと思いますが、ジャケット&チック(ポマード固形版)で堂々と映画館に入場しご満悦でした。
 アルバムは1984(大江抜きのルースターズ)3曲、陣内率いるザ・ロッカーズ3曲、陣内孝則ソロ1曲、そして目玉バトルロッカーズ(ルースターズから大江・池畑、ロッカーズから陣内・鶴川&伊勢田勇人)7曲という構成でオープニングを飾る近未来的インスト1984ソルジャー」から聴きモノです。目玉のBATTle ROCKERSはホント秀作揃いでぶっ飛びナンバー「セル ナンバー8」なんか今のオチャラケ陣内からは想像できないカッコ良さです。この曲はグループ魂初期のテーマ曲元歌としても今や有名。大江&鶴川のギターもスリル満点な「ワイルド・スーパーマーケット」や、初期BOOWYも影響下にあったと思わせる「フラストレーション」、「バチラス ボンブ」等、パンキッシュな魅力満載っす。随所に入る大江氏のコーラス(ルースターズ初期のアノ声)もスリル満点!今も色褪せないR&Rがギッシリ詰まっています。
「中学時代の私が思う最先端サウンドがコレでした!」
::more
2005.10
22
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
151.jpg

  存在そのものがRock'n Rollで、日本でも数少ないレスポール弾くさまが絵になる男「鮎川誠」。その鮎川氏が嫁はんシーナと共に息の長い活動を続けるシーナ&ロケッツの25周年を迎えた際に発表した、痒いところに手が届くベスト盤。スタイリッシュに決める鮎川氏のギターと、セクシー&コケテッシュな魅力満載のシーナの歌声が絶妙に絡むのが最大の魅力です。たまにワイルドなロック調で太い声を出す楽曲もありますが、ソレはチョッといただけません。Popで舌ったらずの感じの唄い方の名曲が、いつもアルバムに必ず収録されてるのがシナロケのエエところなんです!
 デビュー時はYMO細野さんも制作に携わっていて、少しテクノ風にPopな味付けがされた名曲が多いのが特長です。その頃の大ヒット「You May Dream」や「Baby Maybe」は色褪せないシナロケ・クラシックです。初期では哀愁傑作「Pinup Baby Blues」も嬉しいSingle Version収録です。80年代中盤以降はモータウン調大傑作「ABC」や、疾走感溢れる「HAPPY HOUSE」、オールディーズ風「Parmanent Honeymoon」など優秀Pop Rockの名曲目白押しです。90年代も「Ha!Ha!Ha! Hard Drug」や「ロックの好きなベイビー抱いて」等キュートな名曲を量産!勿論ライブ定番の名曲「Lemon Tea」もAlt.Takeでしっかり収録。どの曲にも程よいバランスで鮎川氏のR&R魂が注入されているのがたまりまへん。
「毎年、内田裕也New Year Rock Fesにも出演。その熱いスピリット健在も嬉しいトコロ」
::more
2006.05
09
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
anarchy06.jpg

'90年代に突如復活したアナーキーの再編復活ライブ。'70年後半に彗星の如く登場して日本のパンクの道標となった素晴らしいバンドです。'80年半ばギターのマリの傷害事件を契機に「The Rock Band」と名を替えやってましたが、初期の4枚くらいは危険な感じが好きでフラストレーションの溜まったティーン時代によく聴きました。小生がどうしょうも無く憧れていた裕也さんのニューイヤーロックFesに晴れて出演できた時、最も浅草の会場を熱狂の渦に巻き込んでいたのは、なんともう終わったと思っていたこの「アナーキー」でした。その時は既にThe Rock Bandと名乗ってましたがスピリットや演ってる曲はアナーキーそのものでシゲル(Vo)や藤沼伸一(G、泉谷のバックでも名演)のなんとカッコよかったこと!半狂乱の観客が今でも目に焼きついています。
 この'94年ライブは1夜限りのオリジナル・メンバー勢揃いの演奏で理由あっての復活。昔のアルバムがCD化された時、天皇批判曲「東京イズバーニング」が削除されたり、レコードの時も外されてた芸能界批判曲「タレント・ロボット」が音源さえビクターに残ってないと言われ、怒り心頭のメンバーが決着をつける為に行ったそう。もう拍手喝采です。その「東京~」でオープニングの熱いライブですが「なにが日本の象徴だ。なんにもしねえでふざけんな」の名フレーズもノイズ無しで見事収録の天晴れさ。(インディーズだから)他にも「あぶらむし」、「ロックスター」、「団地のオバサン」、「叫んでやるぜ」、「心の銃」、「缶詰」など珠玉の名曲がズラリ並ぶ圧巻の23曲。愛だ恋だは一切ありません。あるのは熱いメッセージと社会矛盾への怒りのみ。今でも「もうやってられるかっ」て気分の時聴くとグッときます。
「裕也さんが'80年代に最も衝撃を受けたのは尾崎豊とアナーキーだそう。さすがの着眼点に敬服。」
::more
2006.06
09
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
002news_beat.jpg

20数年も前から熱いスピリットを絶やすことなく活動を続けるThe Mods。しかもメンバーチェンジもすること無く、不動の4人組で今もハイクオリティなアルバムを出し続けてる驚愕のバンドです。無論、リーダーであり最高のヴォーカリスト森山達也の決して立つ位置がぶれる事の無い強靭な精神力、Rock'n Rollへの愛情の賜物であってのことです。彼の生き方、センス、誰彼が簡単に真似することのできないダンディズムは私にとって一生リスペクトすべきものであり、プレスリーを敬愛する小泉首相のうちに重要無形文化財の称号を授与してもエエくらいの男前な存在です。はっきりいってそんじょそこらの人間とは“眼光”が違います。
 ここに紹介するThe Modsの2ndは甲乙付け難いグレイトな1stと共に博多時代の重要作を収めた名盤。今も神輿かつぎで顔を合わすヤンキーな友達と当時聴き狂った思い出深いアルバムで、ライブ感を重視した名曲群は今もって魅了されます。森やんの威勢の良いカウントで始まるModsといえばコレの大傑作「ゴキゲンRADIO」、0.01秒の隙間しか与えず始まる「記憶喪失」の疾走感溢れる展開はMods史上最高のオープニングといえる完璧さです。「夜が呼んでいる」、「ハートに火をつけて」とお得意の哀愁あるメロディも炸裂のミディアム系に続いてグイグイ迫るリズムが素晴らしい「熱いのを一発」と非の打ち所全く無しです。後半も“心配すなるなよ、そこのBoy!”というフレーズに全国5千万人の若者が勇気付けられた「All By Myself」、激しさ満開の「ご・め・ん・だ・ぜ」、我がのバンドでも演りまくったCrazy Beat」、危険な香りがたまらん「Do The Monkey」とエエ曲づくめであっちゅうまに終わりです。
「教室で意味も無くDo The Monkeyと、うなっていた中学時代。いっぺん会社で言うてみたろ」
::more
2006.08
21
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
砂丘



先頃、石橋凌の脱退でなんともあっけない幕切れとなったARB。俳優としても松田優作の意志を受け継いで活動中の石橋凌ですがスタート地点となったARBの看板はもっと大事にして欲しかったモンです。昔から常に廻りに誰なとファンがいて、男臭さでは最高峰に位置する素晴らしいバンドでした。そんな事で、この前の飲み会でも明石ダコお墨付きの垂水一の早弾きブラザーに未掲載を指摘された長年愛聴しているこの硬派なバンドを紹介。
 ストレートな男気サウンドに石橋凌の熱いメッセージが乗っかったのがARBの真骨頂ですが、そういった意味では個人的にはココまでが一番でした。正直このギタリスト斉藤光弘の最後となった砂丘1945年は最高作とはいいませんが我がのバンド初ライブで演った曲が多数収録で思い出深きアルバム。当時、高校で最もモテていたジャニーズ顔のサッカー部の友達をVoに据え、コアな曲にもかかわらず大盛況でした。オープニングでも演った激グレイトな傑作「明日かもしれない」、石橋凌が松田優作と共演した映画ア・ホーマンス主題歌「AFTER '45」、ファンキーなアレンジが実に渋い「Deep Inside」、渾身の労働歌「The WORKER」、ストレートさが痛快な「あの娘はアトミック・ガール」、マーロン・ブランドに捧げた「波止場にて」等やや洗練されたサウンドながらグイグイ心に迫ってきます。このアルバム以降、ビジュアル的にも硬派とは程遠い白浜久が加入し何ともいただけません。また金髪女に現つを抜かしてワークソングはいかんやろと思った時期もありましたが、やはり他ではこの味は味わえません。
「昔から憧れの兄貴といえば凌。また熱い魂見せてくれ!」
::more
2006.09
29
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
1156771922.jpg



 こんなにむさい音なのにビジュアル系故に過剰に人気のあるバンド、そんな印象だったスライダーズ。最初ストーンズの猿真似バンドとしか思えず大嫌いでしたが途中からすっかりはまったバンドです。女子に大人気ってことだけで「これは押さえとかなあかん」と無理からトライしても暫くダメでしたが、ある日友達が見せてくれた新宿都有地の野外ライブの映像。大勢の女の子を目の前にオープニングで「すれちがい」というヘヴィー級の重たい曲を媚びることなく演ってるのを見て“ええ根性しとる”と感じ一気に好きになります。そしてすぐに借りにいった当時の最新シングル「Easy Action」も大友康平の事でも皮肉ってるのかと思った最強のストーンズ・スタイルのミディアムナンバーで即効で気に入りました。この盤はその直後出たストリート・スライダーズの個人的に最高傑作と思ってるアルバムで、バンドの頭脳といえるHARRYこと村越弘明(Vo,g)のソングライティングも冴え渡る作品です。
 中身はこの時期StonesもMickとKeithの仲違いもあり活動停滞中だった中で飢えてたのか、ある意味本家よりも王道サウンドと思える音を独自の世界観で昇華させたような内容がハートをぶち抜きました。何といっても冒頭の3曲が最高で、重たいリフからメジャー調のサビへ転換するのがなんとも粋な「ダイヤモンドをおくれよ」、HARRYのキャッチーな曲でも頂点といえる「I Don't Wanna Miss You」、素晴らしかったシングルテイクからなぜか録り直したもののやはり最高な「Easy Action」と抜群の流れです。後半戦も軽快なR&R「Hold On」やシニカルな歌詞も最高な「Hyena」と名曲がバンバン続きます。題名だけだと北島三郎か志賀勝かと思う「」や「風が強い日」と“けだるい系”も好調。唯一残念なのはビジュアル的にHARRYと人気を二分していた手堅いギタープレイの蘭丸のVo曲だけは二流バンドに成り下がってるとこです。
「バンドでもスライダーズやっときゃ女子にも見てもらえてエエもんでしたな。」
::more
2006.09
30
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
boowy.jpg



 バンドブームの'80年代中盤~後半、ビジュアル系みたいなのが雨後のたけのこのようにウジャウジャ出てきてましたが「ビジュアル・テクニック・センス」と3拍子揃って他のバンドとは格の違い見せつけてたのがBoowy。バンドには人と人との交わりがマジックを生むとよく言いますがココでの氷室京介(Vo)と布袋寅泰(g)はまさに好例で、解散後の布袋ヒット"ポイズン"なども「氷室が歌ったらもっと凄いやろな」とか氷室の大袈裟なバラードを聴くと「布袋ならセンス良くまとめるで」とか考えてしまします。まぁこれだけ影響力の強いバンドって無いくらい強力な存在で'90年代のGLAYやLUNA SEAなど見ても明らかで、それだけ皆彼等に心酔してたってことです。個人的にはルースターズやARBがパワーダウンしロッカーズが解散した頃にメキメキ頭角を表し、パンクやニューウェーブを消化した独自のグラマラスなスタイルは新しいビート系バンドとして俄然魅力的に映りました。特に布袋氏のローランドJAZZコーラスを駆使した尖がりつつ洗練されたギタースタイルは新鮮なもんでした。はっきりいって全作必聴っいっていいくらいどれもクオリティが高いですが、コンパクトに中後期をリマスターした本作は重要曲80%収録でお薦めです。
 内容は音が重厚に劇的に変化した3rdから最終作まで万遍無く収録でどれもポップながら攻撃的で今聴いても最高です。「Dreamin'」、「ホンキー・トンキー・クレイジー」や1stからの再演となる「No, New York」あたり不朽の傑作といって差し支えない出来です。音的に更なる進化を極めた「Rouge Of Glay」や、イントロ大賞があったら授与したいほど自分でも弾きまくった名バラード「わがままジュリエット」、TV登場時も息の根を止められるほどカッコよかった「B・Blue」、「Only You」と名作の嵐です。衝撃的だった解散宣言直前に全国民待望の中、発表されたサイコパスからも「MARIONETTE」、「Plastic Bomb」、「季節が君だけを変える」と今後も“まだやってくれ”と思わせた秀曲が収録。ラストはオリジナル別テイクとなる名曲「CLOUDY HEART」で締め。
「かっこ悪い再結成だけは止めて欲しい人達。正に伝説のバンド。」
::more
2006.10
01
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
20061001005906.jpg



'80年代半ば斬新なスタイルで急激に人気獲得していったバービーボーイズ。ポリスやXTCのようなNew Wave通過後のいまみちともたかの複雑な和音を巧に操るナイスなストラト・サウンド、杏子とKONTAのパワフルな掛け合いダブルヴォーカル、要所に登場する存在感抜群のソプラノサックスと今迄聴いたことのない特異なスタイルは何とも新鮮でカッコええもんでした。やはりこのソリッドな棒状の形のソプラノサックスっていうのが肝で、音的にも見た目にもお洒落感が増すアイコンになったとも感じます。テナーやアルトだとあまり革新的に感じなかったかもしれませんしね。またヘアースタイルや衣装・サングラス等の小道具もスタイリッシュで「新しい時代の音楽はコレやで!」と思ったもんです。
 このブラックリストなるアルバムは“女ぎつねオン・ザ・ラン”でブレイクを果たした後、音的にしょぽかった初期の重要曲をN.Y.でリミックスしたものでエエ曲満載です。何といってもそれまでアルバムに入ってなかった疾走感抜群の傑作「C'm'on Let's go! 」で幕開けといきなり興奮です。そしてファンクテイストをまぶしたサウンドに男女掛け合いVoが絶妙に乗っかるこれまた大傑作「暗闇でDANCE」も厚みを増したリミックスとなり大満足です。他にもお得意の男女痴話ゲンカ炸裂の「でも!?しょうがない」、KONTA渾身の名バラード「チャンス到来」、息の合ったダブルVoが大迫力の「Midnight Call」、ライブでも定番のスリルある展開が大人気だった「負けるもんか」、センチな感触がたまらん「ダメージ」とクオリティの高い作品だらけです。何せフォロワーが解散後出てこない程、オリジナリティに溢れ完成されたバンドでした。
「ドラマ愛し合ってるかい!でKyonKyonや陣内とエエ味出してたKONTA氏。歌でも俳優でもええから前線復帰を望む!」
::more
2007.02
28
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
roos.jpg

  多感な時期の出来事や映像の刷り込みは凄いもんです。ルースターズを初めて見たときの衝撃は忘れられないもので、その日の行動まで覚えています。友達Z平と四条河原町で遊んだ後、「ロックの祭典をTVでやりよる。俺の家来い!」と興奮状態でチャリこいで帰宅。それが裕也さんの'82浅草ニューイヤーロックフェスでTwo PunksのThe Mods、ロックンロール・レコードの陣内ロッカーズ、さらば相棒のARB、解体と銘打った最後の舞台に挑んだMy Bodyのダウンタウン・ファイティング・ブギウギ・バンドと出るバンド皆強烈な印象でしたが、中でも最もハートをブチ抜いたのがLet's Rockを演って狂乱のステージを繰り広げた大江慎也のザ・ルースターズでした。その後、精神的不調に陥った大江氏が脱退し違ったカラーのバンドになりますが、初期3枚あたりの尖がったR&Rの感覚は決して色褪せることのない激素晴らしい録音です。コノ時期が最充実期であることは、2004年FUJI ROCKで驚きの再集結を果たした時も初期メンバーであったことでも明らかです。そんな大江在籍時ルースターズはどれも見所アリですが、当時3ヶ月友達に借っぱなしで「借りパチする気か!」と激怒された思い出深き2ndを紹介。
 中身はラジオのチューニング音もイカすベンチャーズで有名な「Wipe Out」でスタート。池畑潤二のドラムもバリバリです。そしてコニー・フランシスの激グレイトカヴァー「Lipstick On Your Collar」、甘酸っぱい「One More kiss」、最高傑作と言いたい強烈R&R「Sitting On The Fence」、花田氏が歌うメロウな「Girl Friend」とA面は全て最高でした。他にも痛快に不満爆裂の「Dissatisfaction」、別れた女をコキおろす「Fade Away」、スピード感満載のボ・ディドレー「I'm A Man」など聴きすぎて録ったテープもワカメ状態となった凄まじき内容です。フォロワー的バンドも次々出ましたが何れも敵いません。
「美しいものは儚いと悟らされた、大江慎也の絶頂期がココにあり」
::more
2007.11
09
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
472.jpg



 80年代中盤までの九州発の連中の音は熱い音源でいっぱいです。パンク通過後のニューウェーヴR&Rの中でも、いわゆる“めんたいロック”と括られてた一群でとびきり光ってたのがモッズ・ルースターズ・ロッカーズ・シナロケとかでしたが、東京結成ながら石橋凌&田中一郎の九州男児が引っ張った初期ARBも凄まじい名作連発で全国男子の心を鷲づかみ状態でした。なんせ一人が持ってた音源をダビングに継ぐダビングでカセットで廻すもんですから酷い音でしたが、何回ダビングしても石橋凌の熱きメッセージは消えることの無い男気に溢れたものでした。高校生になったら憧れが高じてコピーバンドまでやっちゃうくらい惚れこむ存在でしたが、まもなくして年末の浅草で一緒の舞台に立てたことは最高の想い出です。そんな熱きARBサウンドの原形ができあがったといえるのがこの2nd「Bad News」。ひたすらデッドな音処理が逆に生々しさを浮かび上がらせる好盤で、曲も重要曲多数収録の必携盤です。
 アルバムは激しいビートにシニカルな歌詞が乗っかる「乾いた花」からスタート。北野武も一時期聴きまくったという名曲です。そしてヒステリック・ヒッチコックと韻の踏み方も激かっこええクール極まりない傑作「ノクターン・クラブ」、「お前はいつも女だった」と男気満載で突き進みます。そして初期を代表する名曲「Tokyo Cityは風だらけ」です。唯一ライブ録音となるこの曲は盛り上がり必至のアップ曲で、演奏前の凌の「Tokyo Cityは?」という煽りから熱くなります。中盤も「BLACK & RED」、「ラ・ラの女」、「空を突き破れ」など完璧としか言い様のない完成されたARBサウンドを突きつけます。「暗闇に爪を研ぎ、生き抜くために牙をむく」とシビれるフレーズも登場の「Tiger」なんかも必聴です。終盤のハイライトは何といっても「Bad News(黒い予感)」です。あちこちでクーデターが起こりだすと歌ったその歌詞は当時から社会情勢が何も変わってないことに驚きます。そして他の人がやると一発でくさくなる、凌の台詞も渋い「鏡の中のナイフ」と最後まで突っ走ります。パンクな感触が絶妙にブレンドされた、この辺の音は初期BOOWYも影響大でした。
「この後も砂丘1945年あたりまで必聴アルバムを連投。こんな硬派な人等は今いません。凌、また気が向いたらARBやっとくんなはれ!」
::more
2008.03
19
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
a2121.jpg



最近CMで「あらいぐ~ま・ま・ま・・・・」と尻取りRock'n Rollが可愛く流れる横浜銀蝿は恥ずかしながら子供の頃に大好きでしたが、そちらのほうはすぐに飽きてもっとCoolに感じたのがこのアナーキー。音楽もファッションも衝撃的であった70年代後半のパンクの登場後にクラッシュやピストルズの影響を受けた我が国のシーンでも日本版パンクのニーズが高まった頃、初期の代表選手として君臨したのがこの人達でした。決してアンダーグラウンドではなく普通にチャートにも登場するくらいの熱烈歓迎であった記憶があります。ツッパリブーム真っ盛りの頃、ボンタンやらバギーらのいかついズボンをこぞってはきアナーキーやクールス、モッズを聴くってのがカッコええとされたもんです。(←私らの中学) 荒れまくりの弱肉強食の学校でしたが、ケンカはそんなに強くなくともそれらで連帯感を持って楽しく生き抜くことができました。しかしこのアナーキー。今聴くと初期パンクやR&Rを主体にした結構軽めでコンパクトなサウンドでしたが、それが逆に仲野茂のアクの効いた吐き捨てるような唱法と時代に合致した絶妙な不平不満のブチまけ具合を浮き彫りにする名演の連発と相成っております。当時、何にでも反抗したりハミ出ることがカッコええと思い始めてきた思想にはピッタリのワルな音楽でした。
 衝撃の1stから勢いそのままにすぐに出た大注目となった2nd。初っ端のアップテンポ「叫んでやるぜ」から最高です。奴等はTVや雑誌に振り回されてるだけだと大人社会への不満をいきなりブチまけますが、その裏には自分をしっかり持てという熱いメッセージも感じとれる名曲です。そしてチャラ男批判で金が無ければアイツもつまらない奴さという歌詞が我々貧乏人に熱い支持を得た「Suke In Weekend」、建て前だけの省エネなんかやめてしまえと今のエコ崇拝社会にも聞かせたい痛快な「省エネSONG」、自分のアイデンティティを打ち出せと教えてくれた「'80維新」と傑作のオンパレード。後半も時代がおかしくなってきた事を見事に切ってみせた「80年の町」が秀逸。政治家不信や子供の自殺増加に警鐘を鳴らすとこなど20数年前にコレらを問題視して既に歌にしていたのは驚愕です。退屈な毎日を軽快に描いた「おわかりブギ」に、初期では珍しいスロウ「"530"」なども実にええ曲。聴いてると物分かりのエエおっさんになってはいけないと考えてしまいます。全編シゲルのVoがやはり素晴らしいですが、藤沼&逸見の小気味良いギターワークも大貢献してます。殆どの曲が3分以内に簡潔にまとまっているのもエクセレント。
「中学に入る前、アディダスのカバンにぴしゃりと貼ったアナーキーのロゴ。反抗心は今も捨てません」
::more
2008.03
21
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
e0965.jpg

陣内孝則が若き日にロックンローラーとして活躍したバンド時代を描いた映画のサントラ。80年代前半、音楽に目覚めた頃にTVで見た“TH eROCKERS”のロックンロールレコードは疾走感抜群でステージングも尖がった無茶苦茶カッコええもんでした。当時のめんたい3大バンドとしてルースターズ、モッズと共にビカビカに輝いてたのが、この陣内率いるロッカーズでした。その後、解散して陣内はメキメキ俳優として頭角を現してきて非常に嬉しかったのですが、バラエティで財津一郎のモノマネ(←結構おもろい)なんかも披露するひょうきんさには少々驚いたもんです。自分が大学生の頃、見事再結成も果たしNew Year Rockフェスなんかにも登場し狂喜しましたが、暫くして音楽活動時の右腕でもあったギタリスト谷信雄の事故死によって永遠にオリジナルメンバーでの再結成は閉ざされます。残念な出来事でしたが、そのロッカーズ谷氏に捧げるべく陣内自らメガホンをとって製作したのが、この映画「ロッカーズ」です。映画は佐藤隆太や玉木宏をキャスティングしたもので「軽めの青春映画か」と最初は少々懐疑的でしたが、WOWWOWでやってたのをチラ観してると面白くてずっと観てしまいました。中でも陣内役の中村俊介の好演が光っておりバンドシーンの再演など当時の雰囲気を上手く再現したもので好感が持てるものでした。
 さてこのサントラ。映画でもバシバシ挿入される中村俊介ロッカーズの演奏が収められてますが、コレがまた侮れません。なんと博多時代からの盟友であり、全盛時に映画「爆裂都市」でも陣内ロッカーズと見事な融合を果たしたルースターズ(実際は初期メンバー中心に結成されたRock'n' Roll Gypsies)がバックを務めた迫力ある演奏がビシッと収められてます。やはり聴きモノはロッカーズの名曲の再演ですが「ロックンロール・レコード」、「ジャッキー」、「可愛いアノ娘」、「ショックゲーム」と中々の迫力で興奮です。また中村俊介も陣内調の艶のあるVoを見事に歌いこなしており、この予想外な健闘には拍手です。そして驚愕だったのがルースターズ初期の名曲「どうしようもない恋のうた」や「恋をしようよ」なんかが取り上げられてることで、コレがまたええ出来です。もともとのオリジナルの人等の演奏であるので悪いわけありません。池畑氏の痛快なドラミングや花田氏のシャープなギターも健在で嬉しい限りです。他の人等も多数収録ですがJive調のザ・トラベラーズは一際光ってます。そして締めはオリジナルのロッカーズ名曲「涙のモーターウェイ」がライブで収録。最後だけは陣内の兄貴と谷氏がビシッと締めるあたり憎い構成です。
「やっぱロケンローラーな陣内氏が一番カッコええです。封印せずにまた演ってね」
::more