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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2007.03
05
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 ある程度のパターンが出尽くしたのか、定型化してもうたのか、はたまた自分がエエのに巡り合わんだけなのかココ10年くらいロックンロールは停滞感を非常に感じますが、機材の成熟もあってHip HopやR&B(リズム・アンド・ブルースやおまへん今の呼称)なんかはオモロイのが次々出てきます。やっぱ才能ある人材が豊富なんでしょう。しょーもなぁなりかけたらティンバランドやネプチューンズ等がエエ時に出てきてスクラップ&ビルドが上手に進んできた気がします。そんなHip Hopのここ数年の重要曲をお手軽感満載にコンパイルした盤です。この手のでは味気ないジャケの詰め込み盤が多いですが、コンポに乗っかる子供も可愛いジャケが秀逸な“路上”からの音源は活気に溢れまだまだガキな大人にもお薦めです。
 頭からLAの注目女性ラッパーAk'Sent「Zingy」で興奮です。続いて大ヒットに当の本人達もビックリしたというTerror Squad「Lean Back」、ラフ・ライダーズの姫Eveが堂々スゥイズ・ビーツに乗ってかます「Got What You Need」と絶妙の展開です。そして病みつき必至のクランクビートもたまらんPetey Pablo「Freek-A-Leek」、スパニッシュ風ビートも心地良い中国系MCのJIN「Senorita」、元カレのスコット・ストーチのトラックでレゲエ調ライムが異様にカッコよいLil' Kim「Lighters Up」とナイスなええトコ取りが続きます。中でも超強力なのがWC、マック10、アイス・キューブのスーパー・チームWestside Connection「So Many Rappers In Love」でピアノフレーズの効いた激クール・トラックに他MCに苦言を呈すフロウが貫禄たっぷりで最高です。また後半にかたまる歌モノもナカナカでネプチューンズ・ファレルのヘタウマVoも味わい深いN.E.R.D.「Run To The Sun」、ダイナスティーのサンプリングで女らしさを表現するBrooke Valentine「Long As You Come Home」、デスチャ脱退から華麗なる復活を果たしたLetoyaのラヴ・アンリミテッド使いのキラー・チューン「U Got What I Need」と最後までウキウキ感で満たしてくれます。
「これだけ鼻息荒い奴等の音です。リアルに響きまっせ」
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2007.07
23
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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ボーイズ'ン・ザ・フッドのラリー・フィッシュボーンに、名作ゴッドファザーⅢで好演したアンディ・ガルシアらの出演で1930年代のハーレムを描いた映画のサントラ。'90年代は“今月のサントラ”って感じで毎月アホみたいにアーティストの販促も兼ねて乱発されてましたが、結構楽しみでもありました。やっぱ他のアーティストとゴチャ混ぜで組まれるオムニバス盤要素が強いですから、リスナーの比較に耐え得るようアーティスト側も競争原理が働き収録曲中で目立とうと気合入ってる場合も多く、自分名義のアルバムより高質トラックがたまに入ってたりするから消費者としてはありがたいもんです。企画モンならではの競演やサウンド・プロダクションもやはり魅力です。
中身はタイトルトラック「Hoodlum」でスタート。Mobb DeepにBig Noyd & Rakimが合体し硬派に決めます。続く当時躍進のラウド同士でのタッグDavina feat. Raekwonによる「So Good」は出色の出来で、ダークな質感にレイクォンがおるというだけで最高です。本体Wu-Tang Clan名義がまた凄いのが収録です。なんとキャブ・キャロウェイの大ヒット、ミニー・ザ・ムーチャーの故ODBが吼えまくるウータン版「Dirty The Moocher」。RZAがバッチリ手掛けた強烈ロウファイなサウンドにキャブの声もサンプリングされた素晴らしき逸品。クライマックスはODBによる“ハァディハディハディホ~”の掛け合い、こらぁ絶品としかいいようがありません。そしてAdriana Evanceも映画の時代性を考慮したビッグ・バンドによるスイング・ナンバー「Lucky Dayz」でダイナ・ワシントンばりに決めちゃいます。またギャングスタ系シンガーL.V.The Clayton-Hamilton Jazz Orchestraをバックに渋くスイング。後半は歌もの中心ですがクルセイダーズ「Street Life」をRahsaan Patterson、コモドアーズ「Zoom」をBig Bubがカヴァーしてるのがなかなか秀逸です。他にも112 feat Faith Evance、Erykah Badu、Chico DeBarge、Tony Richと有名どころ多数参加となってます。
「やはりハイライトはODB。天国でキャブ爺さんと声高らかに演ってくださいな!」
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2007.10
03
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
s-def jam



 いや~しかし勢いあるレーベルの音ってのは、今も昔も旬の音が集まってきます。現在も秀作をドロップし続けるHip Hop系レーベル老舗デフ・ジャムですが、86年~97年の傑作爆発連チャンモード時代のコンピレーションです。設立当時のHip Hop黎明期は「こんな邪道なもん、はよ消えさらせ」くらい思ってましたが、シーンが大きくなるにつれ才覚あるアーティストも急増。知らんまにロックより断然おもろい音楽になってました。U2とか一部のグループとベテラン以外はな~んかスリルが感じられなくなった90sロックンロールを尻目に、トミーボーイとかデフジャムは実に時代に見合った需要を嗅ぎつけた音を発信してました。そんな当時、斬新であったサウンドの数々は、こうやって並べられると圧巻です。
 まずはレーベル初期からの功労者LL Cool Jの96年ヒットでチャカ&ルーファスの同名曲引用の「Ain't Nobody」でラシャッド・スミスがR&B的に決めます。LLは他にもメロウな「Hey Lover」、「Mama Said Knock You Out」と収録ですが、マーリィ・マール制作の後者は手に汗握るハードな力作で今聴いても血が逆流する名トラック。またへヴィなギターリフに乗っかった迫力あるラップが最高なBeastie Boysの特大ヒット「Fight For Your Right」はパンクな感覚もたまらんアゲアゲ感です。他にも集団ラップも迫力だったOnyxSlam」、マーヴィン&タミーの名曲をダークなビートに再構築した存在感抜群のラップが激カッコええMethod Man/Mary J.Blige I'll Be There For You/You're All I Need To Get By」、エリック・サーモンの懐刀でブチ切れラップも冴えるRed ManWhateva Man」、テディ・ライリーのBlack Streetsを従え堂々貫禄の女王Foxy BrownGet Me Home」、ミスターGファンクWarren Gのボブ・マーリィ大ネタ使い「I Shot The Sheriff」に、ティナ・ターナー大ヒット「What's Love Got To Do With It」とクールなトラック目白押しです。しかし何といってもズバ抜けたファンク感が素晴らしいのが初期の大物Public Enemy。「Don't Believe The Hype」に「Fight The Power」と誰もが認める2大クラシックが収録で何回聴いてもシビれます。歌物でもCaseOran Juice Jones等が収録ですが、2曲収録のMontell Jordanの初期ヒットはやはりグレイト。まさにHip Hop Soulなスリック・リック使いが衝撃的だった「This Is How We Do It」なんかトラック・歌共に身震いするカッコ良さですわ。
「ラッセル・シモンズさん。退屈せえへんかった20代をおおきにっと言いたいですな!」
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2008.03
11
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 テクノとの融合も進み、バウンス系やらサウス以降の電子音を主体に分厚く組み立てられるようになった最近の主流Hip Hopがしんどいとお嘆きの向きにピッタリのコンピレーション。コチラは90年代主流であったJazzやらOld Schoolのサンプリングや弾き直し主体に組み立てられてた、今やアダルトなHip Hopとして括られることが多くなった渋い音が充満したナイスな編集盤です。といってもココ3~4年の新録中心です。ピート・ロックやQ-Tip、ビートナッツ等が持て囃されたアノ時の音が今もしっかり継承されてるのは嬉しい限りです。アルバム全編、メロウなビーツで統一されておりオシャレで実に聴きやすいHip Hopで制作者のセンスの良さが伺えます。肝となるのはフェンダー・ローズ系のエレピ音やビブラフォン、ジャジーなギターですわ。
 イントロといえるCaural「In Tandem」から続く「Keep It Alive!」が本アルバムを象徴するといってよい心地良いエレピのメロウ・ループ炸裂で思わずニヤけてしまいます。正直Kero Oneの出世作であるこの大傑作が頭に収録ってことで中身も保証付きやと確信しました。収録曲ではこの曲しか知りませんでしたが、この味わいが全編味わえるとなるとコレはえらい事やと勝手に興奮してしまいました。そんなことで全編タイトル偽り無しのアンダーグラウンド中心に活躍してるアーティストのナイスなメロウ・グルーヴがひしめいてます。西海岸のPresto3rd Khindをフィーチャーしたシタールが印象的に決まる「Searching」、UKジャジーHip Hopの草分けFunky DLのフレンズ・オブ・ディスティンクション・ネタが心地良さ抜群の「Don't Even Try It」と前半数曲でもう顧客満足度急上昇間違いなし。マイアミ・アングラHip Hopの良心Cyneの「Growing」、サンディエゴからのJazzyな一撃Sound Providers「Braggin And Boastin」ではLittle Brotherも登場とギラギラHip Hopとは対極にあるCoolなサウンドに浸れます。途中、実にイカしたインストも収録ですがブルー・ノートの名プレーヤー、ボビー・ハッチャーソンへのオマージュとなるJ. Rawls「A Tribute To Bobby」などヴァイヴの音気持ち良すぎです。後半に進むにつれ癒し系Jazzyトラックが充実で、Thes One 「Tribute To Weldon Irvine」Flyphonic Feat. Cecilia Stalín 「I Will」などピアノが実に印象的な佳作が収録。最後は神秘的な雰囲気さえ漂うPanacea 「Limitless Pages」で美しくフィニッシュ。
「猫好きの人も心踊る、美的センス抜群のアルバム・カヴァーだけでも買いでっせ」
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2009.04
23
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 あれだけ隆盛を誇ったのに、今や完全にメインストリームから違ったところでしか存在しないジャジー系Hip Hop。ピート・ロックやDJプレミア、ビートナッツなんかのクール極まりない音構築にはシビれっぱなしでしたが、あのモノ・トーンな感覚はやっぱりたまらんモンがあります。今もケロ・ワンなんかがアンダーグラウンドながら90sテイストのジャジーで美味なHip Hopをおくり続けてくれてますが、本筋ともいえる本作収録のジャジー&メロウさは格別です。黄金期といえる90年代の彼等の仕事っぷりにリスペクトすると同時にループされたJazzアーティストにまで興味が向くナイスな90s Hip Hopコンピです。
 オープニングはDJプレミアの初期仕事で本作タイトルともなったGang Starr Jazz Thing」。比較的ストレートなJazz引用が今聴くと逆に新鮮。続くUs3のずばり「Cantaloop (Flip Fantasia)」はブルー・ノート公認が話題となった懐かしきクラシック。ハービー・ハンコックとHip Hopがマジで地続きです。Commonがコモン・センスと名乗ってた時代のクラシック「Resurrection」は何回聴いても足爪の先まで震える鬼トラック。続いてJazzmatazzプロジェクトでナイスな仕事を続けるGuru関連が2曲。Vol.2で聴かせたRamsey Lewis & Bahamediaとコラポした「Respect The Architect」や、本家Gang Starrでの「What I'm Here 4」と淡々としたラップはほんまにジャジーなトラックと相性ばっちりです。2001年停滞気味のシーンに喝を入れた西海岸からの一撃Dilated Peoples 「Pay Attention」や、ブルーノート印のMadlib 「Slim's Return」は素材の良さと非凡なセンスが融合した好例。今や歴史的に無視されがちなArrested Developmentも激ヤバの「Ease My Mind (DJ Premier Remix)」や、地味ながらジャジーな秀作を出してたDream Warriors 「California Dreamin'」等は嬉しい収録。新世代Jazz Man となるRonny JordanSouliveのブルーノート仕事の後は、フルート奏者Bobbi Humphrey 「New York Times (DJ Spinna remix)」、ヴィブラフォンを武器に名作を連打したBobby Hutcherson 「Montara (The Roots Remix)」からLes Nubiansのシャーデー・カヴァー「Tabou (The Roots Remix)」とアダルトな流れ。最後はD'angeloの1stからよりジャジーさ増した「Brown Sugar (The Main Body Mix)」でクールに締め。
「サウス系やバウンス系の音ばっかやったらつまらんです。派手なだけがHip Hopやないと言いたい激渋盤!」
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2009.11
07
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
blue strea



 たまにオッと思う映画を流してくれるKBS京都。この前、マーティン・ローレンスのアクションもたまらん10年前の映画、「ブルー・ストリーク」を放送してくれました。やっぱこの辺のドタバタ・アクションは理屈抜きに楽しませてくれます。話のほうは宝石泥棒がひょんなことからロス市警の刑事になり、難事件を解決していくっていう、現実ではありえん展開ながらテンポの良さで魅せます。この辺の映画は、な~んも考えんとボケーっと見れるのでイイです。当然、音楽のほうも、今も活躍する旬のHip HopやR&Bアーティストが楽曲提供。音だけでもそこそこ楽しめちゃいます。
 サントラは映画でも印象的に流れてたJay-Z 「Girl's Best Friend」でスタート。スウィズ・ビーツ手掛けるリムショットが効いたインパクト・トラックですが、ただそれだけ。カッコええのは次のAWBのPick Up The PiecesネタにTyrees feat. Heavy Dが疾走感バッチリに仕上げる「Criminal Mind」。これはノレまっせ~。他もリック・ジェイムズやユーリズミックス使用の大ネタトラック収録ですが、なかなかのしょーもなさ。ただ聴き逃せんのがWu一派からの刺客Reakwon feat. Chip Banksの「Blue Diamond」。ジョー・サンプルの緊迫感溢れるサンプリングに劇中ドタバタの中心となる“ブルー・ダイヤ”をネタにライミングで興奮です。他Hip Hop系でピカイチはサウス魂炸裂のキャッシュ・マネー勢で何と言ってもThe Hot Boys feat. Big Tymersの「Rock Ice」。これは理屈抜きに燃えます。存在感抜群のラップが最高なFoxy Brownの自分がいかにセクシーで金持ちかを厚かましくブチかます「Na Na Be Like」や、メロウなラップもイカす二人組Rehabの「Gimme My Money」あたりも聴き応え抜群。そして歌モノではやはりKeith Sweat御大。女性ラッパーDa Bratを従えロドニー・ジャーキンスのクールなトラックにミディアム「I Put On You」を決めます。もう声自体大好きなので無条件降伏です。ロドニー関連ではKelly Price嬢の「While You Were Gone」や、やかましいJa Ruleのラップだけ余計な女性4人組So Plushの「Damn」と総じてボトムの効いたビート曲で何れも好感触。塩辛ディープ・ヴォイス爆裂のRuff Endz 「Please Don't Forget About Me」も男気満載です。最後は昨年惜しくも逝っちゃったスタティックPlayaのティンバランド直伝チキチキビート炸裂曲「Playboy Like Me」で締め。
「決して侮れないサントラ盤。全編とはいきませんが、結構カッコええ音入ってます!」
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2009.11
10
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
nakata.jpg

 「キング・カズが現役であり続ける限り、俺もやるで」と言い放つサッカー狂の友達がいて、今年も社会人リーグでバリバリやってますが、その精神には敬服です。高校時代、弁当一緒に食ってて卵焼き取っただけで3日も口きかんかった短気な奴ですが、引っ越した今もなぜか近所にいて飲み仲間。子供のサッカークラブ通いを聞くとプレステのウィニングイレブンを各ヴァージョン10種類も貸してくれる熱い男です。ここは彼に敬意を表して中田英寿が現役時代監修した本CDです。R&BテイストのHip-Hopが好んで収録されており、事実試合前とかのバスでヘッドフォン姿が映し出された時はこんなのを聴いてたそう。第2集でもコン・ファンク・シャンやシェリル・リン、リック・ジェームスなんかのオールド・スタイル集を出しており一気に親近感も増したヒデ。現役時のカッコ良さも今や懐かしいですが、今度、東京での仕事関連イベントに顔出ししてくれるかもしれんのでちょっと楽しみです。
 現役時代のセレクションなので今やちょっと古い音源ですが、こだわりのリミックスを多く交えたイケイケな選曲。オープニングを飾るのはNelly feat. Jaheim 「My Place」。メロディアスなラップに野太いジャヒームの声が絡む好トラックで、デバージ“I Like It”のフレーズも登場。そして名作リボンジャケから「Ignition」収録のエロ求道者R.Kellyは自身が制作のGinuwaine 「Hell Year」も。ラガマフィン調も織り交ぜたケリー氏の存在感は抜群。中盤は渋い展開で、ブッといビートが気持ちエエLL Cool Jを迎えたCarl Thomas 「She Is」Mya嬢のファーサイド仕様「Fallen」のFat Lip & Treをフィーチャーした強力リミックス、“Life Is A Bitch”の好演が忘れられんAzJay-Z & Beanie Sigelが客演の「Wanna Be There」、Nate Dogg登場のウェッサイばりばりのチル・アウト系トラックのMemphis Bleek 「Need Me In Your Life」と絶妙の展開。後半、光るのは何と言ってもN.Y.ハーレム出身のCam'ron。よっぽどお気に入りなのか、癒し系ビートが心地よい「Hey Ma」に、ジャスト・ブレイズの早回し交りのビートがイカす「Oh Boy」と2曲収録。他にも嬉しいのは、U.K.白黒混交グループSugababesのヒットした「Shape」のfeat. Romeoのリミックス、Wu軍団からのMethod Man feat. Ghostfaceの「After Party」、Busta Rhymes & Fabolousの登場に胸躍るアフリカン・ビートがクールなLumideeちゃんの「Uh Oooh (Remix)」など気の利いた選曲。終盤の盛り上げ番長Fatman Scoopはフェイス・エヴァンス曲をバックにひたすらガナる完全フロア仕様の大ヒット「Be Faithfull」はイケイケの極致。そんな感じで全体が比較的、きらびやかでフロアライクなトラック中心に選曲されていてスタジアムでも映えそうな曲ばっか。
「我らのホームグラウンド西京極スタジアム。サンガの試合でもこんなん流してくれ~」
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2014.01
09
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Hip N soul

 凄まじかった90年代のR&BやHip Hopの隆盛時、刺激的な音がワンサカ登場。そんな最中、なかなかナイスな選曲で楽しませてくれたのが、このHIP N' SOULシリーズです。アルバム聴く程でもないってアーティストや、ヒット曲の別ヴァージョンといえるリミックスを上手いこと収めた良質コンピ。リミックスなど邪道やと思ってたものの、オリジナル超えの優秀リミックスがどんどん出てきて、そんなコト言うてられんようになってきたのがコノ時代。気に入った曲が違うドレッシングで楽しめるようになってマーケットを大いに刺激するようになりました。自分も喜んで聴いてましたが、たいがいリミックスってフロア用のヴァイナル主体の流通だったので、こういうコンピは重宝でした。マジ爆音聴きにもってこい。
 で、本作の1等賞はSWV「Anything」(Old Skool Radio Version)なるRemixテイク。1stに収められた同曲とは別曲と言っていいほど生まれ変わってます。曲調も、ファンク・バンドFreedomの"Get Up And Dance"を大胆にサンプリングした超絶クールな展開で、サントラ「Above The Rim」に収められた新テイクに、更なるWu-Tang Clanをフィーチャーした壮絶ヴァージョンがここでは収録。Cokoの歌声の後に、ODBやメソッド・マン、RZAのRapが登場する様は今聴いても胸躍ります。興奮必至! そのWu-Tang Clanはクラシック「C.R.E.A.M.」が収録。"Cash Rules Everything Around Me"です。そして今や大俳優ウィル・スミスのヒップ・ホップ時代のヒットJazzy Jeff & Flesh Prince「I'm Looking For The One」は12"mixのロング・ヴァージョン。テディ・ライリー印のNJSで最高。またテディペンの“Love TKO”をループした激クールなAhmad 「Back In The Day」もリミックス仕様。パーラのアクア・ブギーもろ使いがカッコいいShello嬢の「West Coast Boogie」もRadio Editで、サウス・セントラルの勢いを感じます。極めてZapp的な「Just Another Day」のToo Short、ラップのGoldyをフィーチャーしたブーツィ使いのAnt Banks「Parlayin'」と西海岸勢のノリのいい音がどんどん登場で、Souls Of MischiefCasualも収録です。またNBAのスター、Shaquille O'nealはエリック・サーモンと組んだ「Shoot Pass Slam」で見事なラップを披露。イースト・コースト系は重鎮KRS OneA Tribe Called QuestのREmixが収録。一方、歌モノではAaliyahのデビュー作から「Back & Force」のMs.Mello Remixの長尺仕様、R.Kellyの「Bump N'Grind」はリ・アレンジのアイズレー仕様と言っていいOld School Mixで楽しませてくれます。
「一粒で二度美味しい(←古い)リミックス。90年代のグレイトな音が一堂に!」
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2015.08
22
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
not tonight

  な〜んかやたら♪レディス・ナイト、終っわらな〜いと頭でリフレインしまくる今月。休みボケでまだ脳のネジが50本ほど緩んでるせいやと思いますが、クール&ザ・ギャングだけやなくリル・キムのヴァージョンもアホみたいによく聴いてます。20年ほど前は“今月のサントラ!”ってくらい毎月ローンチされてたサントラ盤に入ってたスペシャル・ヴァージョンで、他も祭りみたいに色んなアーテイストのコラボが聴けたり、ちょっとお遊びのオールド・ソウル・カヴァーが入ったり、非常に楽しい趣向でした。肝心の映画は置き去りにして、インスパイアーされたとかコジつけに近い言い草で色んなプロモーションが絡んだ、新曲発表や実験の場であったりしましたが、ホーム・グラウンドでの発表のモノよりオモロいものもあったりして聴くほうはワクワクでした。
 さてココからの大ヒット「Not Tonight (Ladies Night Remix) 」は元々リル・キムの1stにも収められてたジョージ・ベンソン使いのウェッサイ・チックなもの。サントラ収録にあたって大幅なトラック変更で名義もLil' Kim featuring Da Brat, Angie Martinez, Missy Elliott and Lisa "Left Eye" Lopesでまさに女の祭り仕様。グルーヴィーなディスコ・ラップとしてオリジナルより有名になってました。クール&ザ・ギャングの元トラックの気持ち良さに加え、TLCのレフト・アイやミッシーがかわるがわる圧巻のラップで繋ぐインプレッシヴな曲に変身です。一気に本サントラの価値を上げてます。ほか、イースト・コースト系では、トレッチの切れの良いラップが光るトミーボーイ代表Naughty By Nature 「Nothin' To Lose」 、かなりの硬派なザラつき具合が嬉しいCapone-N-Noreaga「Thug Paradise」は文句無しのクールな仕上りですが、クラシックとなるStetsasonic「Go Stetsa I」の収録には燃えます。またウェッサイ勢ではDat Nigga Daz & Soopafly 「Put The Monkey In It」や、メロウなMac & A.K. 「Way 2 Saucy」あたり気持ちええビートで乗せてくれます。Coolio feat. The 40 Thevzの「C U When U Get There」なんか、マキタスポーツ並みに王道カノン進行を小馬鹿にしたような曲で笑けます。音楽的にはしょーもないけど、サウスの総帥Master POutkastも収録です。歌モノでは、Mary J的なAmari feat. Buckshot 「Get Down With Me」や、久々の登場だったOran "Juice" Jones feat. Stularge & Camp Lo 「Poppin' That Fly」(DJ Clark Kent Remix)なんかも注目でしたが、なんといっても1等賞はテディ・ライリー制作の男性グループ911 feat. Queen Penの「In A Magazine」が抜群のカッコよさ。Queen Latifahがラップじゃなく歌った「It's Alright」や、ロンドンの歌姫Des'reeの「Crazy Maze」も結構イケます。
「優秀な幕の内弁当だった90年代サントラ。スペシャル・コラボも楽しかな」
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