Back Up Train / Al Green * 1967 Arista

Southern & Deep
 偉大なソウルシンガー、アル・グリーンの記念すべきデビュー作の新装盤。アル先生といえばハイ・レコード時代に残したヒット曲の数々があまりにも有名ですが、この初々しいスーパー・ソウル・シンガー“アル・グリーン”誕生前夜って趣きの本作にも未完成ながら魅力的なところがチラホラ見え隠れしていて見逃せません。実直なまま小細工なしに歌っているアル先生も勿論素晴らしいのですが、ハイに入社してあの魅力的なウィスパー&...

Southern Soul Showcase: Cryin' In The Streets / Various Artists * 2005 Kent

Southern & Deep
1967年~70年のSSS Internationalの音源をコンパイルした必殺サザンソウル集。はっきりいって昔からハチロク刻みのシンプル編成(ホーン、オルガンくらいまでが理想)によるメジャーKeyバラードスタイルは無条件降伏してしまうクチでございまして、正にコレはストライクど真ん中の作品集です。正直STAXくらいメジャーレーベルとなると結構知ってる人がいるんですがココではJohnny Adams と後チラホラで殆ど底の浅い私は知らん人ば...

I'm A Loser / Doris Duke * 2005 KENT

Southern & Deep
サザンソウルについては、とりわけ日本に熱心なファンが多いといいますが、やはり哀愁たっぷりの曲調にコブシの効いた歌唱ってのは我々日本人の心の琴線にビッシリ触れまくります。「To The Other Woman」っていう傑作サザンソウル・バラードを昔聴いて、一度まとめて聴きたいって思ってたドリス・デューク。そしたら、エエのがありました。ふくよかなBODYから発せられるゴスペル的唱法は、生で傍で聞いたら多分やかましいくらいの...

I Can't Take It / Otis Clay * Hi 1977

Southern & Deep
ウィリー・ミッチェルのHiサウンドの独特の曇っていて、且つドス黒い音処理は一回ハマるともう麻薬。ミシシッピ出身のオーティス・クレイは60年代はシカゴで激グレイトな仕事をしつつ、70年代はアル・グリーンでおなじみのハイでまたもや奇跡を起こします。ぶっとく、ディープ極まりない唯一無二の歌声はチョッと甘めのハイ・サウンドと最高の融合を見せます。まぁなんせその黒すぎる声は、黒人の骨格からしか出てこないような「ソ...

Something Good / Irma Thomas * 1967 Chess

Southern & Deep
アーマ・トーマスっていえば、コレより前のMinitやImperial時代のほうがヒットもあって大概編集盤もその時代中心ですが、「大将、じつはもっとエエのがありますねん。へっへっ」とお薦めしたいのがたいしたヒットこそ無いこのChess盤です。実はホンマはLPさえ組まれてないのが本時代ですが、私が学生時代に我が日本ワーナーで編集されローラ・リーなんかと一緒に出たのがコレ。余談ですが当時バイト先の近所(神戸元町)では商業ペ...

Sweet Surrender / Ollie Nightingale * Pride 1973

Southern & Deep
すっごいエエ顔して写ってはります。見た感じいい人に違いないオリーさんの各方面絶賛の'73年のアルバムですが暫くメジャー流通してなかったのが信じられない秀逸な内容です。メンフィス育ちで幼き頃からゴスペルチームの一員として活躍後「儲からんわい」とナイティンゲイルズを率いて'68年名門スタックス入り。スタックス離脱後にソロとして'73年にぶちかましたのがどうやらコレらしいです。ミュージシャンによる演奏主体の当時...

The Best Of / Gwen McCrae * 2004 EMI

Southern & Deep
 何とも情熱的で力強いハスキーヴォイスが聴く者をいやがうえにも高揚させるGwen姐さん。南部産とはいってもマイアミTK発なのでどことなくカラッとしたサウンドでスイスイ泳いでゆく感じが実に心地良いです。あのBetty Wrightと双璧を成すマイアミ・ソウル・クィーンと言われれば押さえんワケにはいきません。ファンキーなサウンドでは溌剌に、スローではグッとディープに歌い込む様はまさに女王の貫禄充分で時にMavis Staples...

The Chess Collection / Laura Lee * 2006 Chess

Southern & Deep
 正に待望の1枚となったローラ・リーのチェス時代録音。学生の頃、「Up Tight Good Woman」っていう最強の2枚組LPを購入して部屋が涙で溢れて以来、女性ソウルシンガーっていえばコノ人とキャンディ・ステイトンとグラディス・ナイトがベスト3です。出目金ちゃんみたいな顔した愛らしい顔して、なんとディープで濃厚な味わいなんでしょう。実は商業的最盛期はホット・ワックス時代の強き女性を歌った頃なんですが、アルバムもまと...

Candi Staton / Candi Staton * 2004 Fame・Capitol

Southern & Deep
「宝石箱や~」 彦摩呂ならばこう言うに違いないのがキャンディ・ステイトンのFame録音。学生時代、評判を耳にしてVivid盤LP(右2枚)が安く売ってたので購入。部屋の壁にぶち当たるくらいぶっ飛びました。この濃厚な歌唱・空気感・バックの演奏の完璧さにぶちのめされ、すっかりはまってしまい滅多と買う事のない海賊盤まで購入し他のFame録音まで聴き漁りました。「今にCDになって出よるやろ」思ってましたが、待てど暮らせどい...

Lost Soul / Various Artists * 1982 CBS

Southern & Deep
 「70年代の逆流の中で姿を消した、難破船のように沈んだいた宝を徹底的に探索して引き揚げられた音源」と非常にたいそうな文がライナーノーツに書かれたコロンビア・エピック系の入魂ソウルコンピ。しかしながら大袈裟なキャッチコピーは大好きですので、聴く前から埃をかぶった宝箱を開けるような感覚で聴くことができて、なかなかよろしいもんです。私でさえ結構知ってた曲も入ってたので、80年代初頭の発売当時は埋もれていた...

Dave Godin's Deep Soul Treasures / Variousu Artists * 1997 KENT

Southern & Deep
 久々に仕事が早く終了し、飲みに行くでもなしってな時はついつい職場近辺のタワレコにふら~っと立ち寄っちゃいます。そこで見た「楽SOUL」なるイカツいソウル本。自分の愛聴盤が数多く紹介されてたので読みふけった挙句、とうとう買っちゃいました。一度、聴き出すと「やめられない、止まらない」状態に突入してしまう何とも魅力的なDeep Soulの世界。その本ではシングルを聴かなければ話にならんという持論を展開されてました...

Warm And Tender Love / Various Artists * 1986 P-VINE

Southern & Deep
 オッサン丸出しな話で恐縮ですが、今のようにネットや何やかんやと情報が氾濫し自らで選択できる時代というのは改めて凄いです。90年代頭までは携帯さえ無かったのが今では信じられんです。ほんでまた今ほど自由な銭も情報も無かった学生時代。慎重に慎重を重ねてアルバム購入するわけですが、流行もんやロック系はともかく、黒人音楽系の旧音源は極端に情報が少なく信頼おける友人や店の情報を元に買うワケです。そんな中、Ches...
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