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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2005.09
12
Category : Jazz Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
20050912022727.jpg

俳優の武田真治です。今もバラエティーから音楽まで幅広く活動中ですが、そんな彼の1stです。サウンド的にはオーソドックスなJAZZでは無く最近のMaceo ParkerやCandy Dulferのスタイルに近いFunkスタイルで、コレがなかなかイカしてます。元チェッカーズの武内亨がプロデュースしていてギターも弾いていたり、スカパラのホーン隊が参加していたりで花を添えますが、全般的にハモンドオルガンがフューチャーされたアレンジはホント私好みです。最初TVで本盤収録の「サファイアを手に入れろ」を見たとき一発で気に入りました!Acid Jazzの影響も受けた感じFunkは、武田氏のModsな風貌、ファッションと共に非常にカッコよく私の目に映り「コレや!」と思い、迷っていたテナーサックス購入を決めました。Saxって男前ですもんね。
 収録曲は結構バラエティーに富んでいて、Vocal曲You And Me Make LoveではLoleatta Hollowayが唄ったりしてます。ベストはCarolyn Hardingが唄うFree Your Soul「Froggy!」で前者はVibeが実にイイ味を出した'70sソウル風の名曲。後者はCoolなエレクトリックファンクで豪快なブロウが心地良いです。
「メチャいけの武田真治・・侮れないですよ!」
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2006.03
27
Category : Jazz Funk
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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ブレイクビーツではAlligator Bogalooで有名なアルトサックス奏者ルー・ドナルドソン。元々ハードバップ系のジャズでならした人ですが'60年代のこの作品はコノ時期台頭してきた所謂ソウルジャズ的作品です。いわばゴスペルやブルースのコード進行や音使いを用いたジャズで非常にHipながらストレートなジャズとはチョッと感触が違いますが、後のファンクなんかにも繋がるようなスタイルでなかなかゴキゲンです。ココではJohn Pattonのオルガンが大きくフューチャーされていてアーシーなオルガンジャズが展開されてます。
 1曲目からパットンの名をタイトルに冠した「Bad John」で誰が主役なんかわからんくらいオルガン大活躍のグレイトなシャッフルナンバーでかなりエエ感じです。そしてブリブリのゴスペル調「The Holy Ghost」は非常にソウルを感じます。いい意味で泥臭い中、進んでいきますが最も素晴らしいのがタイトル曲「Good Gracious」。ドナルドソンのオリジナルですがブルージーながら程よい緊張感があるアップテンポで、ギターのGrant Greenからオルガンそしてアルトサックスと各々がノリノリで素晴らしいソロを展開していきます。特に主役のドナルドソンはココでは非常に男前なソロを吹きたおしてます。最後はチャーリー・パーカーの影もちらつかせるバラード「Don't Worry 'bout Me」でグッと渋く決めます。
「オルガンジャズ好きは避けて通れない珠玉の逸品です!」
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2006.11
27
Category : Jazz Funk
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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 元々グループ名の冠に“JAZZ”の文字がくっついていたクルセイダーズ。'60年代初めからアルバムを出し続けた彼等が名前をシンプルにし、Motown系のレーベルに移籍してポピュラーな存在になってからのGroovyな名演を集めた編集盤です。ずっとフュージョンど真ん中のバンドやと思っていて、フュージョン=「魂を揺さぶる事の無い退屈極まりない音楽」と決め付けていた私にとって自分の聴くべき範疇外の人等と思ってました。学生時代に先輩から借りてしょーもないモノばかりではないと心を改めたのがStuffとかこのクルセイダーズでした。日本産の一部のくだらない人気フュージョンバンド=フュージョンっていう脳内図式による大いなる誤解やったんすな。それにしてもジャンル分けとは恐ろしいもので大変便利ではありますが全て一緒くたになって分けられますので、決め付けで聴いてると良いモノに気付かず損することもあります。そんなことでJazzっていうより70'sソウル、ミーターズやスティーリー・ダンあたりと聴いても違和感無く聴けるこのアルバムは、適度にJazzyでありながら熱いFunk感覚もしっかり詰まった名演がズラリです。
 何といってもJoe sampleのCoolなエレピにWilton Felderのテキサス魂溢れるテナー・サックスが聴きモノですが、ドス黒いファンク「Scratch」、「Creole」、「I Felt Love」なんかはCoolでマジでしびれまくりです。またDavid T.Walkerもナイス・アシストする「Don't Let It Get You Down」、田舎道をゆったり前に進む感じがたまらん「Way Back Home」などゆったりしたグルーヴも最高です。都会的なサウンドにRandy Crawfordのソウルフルな歌をフィーチャーした「Street Life」あたりも聴き逃せない逸品ですが、本作最後に収められたキャロル・キングの「So Far Away」なんかはStix Hooperの正にグルーヴィーなドラムにリラックスしたWayne Hendersonのトロンボーンも実にエエ感じ絡むグループ真骨頂的グルーヴで言う事無しです。
「ファンク・バンド、クルセイダーズここにあり!余裕たっぷりの演奏がニクいでっせ。」
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2007.06
28
Category : Jazz Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 マイルス・デイヴィスと同じくアコースティック・スタイルのジャズでも名声を収めながら、エレクトリックを大胆に導入し進化し続けたハービー・ハンコック。ブルー・ノート時代のカンタロープ・アイランドなんかも激クールですが、ファンクに触発された'70年代のグルーヴィーな数々のトラックも見逃せません。近年のライブでもヘッド・ハンターズ時代の曲をバリバリに演ったりもしていて、もうそのカッコ良さに脱帽でしたがこちらはその'70年代に極めたジャズ・ファンクばかりを全てシングル・ヴァージョンばっかで綴ったリマスター編集盤。オリジナルより短いですが、いささか長尺な傾向にあるジャズ・アルバムよりコンパクトで気軽に聴きやすいサンプル盤やと思ったら全然OKです。
 強烈なのはNHK風に言うなら“その時歴史が動いた”ヘッド・ハンターズ1曲目「Chameleon」です。'80年代のヒット「Rock It」ではHip Hopとの接近もあったハービーですがココではその原点ともいうべき最高のグルーヴを構築してます。タイトル通り怪しげなハービーの音色に実にファンクなベース・ライン、そして絶妙のブリッジと文句無しの大傑作ファンクとなってます。ゆったりとした「Watermelon Man」再演に続いてはファンクに触発された事を明らかに宣言するズバリ「Sly」。えげつないハーヴィー・メイソンのドラムも堪能できます。中盤で凄いのは「Spank-A-Lee」に「Actual Proof」。ポール・ジャクソンのベースも暴れまくりで最高です。以降ワゥ・ワゥ・ワトソンやレイ・パーカーJrを擁したグループで「Doin' It」、「Hang Up Your Hang Ups」、「Spider」と絶妙Gカッティングを配置したハービー流ファンクを量産。後半はハービー自身によるヴォコーダーをフィーチャーした洗練されたファンクを4曲収録ですが、ポップなアプローチもカッコいい「You Bet Your Love」など一級品の曲が押し寄せます。しかも最後にはたまらんお楽しみが。なんと「Chameleon」のRe-Mix 12inch Versionで、それまでが序章に過ぎなかったとまで感じる悶絶レア・ヴァージョンで、コレだけはCoolな演奏が飽きることなく14分と長きに渡って楽しめます。もう賞賛に値する快挙の収録と言えます。
「オーソドックスなジャズに固執しないで進化し続けたハービー。実にファンクなおっさんです」
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2007.07
03
Category : Jazz Funk
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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セクシーていうのと、エロいっていうのは似て異なるもんです。セクシーなグルーヴっていうとな~んか洗練された感を伴いますが、エロいグルーヴっていうほうがより汗臭さみたいなものが伝わりよりヒューマンチックに感じます。着飾ったものや付け焼刃ではなく、中からにじみ出る元来生まれ持ったもんや場数・経験が無いと出せへんのが「エロ」やと思いますが、しっかりエロいプレイができる人はそう簡単にいてはりません。この黒人オルガン・プレイヤーのジミー・マグリフのファンキーなアルバムはジャケのエロさもさることながら、演奏のほうも極めてエロいグルーヴでなかなかゴキゲンです。ブルーノート等に所属したジャズ界の大御所ジミー・スミスとも接点を持つマグリフですがアイク&ティナでお馴染みのR&Bレーベルであるスー・レーベルなんかにも録音があるようによりソウルフルなオルガン・プレイを楽しめます。
 中身はソウル・ジャズ的な演奏が主体でスリリングなハード・バップなんかとはまた感触が違いますが1曲目のタイトル曲「Groove Grease」にあるようなファンクな感覚は文句無しにかっこ良いもんです。続く下から突き上げるようなグルーヴもたまらん「The Bird」はテナー・サックスも加わりエロさ満点。中盤の聴きどころはフォービートに乗ってアーシーなオルガンが炸裂する「There Will Never Be Another You」が本当に素晴らしい出来でややオフビート気味に音を奏でるマグリフがたまりません。またのどかな夕日が目に浮かぶ「Canadian Sunset」なんかもファンキーに決めちゃってくれてます。後半戦もファンキージャズのお手本のような「Moonglow」に「Red Sails In The Sunset」、「Secret Love」と心地良いグルーヴが最後の一滴まで満喫できます。
「連れ込みホテルで最高のおもてなしをされたようなこの感覚。マグリフさん、流石でんな」
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2008.04
18
Category : Jazz Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
coolin groovin

 「なんぼ金はらってでも生で見たい」ってライブがあるとするなら、まず思い浮かぶのがこのライブ。JAZZ、SOULの一番美味しいところを知りつくした職人プレーヤーが、一同に集まって奇跡的Grooveを見せつけたのがこのライブ。しかも1993年の日本の地、東京・渋谷でです。初期のクルセイダーズのようなインストでのジャズ・ファンク的アプローチを極めたような名演がパッケージされた、まさに垂涎のライブとなっております。バンドリーダーはキング・カーティスのバンドでも有名な大御所ドラマーBernard Purdie。しかも他のメンツがまた凄いことです。Pardieとのコンビ芸であらゆるアトランティック系名作に顔を出したグルーヴ・マスターのベーシストChuck Rainey、ブルーノートの名作多数のファンキーアルト奏者Lou Donaldson、パーディ同様キングピンズの盟友パーカッショニストPancho Morales、ジャズ名門プレスティッジのセッションで活躍したトランペッターVirgil Jones、スインギーなオルガンジャズで知られるSonny Phillips、無名ながらいぶし銀ブロウを聴かせるテナーサックスBill Bivensとコレで悪いワケなかろうってなプレーヤー集結です。しかし、このライブの価値を最も高めたのがソウルジャズ界唯一無二の職人ギタリストDavid T.Walkerの参加です。元々ギタリストはスタッフのコーネル・デュプリーが参加予定であった本セッションに病気キャンセルとなり急遽参加となったそうですが、これがまた結果オーライ以上の奇跡の一夜を生み出しています。David Tの甘美でとろけるようでいてしっかり塩も効いたプレイは絶品です。真似しようにも真似できない人間技特有の複弦グリッサンドやトリルを効果的に使ったそのグルーヴィープレイはマジで聴き惚れること必至。これを貸してくれた高校時代のツレにもマジ感謝です。
興奮のメンバー紹介と共にスタートの「Tighten Up」から極上のゆったりグルーヴがいきなり満喫できごきげんさんです。David Tからプレーヤー全員が名刺代わりに披露する余裕しゃくしゃくのソロ・プレイも最高でほっといても腰が勝手に動きよるって感じです。続くアラン・トゥーサンの「Everything I Play Is Funky」はLouが自身のリーダーアルバムでも取り上げていた十八番。またマーヴィン・ゲイ「What's Going On」ではDavid T節炸裂のスタッカートを効かした十八番プレイ連発でたまりません。まさに彼の真骨頂のプレイが堪能できます。ムーディなサックスで「Misty」を決めた後はブルース「Whisky Drinkin' Man」とリラックスさせてくれます。後半はJ.Bの代表曲「Cold Sweat」、Louの代表作「Alligator Boogaloo」でおっさんのファンク魂をビシッと提示。ちょっとやそっとじゃ生み出せん真の“Funky”なプレイをこれでもかと提示。皆が「どや顔」で演ってるのが伝わる名ライブです。
「皆が尊敬する生き証人達が奏でる本物グルーヴ。タイトルに偽り無し。」
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2008.10
15
Category : Jazz Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
free blue

 最初はナメてかかってたフリーソウル・シリーズも美味しんぼ並みの長寿シリーズとなり、もはやブランド化してます。このシリーズの楽しみは仁鶴ではありませんが「大発見や~」(←古い)的な、「知らんかったけど名曲やでコレは」ってな曲を教えてくれるところ。浅い知識で、皆に百も承知のような顔して喋ることが好きな私にとっては打ってつけのコンピです。古い曲でもクラブシーンで好まれるような現代のヒップな感覚で聴けるものをチョイスしてるとこがミソで、逆に言うと「今、聴くにはちょっとイタい曲」は省いてくれてるので実にありがたいブツです。今迄は大手レーベル別にソウル曲中心に編集したものや、アーティスト別に通好みの選曲された編集モノが多かったのですが、本作はジャズ名門ブルー・ノート・レーベルでのフリー・ソウルの冠が付いたモノっていうことですごく気になってた盤。借りモノではありますが、やっと音源ゲットです。
 中身はGene Harrisのスティーヴィー・ワンダー・カヴァー「As」で最高の幕開け。元曲が名曲中の名曲ですので、こっちもやはり良いです。クラヴィネット爆裂の70sグルーヴ満喫間違い無しのRonnie Laws 「Always There」も心地良さ満開です。都会的なグルーヴが素晴らしいトランペッターで、レーベルの重要人物Donald Byrdはヴォーカル入りのソウル寄りの名曲を3曲も収録。「You And Music」、「Think twice」とありますが、ファンキーなベース・ラインに乗って洗練された男性Voも素晴らしい「Dominoes」でのダンサブルな感触は激黒です。ゆったりとした昼下がりグルーヴの中、突然テンポアップしてオルガン・ソロ炸裂のRonnie Foster 「Tuesday Heartbeak」も聴きモノですが、ファンク臭が充満して換気が必要な中盤の流れもシビれます。御大JBの名インストの激クール・カヴァーでGrant Green 「Ain't It Funky Now」、オルガン奏者Lonnie Smithの泥臭い「Move Your Hand」とJB'sファンは必聴の山場。JazzとFunk,Soulが濃い血縁関係にあることを改めて証明です。この後も、淡々と進むベースラインにコンガが納豆のように絡みピアノ・ヴィブラフォン・フルートでモードに決めるDuke Pearson 「The Phantom」は麻薬のような中毒性の高いトラック。ハービー・ハンコックの「カンタロープ・アイランド」を彷彿させてくれます。そして言わずもがなのロバータ・フラック曲のグレイト・カヴァーMalena Shaw 「Feel Like Makin' Love」。定番中の定番メニューでいつ聴いても心地良さ抜群です。最後は女性フルート奏者Bobbi Humphrey 「You Make Me Feel so Good」で華麗なグルーヴで締め。
「70年代のブルー・ノートに疎遠な人にもってこいのナイス・コンピでした!」
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2009.09
27
Category : Jazz Funk
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
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 理想のオルガンプレイをいっつも聴かせてくれるジェイムス・テイラーが21世紀突入後に発表した入魂の1枚。念のため、言っておくとアメリカのシンガーソングライターとは全くの別人です。80年代からナイスなジャズ・ファンクを量産し続けてきたセンス抜群のU.K.オルガン・プレイヤーで、ロニー・スミスやベイビー・フェイス・ウィレット、ジミー・スミスなどの名プレーヤーの流れを汲んでアシッド・ジャズが流行った時に一気に頭角を現した人。米国のSouliveなんかと同様、クール極まりないジャズ・ファンクを安定供給してくれてましたが、中でもライブ感溢れる録音も素晴らしい本作は最も聴いたグレイトなインスト集。サックスとオルガンを中心に据え、グルーヴしまくるバック・サウンドを従えアホほど気持ちええファンクが大爆発です。
 中身で第一に挙げたいのは、何といってもタイトル・トラックでもある「Message From The Godfather」が鳥肌ビシビシの強烈グルーヴ。その名の通り、ファンク界のゴッド・ファーザーJames Brown大先生が統率した全盛期J.B'sをおおいに意識したサウンドが炸裂で、テーマからアルト・サックス、オルガンのソロへと流れるシビれる展開は耳が釘付けになります。まさにオリジナルJB'sのParisライヴを彷彿させるファンキーさは格別。5分半の曲ですが、ホントに何分でも聴いていたい至福の時間が流れます。またグラント・グリーンばりの渋いギターをフィーチャーした「Who Put A Hole In My Head」や、アリゲーター・ブーガルー調の「Splat」なども腰が勝手に動くこと必至のナイス・グルーヴ。ド頭に収録されたアップテンポで豪快に迫るオルガンプレイとGカッティングの対比もナイスな「Side Stepping」に、地を這うベースリフがグイグイ引っ張る「Chalkpit」と、とにかくゆったり感ではなく緊迫感に満ちたバンド・サウンドはどえらいカッコええ音です。そして中盤から後半も文句無しの展開が続きます。ブロウしまくるサックスも映える「Willma Will」、リズム隊のコンビネーションがとにかく素晴らしいフルートをフィーチャーした「Tough Chicken」、クール極まりない「Isabella Boogaloo」、8分近くJB's直系グルーヴが炸裂する「Ma Che Cosa?」とスタジオ・ジャム感覚の臨場感もたまらん名演がズラリ。ラストもアップテンポの「When In Rome」でテクニカルかつファンキーな指さばきを披露。ほんまにカッコええオルガン・プレイが随所で爆裂した素晴らしきアルバムです。
「中途半端にお洒落なサウンドを追求しなかった潔さが光る傑作。シビれる~」
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2009.10
05
Category : Jazz Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
sax go go

 できることならコノ人のサックスになりたいっとアホな妄想までしてしまった美人サックス・プレイヤー、キャンディー・ダルファー。登場したとき、マリリン・モンローみたいな出で立ちでファンキーなサックスを吹きまくるって図式が衝撃的で一発で虜になっちゃいました。当時、メイシオ・パーカーがファンク宣言をしJB'sの音も再評価されてた時期で、世の中のニーズもあったとはいえHip Hopさえも意識したサウンド構築には新鮮さも手伝って完全ノックアウト。どことなしにエロいところも◎です。
 さて中身ですが何はともあれタイトル・トラック「Sax A Go-Go」です。もうクレイグ・マックやビギーとも激傑作を残し晩年のマイルス・デイヴィスとも仕事したイージー・モー・ビー手掛ける激ファンキーなアゲアゲナンバーですが、今聴いても意味も無く興奮するナイス・トラック。Rapも入った、Hip Hop時代を見据えたカッコええトラックはセンスの賜物で、今迄アダルトなイメージだったサックス・リーダー・アルバムの常識を覆すカッコ良さに溢れかえってます。そして興奮なのが師匠連中との共演。何とThe J.B.Horns (Maceo Parker, Pee Wee Ellis, Fred Wesley)が揃い踏みです。ゴキゲンな新旧ファンキーの競演が実現した「Jamming」も必聴のファンキーな一撃。またド頭の「2 Funky」ではベイエリアの風も感じる軽快な曲調の中、エミリオ・カスティーヨ率いるTower Of Powerのホーン軍団が参戦。相性抜群でバッチリ楽しませてくれます。カヴァーも秀逸で、しっかりハート鷲づかみです。アヴェレイジ・ホワイト・バンドの大ヒット「Pick Up The Pieces」に、Gene McDanielsのクラシック「Compared To What」もアシッド・ジャズ風にクールにきめ。言うこと無しのグルーヴィーさで、もうホントたまりまへん。他にもマーヴィンの70年代彷彿のミッドナイト・グルーヴ「Mister Marvin」などメロウで良いのもありますが、カッコええのはやはりファンキー・ナンバーで「Bob's Jazz」あたりは小気味よく絶妙のタンギングで昇天させてくれます。最後に収められたのは御大Prince書き下ろしのスロウ「Sunday Afternoon」でしっとり締め。余談ですがプリンスのバンドの加入依頼も断ったキャンディ嬢。変態に染まった彼女も見たかったですぅ。
「殆ど私と同じ歳でしっかり応援したいキャンディ嬢。まだまだブロウしまくっておくんなはれ~」
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2014.09
07
Category : Jazz Funk
Theme : ジャズ/フュージョン
Genre : 音楽
Chain reaction

 フュージョンってよっぽど楽器好きでないとお店のBGMにしかならん屁みたいな音楽やと思うことが多かったのですが、しっかりグルーヴがあり心地よく“引っかかる”類のモンも結構あると大人になってから知りました。(←遅い) フュージョンって言ってもあまりに幅広くて正直あまり明るくないですが、個人的にはベース&ドラムのコンビネーションが面白くてフェンダー・ローズ系のエレピやサックスが入ったファンキーな感じが好み。苦手なのがF1のテーマみたいなの。。踊れる感じのファンキーな感じなのはクロスオーヴァーと呼ばれてた70年代頃には結構多く、好んで聴くのがこのクルセイダーズです。最初、ソウル・トレインに出て生演奏してるのを見て一発、気に入りました。ファンクやんけ〜と。クラブ・シーンでもターン・テーブルに乗っかることが多いという、このグループ。ソウル&ファンク好きにも支持されるのも、大きく頷けるドえらい気持ちええ職人グルーヴが満載です。
 そんなことでハズレが殆ど無いクルセイダーズの70年代黄金期の諸作。74年の本作はジョー・サンプル(Key)、ウィルトン・フェルダー(Sax、B)、ウェイン・ヘンダーソン(Trombone)、スティックス・フーパー(Dr)に加えて、唯一の白人でMr.335ラリー・カールトン(G)という布陣です。1曲目のウィルトン作「Creole」から重心の低いグルーヴがうねって最高。スティックスの叩き出すファンク魂を感じるビートに惚れぼれです。ウェインが存在感抜群のソロを披露するタイトル曲「Chain Reaction」、ジャジーな「I Felt The Love」に続いて登場するのが、本作で最もキャッチーなテーマを持った「Mellow Out」。ラリー・カールトンの作品でテーマに呼応して入るウェルトンのサックスがカッコいいです。中盤は、リラックスしたムードで癒やし系ソロが廻される「Rainbow Visions」、幻想的な「Hallucinate」の後には、ジョー・サンプル作のファンク・ナンバー「Give It Up」が登場。J.B'sを彷彿させるドス黒いグルーヴが炸裂で、グイグイ腰に来ます。この時代にしては早くもシンセを取り入れた「Hot's It」もスティックスのバスドラ&ハイハット・ワークがシビれるファンキーな逸品。そしてまたクール極まりないのが「Sugar Cane」。ジョー・サンプルのエレピと、ラリー・カールトンの巻弦単音を主体にしたリフの絡みが絶妙でセンス抜群というしかない名演です。オーラスはメンバー全員の共作となる「Soul Caravan」。緩急つけたリラックス・グルーヴの妙を涼しい顔してキメる感じ。生演奏の素晴らしさを余裕で伝えてくれます。
「個人技主体というより、グルーヴ重視で貫いた職人集団。ファンキーです!」
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2014.11
08
Category : Jazz Funk
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
don wilkerson



たいして有名じゃないテナー・サックスの人、ドン・ウィルカーソン。でも個人的には思い入れのある人。というのもジャズのLPを聴こうっ!と思った暇な学生時代、最初に自分で買ったジャズのLPがこのドン・ウィルカーソンと、ベイビー・フェイス・ウィレットやったのです。ブルーノートのアルバムなら、安いし、ジャケもカッコいいしってことで直感的に買ったのがコレでした。でも出てくる音はバリバリの4ビートではなく、いわゆるソウル・ジャズな音。イカついハード・バップな音をジャケから想像してたので、若干肩透かしではありましたが、この踊れるユルい感じはナカナカ。実際、踊れるジャズとして90年代になって再評価もされてました。吉本新喜劇のテーマにも使えそうな、イナタく泥臭いアプローチは、当時J.B.やらサム・クックとか聴きまくってたので自分にとって親しみやすいもんでした。
 中身は冒頭のブギウギ「Jeanie-Weenie」から谷しげる調でまぁ〜あ〜ゴキゲンさんっ!(←古い)です。さすが、黒いノリやなぁと思ってると、やはりR&Bでも活躍してた人でした。レイ・チャールズの“I Got A Woman”なんかでもバリバリ吹いてる人が、このドンやったのです。呼応するグラント・グリーンのお馴染みのギター・フレーズも上手く溶け込みます。自己主張せずブギなピアノに徹するソニー・クラークも珍しく、プレーヤー全員がリラックスしたような楽しい演奏は好感です。続く、泥臭くきめるブルース「Homesick Blues」はやや退屈ですが、後にクラブ・シーンでもウケたという「Dem Tambourines」は聴きモノ。この小粋な感覚は本作で最もクールなスタイルで、まるでソウル・シンガーのように歌うドンのサックスもええ感じです。また冒頭では歌声も入る「Camp Meetin'」も、ノリノリのブギ。50年代のレイ・チャールズそのものです。後半はブルース・シャッフルの「The Eldorado Shuffle」、オーラスのストンプ調「Pigeon Peas」と、スタジオ・セッションをそのまま録音したかのようなユルさ。ドンのテナーと同様に活躍のグラント・グリーンのギターが良いスパイスとなってます。
「やっぱジャズは踊れないとネ、とでも言ってるような楽しいセッション。気楽にいけまっせ〜」
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2017.04
09
Category : Jazz Funk
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
soulive bluenote



  しとしと雨も降る中、桜も咲き乱れ。これも情緒ありです。ここはグルーヴィーな桜ジャケのジャズ・ファンク・バンド“ソウライヴ”、東京でのライヴ盤です。数あるジャム・バンドの中でもトップ・クラスのセンスを持ったバンドで、ブルーノート時代のクールかつダンサブルなスタジオ作等で日本でも人気バンドとなりました。個人的にメチャ好みのオルガン、ギター、ドラムのトリオ編成で、60年代のオルガン・ジャズを彷彿させるとこも憎い人等。ただ時にはサックスやヴォーカルも取り入れ柔軟に時代にも対応します。よく似たバンドがレア・グルーヴ・ブーム以降登場してますが、やっぱ格がちゃいます。
 前半は真骨頂のトリオ編成でファンキーなオルガン・ジャズが炸裂。エリック・クラズノーのファンキーなGカッティングがハードなグルーヴを生む「Outrage」からノリまくれます。初期からの定番で代表曲「Steppin'」や「One In Seven」といったソロ廻しも聴ける延々グルーヴが炸裂。これは、たまりません。スティーヴィー・レイ・ヴォーンの「Lenny」でアーシーに迫りながら、ニール・エヴァンスがクラヴィネットにオルガンを駆使して聴かす'70s ファンクの様相の「Dig」で終了。そして後半はペット、アルト、テナーと3管ホーンが加わった6人体制でのグルーヴ。ゴリゴリのファンク「Cannonball」から、また素晴らしく、絶妙のアンサンブルに浸れます。アルト・サックスのサム・キニシンジャーは元々メンバーだった人で、自分がソウライヴ初体験だった名盤“ネクスト”の時は正式メンバーだった人。その“ネクスト”から「Liquid」、「Tuesday Night Squad」、「Flurries」と3曲も演ってくれてるのが嬉しいトコロ。どれもクールなジャズ・ファンクのお手本のような名曲。「El Ron」や「Vapor」などホーンのソロもスリリングでシビれます。そして最高すぎるのがドラムのアラン・エヴァンスがマイクを持って盛り上げる、みんな大好き「Tighten Up」でソロ廻しも織り込みながらオーラス。ジェームス・ブラウンや、バーナード・パーディもライヴで演奏してましたが、やはりこれは確実に気分が上がります。
「生グルーヴの美味しいとこを全部かっさらう人達、ソウライヴ! 心地良いです」
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