Fuego / Donald Byrd * 1959 Blue Note

Hard Bop
ファンキージャズを象徴するトランペッターであるドナルド・バードの出世作と言われる作品。ジャケのデザインが素晴らしいので、ついつい買ってしまうブルーノート盤ですが、内容も大変充実した傑作でございます。全ての作曲をバード自身が手掛けている意欲作でもあります。アルトサックスはジャッキー・マクリーン、ピアノにデューク・ピアソンが参加で、ハード・バップのカッコよさを共に盛り上げてくれてます。 モーダルなバー...

Sonny Clark Trio / Sonny Clark Trio * 1957 Blue Note

Hard Bop
アルバム「クール・ストラッティン」で有名なソニー・クラークのそれより一年前に録られた熱い記録です。前述の名盤は管入りのクインテットでの編成でしたが、ココでは題名のとおりBassのポール・チェンバースとDrumsのフィリー・ジョー・ジョーンズの3人とシンプルな編成です。そのせいかソニーの熱いながらもドッシリ構えたピアノプレイが存分に楽しめます。勿論、レコーディング・エンジニアは最高のJAZZマジシャンRudy Van Gel...

Face To Face / Baby Face Willette * 1961 Blue Note

Hard Bop
 私のオヤジはどういうわけかJAZZのレコードを若い時買い漁っていたようで、マイルスのウォーキンやサッチモ、MJQとか沢山家にありました。幼き反抗心から「父とは違うモノを」とロックやポップスばっか聴いてたのですが、センスの良いジャケットにはなんか惹かれるものが多少ありました。でも大学くらいになって、元々ハモンドの音が大好きだった私は「ジャケが、いかしてる」のと「ハモンドでJAZZ」っていうのに非常に興味が沸...

Cookin' / The Miles Davis Quintet * 1957 Prestige

Hard Bop
プレスティッジ期のマイルスはモダン・ジャズの頂点みたいな名演が多いですが、しっかり聴くようになったのは大人になってから。この時代のLPが若き日の親父のコレクションで何枚も家にあったのですがワケのわからん反抗心で昔は殆ど聴きませんでした。しかしヘンな拒絶心が取っ払われた後に聴いてみると自分が理想とするジャズのクールな音がいっぱいで「何でもっとはよ聴かんかったんや」と後悔しきりでした。さてこの時期のマイ...

Blue Train / John Coltrane * 1957 blue note

Hard Bop
 はっきりいって親父がコルトレーンでは唯一持ってたジャイアント・ステップを高校当時のバンド仲間と耳にしたとき全然スルーでした。「何やコレ?」「吹きすぎっ!」「ワケわかめ」など散々いってポイですわ。しかも家の構造は物干し場への通り道となる部屋だったため友達がいたら正に“おかんとマー君”状態です。そらぁヘンに両親に食いつきのエエ行動を起こすと大変だったので、親父のレコードはこそっと聴いてすぐしまう。それ...

Bags Groove / Miles Davis * 1955 Prestige

Hard Bop
 JAZZのイメージっていうと、まずどうしても頭に描いてしまうのが所謂ハード・バップ的なもの。本当はもっと自由で色んな形態があるのでしょうが、個人的には渋くクールな匂いが充満している50~60年代のプレスティッジやブルーノート周辺のJAZZは魅力的なものが多いです。テーマがあって、わりとメロディアスなアドリブが展開されるハード・バップはJAZZの王道みたいな感じで実に親しみやすさを感じたりします。そこに強烈な個性...

Our Man In Paris * Dexter Gordon * 1963 Blue Note

Hard Bop
 ぶっとい音での武骨なブロウが、いつ聴いても胸の奥底にある男気スイッチをOnにしてくれるデクスター・ゴードン。“チンチンついてるからにはテナーはこう吹かなあかん”とでも言ってるような音色は、豪快でホンマかっこええです。結構、好みの作品が多い人ですが、「あ~チュニジアの夜が聴きたいっ」と思う時、真っ先にチョイスしてしまうのがデクスターの本作。50年代は麻薬に溺れてヘロヘロやったのに、60年代奇跡の復活を果た...

A Night At The Village Vanguard / Sonny Rollins * 1957 Blue Note

Hard Bop
 人間の肉声が最も魂を揺さぶる楽器だと思ってますが、たまに歌無しの音楽を聴きたいってこともあります。そんな時、体が自然に欲するのはアコースティックでクールなジャズ。正直、フリージャズくらいまでいくと耳がついていかず“なんじゃこりゃ”で全く受けつけませんが、50年台~60年代のブルーノート系の音源はカッコええ音で満載。個人的にはサックスやオルガンのリーダー作が好み。熟練された人間技とセンスが無いと成立しな...

Vol.2 / Sonny Rollins * 1957 Blue Note

Hard Bop
 たまに4ビートの音楽を聴きたくなるのですが、スリルあるアドリブがジャズのたまらんところ。基本3和音に味付けしていくポップスに比べると、色んな音が入るから取っつきにくいとこもありますが、何でもありの自由さは魅力的でよりプレイヤーのセンスが問われるところ。曲がどうこうというよりも楽器演奏を楽しむのがメインなので、同じ曲でもプレイヤーによって全然曲の表情が変わるのがおもろいです。だいたいテーマとアドリブ...
このページのトップへ