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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

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2005.06
16
Category : Roots Rock
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 解散前の作品としては大概アビーロードが名作と祭り上げられていますが、なんのなんの、私にとっての名作はむしろコッチ。昔映画を深夜放送で見て余計に魅力的なモノとなりました。それは人間のエゴや壊れかけのバンドをリアルに見せつけたモノで、緊張感溢れる張り詰めた状態の演奏の数々でした。うまく言えませんが、スーパースターであるビートルズも人間なんやと思わせてくれたヒューマンドラマが凝縮された、親近感が妙に沸いたアルバムです。故に名演が多く(私自身のバンドで実証済)原点に返ろうとモガき苦しむ様が最高に美しい曲群です。またBilly Prestonの参加もこの盤をハイクオリティーにしており最高のソウルフルなフェンダーローズを奏でています。オーバー・プロデュースやと揶揄されたフィル・スペクターの音処理も個人的には気に入っておりまして、本アルバムの決定版として近年発表されたネイキッド版よりもやはりコチラがお気に入りです。
 アルバムは劇中の声なんかも効果音的に残されていてそれもまたエエ感じです。ジョンとポールがアコギを弾いたため、ジョージがベースっぽいプレイ(←これがまた秀逸)を受け持つオープニング曲「Two Of Us」は朴訥とした雰囲気も素晴らしい傑作。この時期のジョンのベスト・ワークスとも思える「Across The Universe」も単純に美しい癒しの名曲。しかしながら何ぼ変わった趣味と言われようとベストトラックは「Dig A Pony」と「I've Got a A Feeling」。正にビートルズ・ソウルとでもいうべき泥臭くも美しいフィーリングは何度聴いても鳥肌がたつ逸品で4人の演奏のマジックをまざまざと見せつけます。シングルで発表されたタイトル・トラック「Let It Be」はジョージのGソロも違ったアルバム・テイクですが曲の素晴らしさは言わずもがなで、こちらはビートルズ・ゴスペルとでも言うべき大ヒット。また賛否ありますが馴染み深いストリングス入りの「The Long And Winding Road」はやっぱ心の琴線を直撃します。物悲しささえ漂う初期に立ち返ったロックンロール「One After 909」、「Get Back」は初期の切れ味には劣りますが熟練の味も感じる味わい深さも楽しめたりします。
「ネイキッドを聴いて、さらに愛着を感じた本アルバム。人間ドラマですわ」
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2005.08
23
Category : Roots Rock
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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スーパースターという言葉がビシッとはまっていた70年代後半~80年代のロッド。日本でもサントリーかなんかのCMにも登場してセックスシンボル的スターでありました。フェイセズやマーキュリー時代のソロなんかは荒削りながらも豪快なロックンロールが魅力で、叙情性溢れる素朴なスローも最高(セイリングみたいな大袈裟なバラードはやらなかった)で、好みとしては断然コノ頃が好きですがワーナー移籍後は飛び抜けて本作が輝いています。
 いきなりロッド史上最速のロックンロール「Better Off Dead」で幕開け。歌いっぷりや楽器ソロ回しもカッコよく、おもいっきりぶっ飛ばされます。う~ん、なんべん聴いてもカッコええ。続いてストーンズ的な感じが卑猥で、ピアノフレーズとギターカッティング、ベースの間と全てがとにかくイカす「Passion」。コチラも最高の出来。あと、これもストーンズが演るレゲエのアプローチに似た「So soon we change」もありますが、こっちはまあまあ。オールド・スタイルのロックンロールでは、かつて演っていたチャック・ベリーの「Sweet Little Rock'n Roller」に通じる「She Won't Dance With Me」など、何かロニー・レインが横にいるような素朴で気取らないカッコよさがココには充満しております。大ヒット“今夜決めよう”にも通じる「My Girl」のようなスロウもあります。しかし、何といっても極めつけは“今宵焦がれて”と題された当時のCMソング「Oh God, I Wish I Was Home Tonight」。ガソリンアレイの頃に戻ったかのような素晴らしさ!フィドルもエエ感じで絡みます。貫録もバッチリのタイトル曲「Foolish Behaviour」なんかもあり、各々の曲のクオリティーの高さは特筆モノで、正直ワーナー期で一番好きなアルバムです。
そして追記。現行配信版Onlyで何と6曲追加。シングルB面だったと記憶する、ストーンズも演してブルース「I Just Want To Make Love To You」や、「Passion」の別テイク、オリジナル盤収録曲のライヴ・テイクなどが収録されてます。現物にこだわらなければ、こっちが決定版となってます。
「パンドラの匣(邦題)とは、良くいうたもんやねぇ」
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2005.09
25
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
20051014172626.jpg

あまりにしょーもないジャケットに閉口ですが、SMAP!の名曲「Say What You Will」のオリジナル収録につられ同僚に無理から借りて久々に神様の新譜を聞きました。頭の固い私は“Money and Cigarettes”あたりまでが興味の対象でありギタリストとしても影響を受けたりしましたが、それ以降は何回もがっかりさせられ最近は食わず嫌い状態でございました。私にとって土着的でレイドバックしたクラプトンは音作りを含め本当に魅力的な存在でした。友達で心身ボロボロの状態ほど音楽的には素晴らしい奴(シンガー)がいるんですが、クラプトンもそのタイプなのかなぁと他人事ですので勝手に考えてました。80年代にフィル・コリンズとやりだした頃から健康体になってきたし・・ 数年前に息子さんを無くしてホントに気の毒だったんですが、今回の中ジャケにあるように若い奥さんと3人の子供に恵まれ幸せそうな写真が逆に平和ボケした内容を危惧します。還暦にして「おぬし、やるのぅ」って感じですが・・
 しかし!今回は結構いけてます。今の小ぎれいなクラプトンのままのアクの無いサウンドではありますが、ナカナカの充実作です。そもそもクラプトンには“どブルース”よりもThe Band的なクラプトンを求めますが久々にその匂いがする名曲「Run Home To Me」も収録。それもその筈、亡くなったRichard Manuel、Rick Danko等に捧げるアルバムでもあったのです。納得です。バックでBilly Prestonもエエ感じでハモンド弾いてます。この曲の共作者のKey奏者Simon Climieは他にも「One Track Mind」、「So Tired」等、なかなかエエ曲書いてます。またソウル趣味も程よく出た、Syreetaのカバー「I'm Going Left」、アトランティック時代Spinnersのカバー「Love Don't Love Nobody」も力作。盟友ジョージ・ハリスンの「Love Comes To Everyone」なんかも、かなり上モノです。
「クラプトン、Happyな状態でも良作を産める事を証明しました」
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2005.10
14
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
20051014010611.jpg

'68年という私が生まれた年に1人のアメリカ人と4人のカナダ人が作り上げたアメリカンロックの集大成ともいえるThe Band の1st。ジャケはディラン作です。正しい形で米国ルーツ音楽の本質を見据えた素晴らしい作品。恩師ボブ・ディランやE.クラプトンを始めとする同時代のミュージシャンの尊敬を一気に集めたのも頷ける音作りで、戦後のカントリー・ゴスペル・ブルース等が最良の形で昇華しております。そして既にこのアルバムでロビー・ロバートソンだけでなくリチャード・マニュエルやリヴォン・ヘルム(特に独特のドラム)がThe Bandでどれだけ重要人物か思い知らされます。いぶし銀のロビーのギターは無くてはならないのは当たり前ですが、まぁ渋いギター弾いてまして、クラプトンが惚れこんだだけのことはあります。
 収録曲の中でも誰もが知ってる「The Weight」はゴスペル的手法を用いた何百年と歌い継がれるであろう大傑作で、ステイプルシンガーズやアレサ、上田正樹とサウストゥサウス、石田長生等数々の名カバーもあります。(自分のバンドでもしょっちゅう演ってました) そしてコチラも教科書に載せても良いくらいのB.ディラン作名演「I Shall Be Released」。今は亡きリチャードのファルセットが心に染みます。他にも1曲目からズシンと響く「Tears Of Rage」、リチャード・マニュエルがウッドストックの山の美しさで感銘を受け書いた「In A Station」等イイ曲だらけです。ワイルドな感じもイカす「We Can Talk」や、美しいスロウ「Lonesome Suzie」もリチャードは提供で大貢献です。ロビーも「To Kingdom Come」に「Caledonia Mission」とコレが無いと本作が成り立たん名作を書いてます。そして「Chest Fever」ではガース・ハドソンが印象的なオルガンを披露。なお現行2000年リマスター盤は加えてアウトテイク9曲含む驚愕盤です。なにが凄いかと言うと、格段にクリアになった音質でリック・ダンゴのベースやリヴォンのハイハット、ロビーの神業オブリもハッキリクッキリっす。今迄持ってたテープも即行ゴミ箱行きとなりました。
「信じられませんがコレがデビュー作。凄いの一語に尽きます・・」
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2005.10
15
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 ロッド・スチュワートが最も輝いていた時期のアルバムのOne Of Them。フェイセズとしての2枚目となるアルバムですが、70年代初期のロッドのソロアルバムはバックをフェイセズのメンバーが務めている曲が多く、殆どフェイセズみたいなアルバムが多いのも特長でその境界線がエエかげんな所も好感が持てます。フェイセズとしてはこのアルバム以降の3枚はどれも甲乙つけ難い名作揃いですが、ソロ作との違いを一つ挙げるならばロニー・レインがキッチリ色を出してるところでしょうか。ロニーのぶっといベースと素朴な歌声がしっかり聴けるのがフェイセズをフェイセズたらしめる場面とも言えます。またストーンズ移籍後も素晴らしいロン・ウッドがゼマティスのギターを自由奔放に弾いてるのも魅力で、ストーンズでの控え目なプレイと違いたっぷりとウッディの泥臭いギターが満喫できるのも◎です。
 さて本アルバム内容はごった煮感も素晴らしい力作です。1曲目の「Bad 'n' Ruin」から最高でスライドも絶妙のウッディのギター、イアンのハモンド、グングン迫るロニーのベース、強弱バッチリのケニーのドラム、力強いロッドの歌と問答無用のカッコ良さっす。フェイセズ版ファンキー・グルーヴがしっかり堪能できます。次のロニー・レイン作のサザンソウルっぽい「Tell Everyone」も文句無しの傑作でロッドの感情こもった歌も光ります。曲のタイプは全然違えども、このごった煮感がフェイセズの真骨頂。冒頭のコノ2曲が本作のハイライトと言いきっちゃいます。また、なぜかライヴ音源も2曲ありPaul McCartneyの名作「Maybe I'm Amazed」はロニーからロッドのマイクリレーもエエ感じの名カヴァーで、イアン・マクレガンのオルガンとウッディのアーシーなギター・ソロも抜群の出来。もう1曲のライヴ「I Feel So Good」もバタバタのケニー・ジョーンズのドラムが何ともフェイセズらしいノリノリジャムです。ウッディ=ロニー=ロッドの三つ巴共作ロッキン・ナンバー「Had Me A Real Good Time」の豪快なノリもこのバンドならでは。ロニーが唄う牧歌的な「Richmond」、「On The Beach」や、ロッドの哀愁的名唱とロニーのフォーキーな感覚が見事融合した「Sweet Lady Mary」もたまらん聴き所。まだロッドがバンドの一員に徹してるところが、なんともエエ感じです。
「チーム・プレイの見本みたいな名盤。20年聴いてますが、まだ飽きまへん!」
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2005.12
29
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 ジョン・レノンのソロではシェイブド・フィッシュっていうベストが好きで、「なんやいうたらコレ」ってくらい最も愛聴してましたが、そのグレードアップ版というべきオフィシャルベストがここに来て登場です。なにしろシェイブド・フィッシュはベストながらそこでしか聴くことの出来ないRock'n Roller Johnとしての名曲が詰め込まれていた選曲・曲順共に最強のブツだったんです。そこでの「Instant Karma!」、「Power To The People」、「Cold Turkey」等の尖がった名曲は勿論、最近のベストで外されまくりだったドラマティックな構成の大名曲「Woman Is The Nigger Of The World」など、ホンマよ~く聴きました。ここらは2枚組“Sometime In N.Y.”のアルバムを買う程、根性は無かったのでマジで嬉しい収録です。中学時代シングルで5万回は聴いたBen E. KingのR&Bスタンダード「Stand By Me」は熱い熱唱がたまらん名カヴァーですし、ヨーコの声もココでは許せる12月クリスマスの定番「Happy Xmas」も色褪せること無い素晴らしさです。Hip Hop調のヴォーカルもイカす「Give Peace A Chance」や、Double Fantasy以降の作品もナイスなチョイスで、ロッカバラードの傑作「Starting Over」、死後発表の「Nobody Told Me」、「I'm Stepping Out」等の絶対にハズせない傑作をしっかり収録。しかも数年前出たAnthologyからのレアトラックもやみに数曲収録してます。ただ“ジョンの魂”や“Imagine”収録曲(「Jealous Guy」、「Oh Yoko!」、「Love」、「Mother」、「Imagine」、「Gimme Some Truth」等)はあまりに素晴らしすぎて単体で買い直さなあかんという衝動に駆られたりもします。
「オリジナルアルバムが大事やとか固いこと言わんとi-Podに丸ごと掘り込んで楽しみましょう!」
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2006.03
14
Category : Roots Rock
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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じみへんです。スピリッツの漫画ではありません。日本のコミックの題名になるくらいの偉大なギタリストです。私自身「結構好き」とか人に言いながらSmash Hitsくらいしかスタジオ録音はアルバム単位では聴き込んだことがなくわりとモグリです。(Live盤は“モンタレー”とか“炎のライブ”をよく聴いたのですが。。) 昔は編集盤含め無茶苦茶出てましたが、10年位前に遺族によって音源が整理されリマスターされて出たベスト盤がコレ。知らんくせに言いますと選曲的にも現時点では最高のものやと思います。
 実は私が1枚でコノ3曲が入ってたら“買い”やのにと思ってたのがめでたく収録されてます。それは「Hey Joe」、「The Wind Cries Mary」、「Angel」で“コレやがな”とほくそ笑みました。私自身ギタリストとしてジミの魅力的なのは破壊的ファズトーンよりも少しレイドバック気味に弾いた時の変幻自在オブリ満載なところでコノ3曲はしっかり満たしてくれます。ちょっとクリーンな音色でハンマリングやグリッサンドを駆使して奏でる複弦奏法はサウンドも見た目も神の域といえる素晴らしさです。何せタイム感といいフレージングといい最高なんですわ。特に「Hey Joe」はドラマティックなミッチ・ミッチェルの爆裂ドラミングと共に段々熱くなる演奏がたまりません。他にも「Bold As Love」、「Castles Of Made Of Sand」、「Little Wing」等もSoulを感じる名作。勿論、最初にじみへんを知った時にぶっ飛ばされた殿下の宝刀♯9thコード使いの「Purple Haze」、「Foxey Lady」や「Fire」も外せません。それとU2も演ったBob Dylan作「All Along The Watchtower」。もうクラッシックといえる必須曲達ですがライブ盤で聴く方がさらにエエ感じです。そして最後に入ってるのがウッドストックからのアメリカ国歌「The Star Spangled Banner」。憎いやおまへんか?
「じみへんを聴くといつも思うのが、俺の選んだギターはストラトで間違いなかったってことですわ」
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2006.05
19
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 実に危ない目つきがカッコいいジム・モリソン。狂気を秘めたワイルドな歌いぶりや存在感はセンス溢れるレイ・マンザレクの鍵盤と共に残されたDoorsの音と共に30年以上たった今でもビカビカに輝いてます。90年代にオリヴァー・ストーンによるドアーズの映画がヒットしたのも今なお支持されている証しであり、ジムが代替のきかない唯一無二の存在やったってことやと思います。独特の世界観での音の構築と共にあまりにも男らしいジムの歌いっぷりは今もカリスマ性を充分感じ取れる素晴らしい演奏で、このダークな感覚は他では得られません。
 これは2,000年発の新編集ベストですがデジタル・リマスターという但し書きは「何か買いたい」という欲求に十二分に機能する理由付けとなりジャケも渋いので購入です。「Riders On The Storm」から始まるっていう激シブの構成も花丸モンです。勿論「Light My Fire」、「Break On Through」、「Strange Days」、「Love Me Two Times」など初期の名曲からDoors流Love Song「Touch Me」、ジム晩年の大傑作「L.A. Woman」までバッチリ収録で、この人等でないとありえない今も燦然と輝く名演の数々です。
「我がの世界をキッチリ持ってる人は無敵であると痛感。」
 
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2006.09
25
Category : Roots Rock
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 中学になって洋楽でも聴かなカッコつかんと思い始めた頃、TVの海外チャート番組で堂々1位爆進中だったのがこのJガイルズバンドの“堕ちた天使”と題された「Centerfold」。ポルノ雑誌を題材に教室でVoのピーター・ウルフが華麗にパフォーマンスするPVが無茶苦茶カッコ良くて、私がプロレス関連以外で初めて買った洋物シングル盤となります。ストーンズのミック・ジャガーに対して、こちらはウルフがVoってことで何か兄弟バンドみたいな感じがして“二個一”で好きになったりしました。(事実スティルライフツアーで一緒に廻ってました。)実際この'81年頃のJガイルズバンドは見てくれもサウンドもPopに変身したEMI期でシンセの音も散りばめた非常に聴きやすい音でしたが、この「Centerfold」は猥褻なRock'n Rollを軽快なアレンジでまとめていて、当時から2万回は聴いてますが今も興奮冷めやらない大傑作です。このボストン発の偉大なバンドの足跡をAtlantic~EMIと会社の枠を超え理想の形で編集されたのがこの2枚組です。
 初期~中期のAtlantic時代は私が知った頃のバンドとは別モンと思うくらいの泥臭いビジュアルながら実にソリッドで熱いソウル・ブルースを基調とする音をぶちかましてます。実に黒いオーティス・ラッシュの「Homework」、ヴァレンティノスの「Looking For Love」、ドン・コヴェイの「The Usual Place」、スプリームスの「Where Did Our Love Go」、コントゥアーズの「First I Look At The Purse」、ショーストッパーズの「Houseparty」など秀逸カヴァーがズラリ。勿論オリジナルもえげつなく強力なナンバーが粒揃いで、セス・ジャストマンのピアノがグイグイ引っ張る「Southside Shuffule」、身震いするほどファンキーな「Detroit Breakdown」、ソウル趣味全開ながらキャッチーな「Givin' It All Up」や「Must Of Got Last」などマジ最高です。またライヴで本領発揮するバンドってことでライヴで10曲も収録!中でもマーヴェロウズのDoo-wapヒットカヴァー「I Do」なんか楽しさ満開でたまりません。EMI移籍後はやや洗練された音になりつつも、パーティチューン「Just Can't Wait」や哀愁感漂う「One Last Kiss」、ホーン&オルガンもエエ感じの「Freeze-Frame」など聴きどころ多し。
「コアな黒人音楽を愛情たっぷりに教えてくれた素晴らしきバンド。感謝!」
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2006.11
17
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 いまや還暦をゆうに通り越してるというのに、バリバリのおっさんであり続ける「ニール・ヤング」。最初知ったのはTVで「Like A Hurricane」の情熱的な演奏を見た時でした。“あんたに吹き飛ばされそうだ”と歌ったこの歌での、ニールの頼りなくも激しい歌とギターに感動し一発で「聴かなあかん人」リストに入ります。存在を知った'80年代前後、パンクにエールを贈ったり、突然テクノ調のアルバム出したと思ったらロカビリーにカントリーと次々に奇想天外な作品を矢継ぎ早にリリース。一大イベントLive Aidでは大所帯で派手に決める連中が多い中、ボロボロの格好でギター1本抱えて登場し飄々と「Sugar Mountain」を歌ったのもRock'n Rollを強烈に感じるものでした。ますますおもろい人やなぁと感じ興味深々の存在になります。以降、ちょこちょこ有名アルバムをつまみ食いしてましたが、最近聴くのはこのエエ音でリマスターされたベスト盤で賛否ある選曲でしょうが個人的には選曲もジャケも格好良くて結構気に入ってます。
 まずCrazy Horseと共に放った'69年の2ndから3曲。川のほとりで彼女を撃ち殺したという衝撃的な歌詞の「Down By The River」、実にグランジな「Cowgirl In The Sand」、シングル曲「Cinnamon Girl」と一気に引き込みます。そしてCSN&Yとして放った「Helpless」は同郷のThe Bandとのラストワルツでの名共演も忘れられない大傑作。またCSN&Yでは美しいハーモニーもフィーチャーした中にケント大学での学生狙撃事件に対する怒りを込めた「Ohio」も収録。大ヒットとなった感動的な「Heart Of Gold」は個人的にも最も好きな曲でファームエイドで切々と歌い上げた姿が今でも忘れられません。他も名曲の嵐で、メロウな名曲「Only Love Can Break Your Heart」、南部の人種差別を取り上げた「Southern Man」、ナッシュビル録音のカントリースタイルがたまらん「Comes A Time」、ブッシュ政権批判の華氏911でも使われたParl Jamとの共演曲「Rockin' In The Free World」など断片的ながら魅力をしっかり伝えてくれます。
「こういうオッサンなかなかいてません。大事にせなあきません!」
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2006.11
18
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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音楽を好きになると真似したくなるわけで、中学時代なんか友達とエアギター合戦(主に銀蝿とかRC)をよくアホみたいにやってました。しまいに女の子にもギター弾けるとか嘘ついて「嘘から出た真」でE.ギター買うハメになるわけですが、そうなると兄が持ってた“神様”と言われる人も真似せなあかんと考え始めます。そうクラプトンです。その頃は兄の仲間に洋楽通が多かったので「Money And Cigarettes」とか「武道館ライブ」とか労せずしてカセットで入手でき無茶苦茶ながらよくコピーしましたが、やはり最高にカッコよくて真剣にギタリストとして細部までコピーしたのは「Crossroads」です。最初、伝説のバンドCreamを1枚は聴いとかなあかんと思い立ち、なけなしの金をはたいて名盤とされていた「素晴らしき世界」を買いますがお子様な私にはちっとも理解できないダラダラしたインプロビゼーション中心の演奏はエラく退屈に感じ「金、損した」とマジで思いました。理由は明白でアナーキーやモッズ、ストーンズのエモーショナル・レスキューなんかのソリッドなロックを通過した体には食い合わせが悪すぎたんですな。しかしそんなハズレ盤(クリームファンの方、失礼!)の中で燦然と輝いていた唯一の曲が「Crossroads」で4分の中にロックギターのカッコ良さが全て凝縮されているといって過言ではありません。コレだけ録ってレコードは人にあげちゃいました。時が経ち大学で下宿となり、クラプトンをチョイスして下宿先に持っていこうとしたら兄貴に「しばくぞ」と言われ泣く泣く買ったのがこのベスト盤でしたが、ジャケも中身も渋く今でもお気に入りです。
 曲は名曲「Layla」に始まり「Crossroads」は勿論「Badge」、「Strange Brew」、「Sunshine Of Your Love」などのグループ時代から、自身最も愛聴したレイドバック期「I Shot The Sheriff」、「Lay Down Sally」、「Knockin' On The Heaven's Door」、「Promises」など代表曲が一通り収録。またMoney and~からも傑作「I've Got A Rock'n Roll Heart」や'80年代の代表作「Forever Man」なんかも上手に選曲してあります。今も同タイトルで擬似商品が売ってますが激シブジャケも選曲も変わっちゃって少々残念です。
「初めて拝んだのは、青空の下今は無き大阪球場でマーク・ノップラー&エルトン・ジョンを引き連れてきたクラプトン。やっぱ神様でした。」
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2007.03
14
Category : Roots Rock
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 ここ数年、遊びよりも仕事のほうで疲れる事が多くなりました。そんなヘロヘロで帰った時は、カントリー・フレイヴァが効いたロックが癒してくれたりします。なんつうか大陸的な気分に導いてくれます。ついでにテンガロンハットもかぶりたくなります。(それは嘘)グラミー賞とかでも日本では考えられんカントリー勢の強さが本国アメリカではありますが、そんなルーツ・ミュージックのエッセンスを凝縮した素晴らしき編集盤がコレ。'70年代南部の象徴みたいなキャプリコーンの音中心にバシッと聴かせます。ザ・バンドとかイーグルス、リトル・フィート好きは間違いなくエエ薬になります。
 ド頭は表題曲でもあるAllman Brothers Bandの大傑作「Rumblin' Man」で最高のスタート。正直、Allman Brosでも最も好きな曲でデュアン亡き後バンドを引っ張ったデッキー・ベッツの真骨頂といえるカントリー・テイストが集約されたといっていい名曲です。ベストヒットU.S.A.で最初見た時、「なんとテンガロンが似合うおっさんや」と感心したデッキーのスムーズなギター・プレイも聴き物です。続いて枯れた感じが何ともいえんエエ感じの「Seen A Ghost」を演奏するHoneydogsは'90年代のオルタナ・カントリー・バンドで味わい深い逸品を収録。また美人が多いと感じる女性カントリー・シンガーでは大ブレイクも記憶に新しいShania TwainI'm Outta Here!」、見る限り100%テンガロンハットをかぶっている頼もしいTerri ClarkPoor,Poor,Pitiful Me」、優しい歌声に包まれるKim RicheyTo Tell The Truth」など親しみやすいメロディもたまりません。他にもヴィンス・ギル在籍のPure Prairie LeagueElvin Bishop、J.J. Cale、Rod Stewart等の重鎮が続々登場。最後も南部系大御所Gregg Allmanの「These Days」で泥臭さを増したジャクソン・ブラウンのカヴァーは最高の締め。そんなことで新旧ごちゃまぜながら統一感抜群の編集で心地良く聴かせてくれます。
「どうしてもウエスタン・ブーツを履きたくなる名曲集。たまにはこんなんもよろしおまっせ」
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