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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2005.10
06
Category : Motown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 70年代前半デトロイト末期のヒッツビル・サウンドと72年ロサンゼルス移転後のMotownにスポットを当てたフリーソウル・コンピ。大概Motownも聴いてきたと思ってましたが、さすがMotown。「こんなエエ曲まだありまっせ!」とばかりに有名曲に混じってレア曲もバシバシ入った侮れないコンピとなっています。しかも珍しいだけでなくクオリティーも高い快演ばかりというのも凄いところ。L.A.時代はデトロイト時代とは違って、カラッとGrooveするモータウン。ノリノリで聴き通せます。
 なんといっても1発目に収録のTata Vega「You'll Never Rock Alone」から最高です。Jackson 5のI Want You Backを彷彿させるバブルガム・メロディーがたまらん傑作です。また武骨なイメージのEdwin Starrはグルーヴしまくりのデトロイト後期の傑作「Running Back And Forth」が収録と、普通のモータウン・ベストでは入ってこない名曲がビシビシ投入。激ディープな歌声が原曲と違う良さを引き出すC.MayfieldカヴァーSister Love「Give Me Your Love」、スモーキー節で染めるJackson5クラシックSmokey Robinson「Never Can Say Goodbye」、グレイト極まりない出来のMartha Reeves & The Vandellas「I Want You Back」と名曲群も飽きない変化球収録。この時代を代表するThe Jackson 5はマイケルの歌声も溌剌の「It's Great To Be Here」、「I Can Only Give You Love」、マイケルに続いてモータウンにてソロ・デビューしたJermaine Jacksonは「Live It Up」とPopでグルーヴィーな曲が収録。マイナーどころもThree Ounces Of Love「In The Middle Of The Feeling」Rare Earth「My Eyes Only」等はこれは避けて通ってはいけないとマジで感じた、目から鱗落ちまくりの大傑作を惜しみなく入れてくれてます。中でもDiana Ross脱退後のThe Supremesの2曲「Bad Weather」、「Up The Ladder To The World」は改めてこの時期を無視してはいけないと痛感の名曲。エルトン・ジョンとのデュエットで有名なKiki Dee 「More Today Than Yesterday」や、Diana Rossの76年作でフリー・ソウル的名作「One Love In My Lifetime」あたりも快感度高し。勿論基本となるMarvin Gaye「Mercy Mercy Me」、大定番The Spinners「It's A Shame」なんかもシッカリ収録。実にとっつきやすく心憎い選曲です。
 監修の橋本氏が語る「敷居は低く奥は深く」っていう考えがシッカリ踏襲された好編集Motown裏ベスト!
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2005.12
05
Category : Motown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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Motownが創立40周年を記念して発売したMotownが抱えるドル箱スターが他人のMotownヒットを歌うリマスター企画盤。そもそもオーナーのベリー・ゴーディーJrは素晴らしいビジネスマンであった為、優秀なソングライターが作った様々なクラシック的名曲を誰が歌ったら一番大衆に受け入れられるかを試し検証し、その結果優れた楽曲には数種のヴァージョンが存在するという結果になってます。そういった探究心がここまでMotownをビッグにした一要素だとヒシヒシ感じるのがコノ驚愕コンピです。というのもオリジナルヒットに負けず劣らずの素晴らしさなんです!さすがアーティストも一流を抱えてただけあって目から鱗の組合せで激有名曲が改めて味わえます。
 中身は目玉だらけですが、内容的にグレイトなのはJackson 5によるスモーキーのメガトン級メジャー曲「You've Really Got A Hold On Me」をはじめIsley Brothersによる「How Sweet It Is」、なんとFantastic Fourでの「If This World Were Mine」にMartha & The Vandellasの「Forever」あたりでMarvin Gayeヒットが特に秀逸です。また、ゆったり感が最高のThe Spinners「The Girl's Alright With Me」、Dennis Edwards節全開で男臭さプンプンのThe Contours What Becomes Of Broken Hearted」やGladys Knight & The Pipsによるダイアナ期スプリームスの名曲「I'm Gonna Make You Love Me」あたりは間違いなくこのアルバムのハイライト。面白いのは復刻盤も話題となったDavid Ruffin のおっさん版「I Want You Back」、Marvin Gayeが優しく歌い上げる特大ヒット「My Girl」あたりのちょっとした違和感でしょうか。他ではちょっとマイナーですがエドウィン・スターとの作品もあるBlinky嬢のパンチ力抜群のマーヴェレッツ作品「The Hunter Gets Captured By The Game」、イケイケに変身したテンプス・ヒットをカヴァーしたThe Underdogsなるグループの「The Way You Do The Things You Do」なんてのも聴きドコロ。なんせオリジナルヒットも聴きたくなる名企画です。
「こんなんあんにゃったら、はよ出せよって感じですが、更なる発展盤がHip-Oからも出てます」
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2005.12
10
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 うじゃうじゃ豊富にあるMotown音源ならではの離れ業コンピです。普通一人のアーティストでビートルズカヴァー集ってのはよくありますが、アルバム作成を意図せず後になって拾い集めたらこんなんできましたって感じがエエやないですか。ココではビートルズのMotownカヴァー原曲は無く、あくまでレノン=マッカートニー作品のMotownアーティストによるカヴァーでそこがミソです。もともとR&Bからの影響も強いビートルズですから相性が悪いわけありません。
 中身は解散後のソロ曲カヴァー含め17曲ぶち込んであります。原曲は正直たいして好きではないですが、Diana Ross & The Supremesによる「A Hard Day's Night」、「You Can't Do That」はキャピキャピコーラスも瑞々しいナイストラック。3人がハモるとこなど絶品です。Diana Rossのソロではありますがクサいけれど良い曲というしかない「The Long And Winding Road」もなかなか。またリーヴァイ・スタッブスの男気溢れる熱いヴォーカルで寝技勝ちに持ち込んだFour TopsEleanor Rigby」や初期Stevie Wonderの青臭い雰囲気がたまらん「We Can Work It Out」等もデトロイト・ソウルの名曲として違和感無く聴けます。他にも切ないメロディーがピシャリはまるSmokey Robinson & The Miraclesによる「And I Love Her」や、ゴスペルソングになったようなGladys Knight & The PipsLet It Be」、サージェントペパーからの異色カヴァーといえるSyreetaShe's Leaving Home」も出色の出来。あと意外といけるのがMartha Reeves & The Vandallasの「Something」でジョージ作品もしっかりソウル仕立てです。貪欲なモータウンだけあって、色んな企画モンが成り立つんですね~
「殆ど知ってるメロディーで、今さらながらレノン=マッカートニーに脱帽」
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2006.02
02
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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  私自身の性格として物を“見る”時にすぐに細かい部分を見ずして、とりあえず美味しいトコだけ見る傾向が顕著です。なんでも触って、表層だけで判断。会議でもつい口走るのが「はしょっていこう」とか「エエから結論だけ言って」とか。プロセス重視と言われる近年、非難ごうごうですわ。趣味やライフスタイルも一緒ですがコレはコレでエエもんです。そんなもんで所持物も昔からベスト盤やら編集盤の多い事!殆ど持っていても癖で買っちゃいます。てなわけでまた買ったMotownのヒット曲集(4枚組72曲)ですが、上っ面だけかじってるようで実はこだわりのある良い編集です。数あるモータウン王道編集モノでも一番のオススメと言いきっちゃいます。何が良いかというと、①ありがちなオールタイムベストじゃなくてデトロイト時代の'60年代に特化した選曲。②中に沢山カッコいいフォト満載③リマスターされ音がクリアで迫力満載で楽しい④殆ど有名曲ながら9割がたミックス違いや別テイクで新鮮に聴こえる!⑤1枚は知られざる名曲選になっている、といったところです。これなら、ココから入り口にして単体でアーティストを追って買ったときもずっと持ってたいと思える品です。
 中身は当時の先発スタメン組はバッチリ押えてあってThe Miracles、Marvin Gaye、Stevie Wonder、Martha & The Vandellas、Four Tops、The Supremes、The Temptations等惜しみなくヒット曲を収録ですがボーっと聴いてるとエンディングや唄い回しが聴きなれた物と違っていたりでビックリします。またThe Spinnersの「I'll Always Love You」や、Gladys Knight & The Pipsの「I Heard It Through The Grapevine」など他レーベル移籍後にピークを迎えたアーティストのモータウン時代が押さえてあるの好感度大です。他にも単体ではあまり聴かないMary WellsTwo Lovers」、The ElginsHeaven Must Have Sent You」、Kim Weston Take Me In Your Arms」や語りから入るVersionのJimmy Ruffinの涙の名作「What Become Of The Brokenhearted」等々控え組もしっかり収録。裏ベストなる4枚目もBrenda HollowayChris Clark、ボ・ディドレービートがカッコいいThe Andantesとかも入っていて聞き逃せません。
「エエ料理人が作った弁当はやっぱ美味い!食べ残し無く頂けます」
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2006.05
02
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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よくベスト盤とかは見かけれども何故か聴かなかった人でしたが、評判の良さとジャケの真珠ロングネックレスに惹かれて購入。ディスコ系のイメージでしたが、何ともパンチある歌声が魅力なソウルアルバムとなっておりコレは満足です。レンジの広いゴスペルチックな声で器用に何でも歌わはる感じが聴いていてとてもエエ感じです。今、聴くと?なアレンジもあったりしますが、総体的には'70年代後半のモータウンサウンドで非常に落ち着いたサウンドで安心して聴けます。
 まずリーダーアルバムも秀逸なMike & Brenda Suttonが手掛けたダンサー2曲登場ですが、そのうちの1曲「It's Just Me Feeling Good」の素晴らしさは格別です!伸び伸び歌うテルマに明るく色づけされたミディアムビートが絶妙の相性を見せます。またチャカのRufusをも想起させるファンキータッチの「Triflin'」、シティソウルっぽい佇まいに腰のあるビートがカッコイイ「Give Me Something To Believe In」、ちょっとハスキーな声で上手さ抜群のところを見せつけるスロウ「Baby, I Love You Too Much」と無名のアルバムとは思えない名曲が随所に収録です。真珠の照りに偽り無しって感じですわ。
「マリーナ・ショウあたりと一緒に聴いても何の遜色もおまへん」
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2006.05
25
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 色んな形で編集盤が出続けるマーヴィン・ゲイ。まぁそんだけエエ曲ぎょうさん残して逝かはったって事なんですが、20年間くらいは最前線で活躍してただけあってそらぁ全部拾いきれません。そんな中、非常に重宝するのがベスト盤って事でマーヴィンの最もいい形で編集されたベスト盤を紹介。編集盤フリークの私も大満足の内容です。
 時系列で並べてあって頭は勿論初期の名作「Stubborn Kind Of Fellow」です。The Vandellasのコーラスもバッチリなデトロイト・モータウンの最高傑作と言って良い激キラーチューンで初期のワイルドで荒々しい歌いっぷりがたまりません。ホール&オーツのジョン・オーツもコレが一番好きと何かで発言していてますます彼の好感度も急上昇しました。そして「Hitch Hike」や「How Sweet It Is」、シングル・オンリーだった「Can I Get A Witness」等の初期重要曲を押えつつデュエット期へ。溌剌とした二人がカッコいいkim Westonとの「It Takes Two」や最高の相性を見せたTammi Terrellとは「Ain't No Mountain High Enough」、「Ain't Nothing Like The Real Thing」、「You're All I Need To Get By」などこの二人でないと成し得ない完璧デュエットを5曲収録。そしてNorman Whitfieldが手掛けたM.P.G.からの決して外せない「Too Busy Thinking About My Baby」に、ローリン・ヒルもSisters Actで歌ってた「His Eye Is On The Sparrow」も嬉しい収録。70年代ニューソウル期に入って制作でのイニシアティブを掌握してからも激重要作連発ですが、シングル発表の「You're The Man」なんかでのCoolなファンクテイストは特筆モンで震えがきます。そして目玉となる未発表のドナルド・バードが演った「Where Are We Going」は「コレが未発表かいっ」と思わずツッこむナイス・ミディアムです。勿論「What's Going On」、「Let's Get It On」、「I Want You」周辺の歴史遺産的名作は中田の代表入りと同じくらいのレベルの当確で言わずもがなの収録。ライブ収録の「Distant Lover」は女性の悲鳴にも似た絶叫と共にマーヴィンも冴え渡る興奮作。アリーヤもカヴァーした「Got To Give It Up」は11分の完全版だし、離婚問題期の「Anger」、「Praise」といった隠れた名曲も押えてます。最後はロスタイムでの決勝ゴールといえる最後の大傑作「Sexual Healing」で締め。
「マーヴィンの美しい歌声にどっぷり浸れる34曲。リマスター最強仕様です!」
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2006.06
22
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
sing smo



いつ聴いても胸躍る音楽なんてそうザラにあるもんじゃありません。いまだに我々を魅了し続ける単なるオールディーズに留まらない独特の空気感が素晴らしいモータウン・サウンド。'60sのデトロイト産モータウンはアホほど国宝級名曲がワンサカありますが、その中でも最高峰に位置する作品を多く作ったのが初期の功労者Smokey Robinsonで、そのSmokeyの作品ばかりを綴ったTemptationsのナイスな企画のセカンド・アルバムです。このアルバムから全面参加となったDavid Ruffinの存在が全体をビシッと引き締めます。やはりコノ人の存在は大きく独特の強引な節回しやザラついたソウルフルな歌声は圧倒的な存在感です。そして何よりカッコいいシャープな動き、ナルシスト的な鋭い眼光といい映像で見ても視線釘付けのなかなかの伊達男ぶりです。
 中身は1曲目からEddie Kendricksのファルセット・リードにPopなメロディがたまらん最初のヒット「The Way You Do The Things You Do」。Eddieはスウィートな「What Love Has Joined Together」やMiraclesのヒットでもあまりにも有名な「You've Really Got A Hold On Me」、「Depend On Me」でもきらりと光るファルセットを披露。そして3曲でリードを取るDavid Ruffinはどれも外せません。ジェイムス・ジェマースンとロバート・ホワイトによる奇跡のイントロから歌メロ、ハーモニー、ストリングスまで完璧な金字塔的名作「My Girl」、これまた素晴らしすぎるヒット「It's Growing」、Miraclesとは違った魅力の「Who's Loving You」と全て文句無しの出来。また闇にPaul Williamsが歌う「You Beat Me To The Punch」もなかなか聴かせます。何せSmokeyが作る独特の哀愁感漂う親しみやすいメロディと何でもこなすスター軍団テンプスとの相性は抜群です。
「メンバーの殆どが死んじゃいましたが、このアルバムの生命力にはちょっとびっくりしまっせ!」
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2006.06
23
Category : Motown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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  昔、オリヴァー・ストーンの「Platoon」っていう映画で印象的に流されていたのがこのMiracles“泣き”の激名曲「The Tracks Of My Tears」。元来、失恋を歌った切ない歌詞ですがベトナム戦争に送り込まれた米兵士のオフタイムのシーンに使用され絶妙にマッチしていました。大学の時に帰国子女の友達がいて、一緒に通った阪神深江駅前のパチンコ屋で大敗し半泣きで後にそいつの部屋に辿り着いた時に頻繁に流されていたのがPlatoonのサントラで、スッカラカンとなった財布を目前にやけに心に染みたのがやはりこの曲でした。彼は「燃やしたりたい」とまで憎んだパチンコ屋と、親しんだイギリスから帰ってからのライフスタイルの違いからくる悲しみを好きなサッカーで紛らわしてた気持ちをよくコノ曲に投影してました。まあ貸した金も返さん事もありましたが、ソウル・ミュージックに傾倒し始めていた私にエエ音楽を沢山教えてくれた彼にはなかなか感謝してます。
 アルバムの中身はSmokeyの唯一無二といえるハイテナー&ファルセットが冴えまくる名曲オンパレードでMotown黄金時代の1枚といえます。冒頭から前出の名バラードでもうたまりません。やはりZappやLinda Ronstadtも素晴らしいカヴァーを披露した「Ooo Baby Baby」、悶絶必至の超名曲「My Girl Has Gone」、とろけるような「Choosey Beggar」、ドゥーワップっぽいスタイルもエエ感じの「Since You Won My Heart」等Smokey自作のスロウに名曲が連なります。また最後を飾る「A Folk In The Road」もイントロからSmokey印満載の名バラード。そしてタイトル曲となる「Going To A Go-Go」はStonesでも有名なダンススタイルでこちらも最高です!
「やっぱGo-Goっちゅう響きはいいですな。音楽も女性もイケイケでないとね」
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2006.11
22
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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マーヴィンのデュエット・アルバムって何枚か出てますが、やはり最高なのはタミー・テレルと組んだアルバムで相性も曲も抜群の内容はファンの評価も同様です。'73年に作られたこの作品はマーヴィン生前最後のデュエット・アルバムとなるものですがタミーとのグレイトな諸作品に比べるといささか分が悪いというか、別々に録音された擬似デュエットだとか、モータウン社長ベリー・ゴーディJrの発案の企画でマーヴィンも乗り気やなかったとかネガティヴな話ばっかであまり絶賛される事のない悲運のアルバムです。'70年代のマーヴィンとしてもLet's Get It On やI Want Youやらモンスターアルバム連発の中でこれが埋もれるのはしょーがないのはよう分かります。しかしそんなに悪いアルバムでしょうか?仮にタミーとのデュエットが無くて共演アルバムがコレが唯一のデュエットがコレだったら評価はどうだったのでしょう。他の人の凡庸なソウルアルバムや発掘され続けるレアもんなんかに比べたらよっぽど素晴らしいアルバムやと個人的に思うのがこのアルバムです。ダイアナも大ヒット連発で脂の乗ってる時期ですので互いに貫禄もバッチリです。
 中身でまず有名なのがスタイリスティックスのヒット「You Are Everything」、「Stop,Look,Listen」のカヴァー2曲ですが、前者は極上の出来で特に2番のマーヴィンの気合の入った歌唱は絶品です。そして2曲目に据える「Love Twins」はクレジットこそ無いですが一聴しただけでDavid T.WalkerのそれとわかるSmoothなギターも冴え渡るフリーソウル的傑作。ウィルソン・ピケットのカヴァーとなるドリフの早口言葉で有名な「Don't Knock My Love」も目を引きますが、R&Bチャート4位にもなったというドラマティックな「You're A Special Part Of Me」にジョニー・エースのR&Bヒットの何とも甘酸っぱいカヴァー「Pledging My Love」、アシュフォード&シンプソンの書き下ろしラブソング「Just Say、Just Say」と流れる中盤ははっきりいって最高です。後半戦も'60年代のマーヴィンを彷彿させる「I'm Falling In Love With You」と「My Mistake」と好曲目白押しで聴き逃せません。現行盤はオムニバスPops,We Love You収録曲や未発表曲を4曲加えた上に、本編も数曲ロングヴァージョンに差し替えられた音圧アップの強力盤。今買うならこっちです。
「マーヴィンに思い入れの強い評論家の悪評を鵜呑みにしてはいけません。結構いけまっせ」
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2006.12
02
Category : Motown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 モータウンって会社はえげつなくアーティストを酷使してたのか近年になってもアンリリースドもんがジャンジャン出てきますが、そのクオリティの高さには驚愕の連続です。マーヴィンも例に漏れずコンピやら何やらで度々登場ですが、これは'60年代の溌剌デトロイト・モータウンサウンド時代の未発表曲集で「スタボン~」から「M.P.G.」あたりのテイストが好みならバッチリの音が詰まってます。でも本人が死後の発売を考えると本人的にOKテイクなのかどうかは知る由もありませんが、こんだけ内容が良いと本人も「かまへん、かまへん」と言ってる気さえします。マーヴィンといえば「What's Going On」とか「Sexual Healing」ですが、髭を生やす前のハンサム青年期も中々のシャウターぶりで捨て難い魅力があります。
 さて中身は1曲目「It's A Desperate Situation」から“よっしゃ~”とガッツポーズがでるナイスチューンで、ヒット曲「You」を彷彿させる高品質さです。コレと「It's A Lonely World Without Your Love」は元々デヴィッド・ラフィンに書いた曲らしいですがマーヴィンも実にカッコよく歌いきってます。また「I Found Something」や「Lucky Lucky Me」、「Hanging On」あたりは初期モータウンサウンドに乗ってやや荒っぽいシャウト・スタイルも冴え渡る良作。「When I Feel The Need」、「Dark Side Of The World」はタミー&マーヴィン作品でおなじみのアシュフォード&シンプソン作の傑作でこの辺なんかなんでお蔵入りやったのがホンマにわからんくらいです。他にも、曲後半にサム・クックのフレーズも飛び出す「Darling You're Wonderful」、オリジナルズとの強力タッグでの「You're The One」、ヴァンデラスをバックに従えた甘酸っぱい「Just A Little Love」など単なる寄せ集めや無いことをまざまざと見せつける素晴らしさです。
「初めてマーヴィンを聴く人がコレであっても問題無しって思うくらい高品質。嘘ちゃいまっせ」
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2006.12
03
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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R&B、ソウルに限らずポップス、歌謡曲に至るまで数あるガール・グループの雛形になったといっても過言ではないスーパー・グループ“スプリームス”。まぁ親しみやすい曲調、美しいハーモニー、振り付け、売り出し方などスターかくあるべきみたいな存在です。実際はグループ内で内紛とかもあったみたいですが(フローレンスの悲劇は有名)、性格はともかくやっぱダイアナ・ロスの魅力につきます。ただ上手いだけではなく、声がコケテッシュっていうか、それでいて艶があるっていうか「美味しんぼ」の登場人物みたいに上手く言えませんが、聴いてるだけで気分が高揚するんですな。別にファンやなくても耳馴染みのあるヒット曲だらけの人等ですが、TAMI SHOWでじっくり見てハートをブチ抜かれて以来、曲中2秒でもいいとこあったらOKって感じで聴いてしまいます。デビュー時は不発やったらしいですが、この2ndアルバム収録のシングル曲で大爆裂連チャンモード突入です。
 中身での個人的な1等賞はTAMI SHOWでも完璧のパフォーマンスを見せた、当時のアゲアゲナンバー「When The Lovelight Starts Shining Through His Eyes」。勢い良いイントロから、ボ・ディドレー・ビートに乗って溌剌と歌う様はある意味感動的でハーモニー、アレンジと非の打ち所がございません。勿論、この曲を含むポップ・ソウルの魔術師チームH-D-H提供の前半の怒涛の5曲は「Where Did Our Love Go」、「Run、Run、Run」、「Baby Love」、「Come See About Me」と無敵艦隊状態で突き進んで魅了します。後半もスモーキー作の1stカット「A Breath Taking Guy」、モータウンポップの典型てな感じの「Ask Any Girl」など上質の曲がこれでもかと収録。ところで余裕のある方にはHip-oの限定盤2枚組デラックス仕様がお薦めです。コチラは全曲Mono-MixとStereo-Mixの2通り収録に加え、2枚目に未発表セッションや臨場感溢れるライヴ・テイクを収めた垂涎仕様となってます。中でも「Don't Take It Away」や「That's A Funny Way」あたりキャッチーな王道スプリームス・スタイルで大満足です。
「自分の商品価値を悟った若き日のダイアナ嬢。わかっててもヤラれます。」
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2007.03
21
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 映画ドリームガールズで脚光を浴びた女性グループの最高峰スプリームス。映画観て感じたのは「さすがベリー・ゴーディ、やりまんなぁ」ってこと。映画でも中心になって描かれたようにダイアナ・ロスの華やかな栄光の裏には初期中心人物フローレンスの悲劇があったわけですが、商業的視点で見るとプロデューサーでありモータウン社長ベリー・ゴーディのクールな経営戦略は非常に正しかったと思えます。確かに上手いフローレンスですが、可愛い容姿・個性ある声・天性のスター性では明らかにダイアナに分があり、この主役交代が無ければアルバム2、3枚で終わった凡庸なグループやったかもしれません。そんな中で当時のマーケティングの勝利でもあったこのグループ。ヒット曲満載のこの2枚組は単純にエエ曲・魅力的な声&コーラスが山ほど聴けて幸せな気分になれます。
 中身は決定的といえる選曲でダイアナ期の彼女達が満喫できます。不発に終わった初々しい「I Want A Guy」から、初期ヒット名作「When The Lovelight Starts Shining Through His Eyes」、有名すぎる「Stop! In The Name Of Love」、モータウン・ビート代名詞「You Can't Hurry Love」、新境地開拓となった「Love Child」、ギャンブル&ハフの初期傑作でテンプスとの共演となった「I'm Gonna Make You Love Me」など馴染みのメロディーがズラリ。しかもフローの歌う「Buttered Popcorn」は初出ヴァージョン、「Baby Love」はcooley Highサントラヴァージョン、「Love Is Like An Itching In My Heart」は長尺ヴァージョン、驚きのフィル・スペクターがプロデュースのプロモ盤オンリー「Things Are Changing」、編集盤でのみ聴けた「He」、「The Nitty Gritty」、「Sweet Thing」、名曲「Someday We'll Be Together」の初めて聴いた別テイク収録など単なるしょーもないベストに終始しません。最後はダイアナ在籍時のラスト・ライブから「The Impossible Dream」で華麗なる締め。
「夢いっぱいの50曲。数あるガール・グループでも別格であったと再確認。」
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