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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2007.07
27
Category : Jive
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
20070726050751.jpg



 1930年代、まだR&Bもソウルもヘチマもなかった頃から黒人音楽の源流となるエンターテインメントを体現してきたキャブ・キャロウェイ。ディジー・ガレスピー等と共にハーレム時代のジャズを歌手・俳優・バンドリーダーとマルチな活躍で支えてきた人です。勿論当時の活躍は知る由もなく映画ブルース・ブラザーズでの名演で初めて知ったのですが、歌のインパクトだけで言うとJBやレイ・チャールズよりも強烈だったのが劇中終盤で歌われた「Minnie The Moocher」。表現力抜群の歌唱でユーモラスに歌う様は何とも印象的で、物悲しさも持ち合わせつつ掛け合いも最高のこの曲は一発で気に入りました。そんなキャブの全盛期1930~40年代の素晴らしい録音を集めたのが本CD。粋にスウィングするジャイヴ・ミュージックの数々は、初期に所属していたデューク・エリントン楽団のビッグバンド・ジャズにも通じる楽しさ満載で、後のドゥーワップやジャンプ・ブルースにも影響大となった黒人芸能の原点となる名演集です。
 中身は1曲目「Nagasaki」から軽快にスキャットしまくりの1935年録音で一気に心惹きつけるグレイト・スウィングです。前半ではジョー・ジャクソンもカヴァーした“Hep Hep=(Hip)”と連呼するのが最高な「Jumpin Jive」、ソウルフードでも欠かせないチキンについて歌った「A Chicken Ain't Nothing But A Bird」、ダンディに決める「My Gal」、実にドラマティックな代表作のひとつ「St. James Infirmary」、スィートな「I'll Be Around」とゴキゲンさんなナンバーの連打です。そして下品に迫るミュート気味のトランペットにキャブのダイナミックな歌唱が光りまくる大ヒット「Minnie The Moocher」。文句無しにキャブの代名詞と言える超傑作で喉開きまくりのあの声も絶妙のはまり方で最高としか言い様がありません。アルバム後半は1940年代中心となりR&B調にグルーヴィーさも増し「Honey Dripper」、「Hi De Ho Man」、「Jungle King」、「The Calloway Boogie」等どっから聴いても軽快に聴き通せますが何といってもキャブの表情豊かな歌唱がたまりません。
「何ともユーモアに溢れた粋なジャズメン。聴いてるうちに顔がほころぶ20曲!」
::more
2010.05
23
Category : Jive
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
Louis 1


 
 ブラック・ポピュラー・ミュージックのルーツといえる男、ルイ・ジョーダン。ジャイヴっていうのか、R&Bっていうのか何かよう分かりませんが、確実に言えるのは“ゴキゲンな音楽”ってこと。それはもうノリノリでございます。バンドも歌もスウィングしまくりで、「音楽」の字の通りホント楽しくなっちゃいます。それこそジェイムス・ブラウンやチャック・ベリーやら偉大な人達から、さらに川上まで昇ったルーツな人でサックスから歌まで器用にこなすエンターテイナー。R&B界の仙人みたいな人です。
 本アルバムは彼の黄金期と言われる1940年代のデッカ時代の美味しいトコ取りでまとめ上げた18曲のR&Bナンバー1ヒット集。これはスティーヴィー・ワンダーが塗り替えるまでルイが持ってた記録だそうで、いかに大衆音楽として影響力の強い人だったかがよくわかる音源です。30年代からサックス奏者として活動した後、黄金のバック・バンドHis His Tympany Fiveを率いて、ついにブレイク。冒頭に収められたのが42年の記念すべき初No.1ヒット「What's The Use Of Getting Sober」。こっから出す曲、出す曲、大ヒットってな具合やったみたいですが、Popチャートでも1位獲得となった「G.I. Jive」はじめジャズやらブルースをスイングさせたスタイルは今聴いても実に粋な音楽。ミュートしたトランペットにサックスがナイスに絡む「Mop-Mop」などルース・ブラウンとかがそのまま継承したようなスタイルで、「Buzz Me Blues」あたりはB.B.Kingがお手本にしたような感じがたまらんブルース・スタイル。そしてJ.B.で初めて聴いた45年ヒット「Caldonia」はエクセレントの一語。ブッ飛びのヴォーカル・スタイルに、ナイスなバック・サウンドはまさにオリジナル・ロックン・ロール。「Don't Worry 'Bout That Mule」も“ロック・アラウンド・ザ・クロック”の原形のように聴こえます。他もElla Fitzgeraldのハスキー・ヴォイスとの対比も楽しいデュエット・ナンバー「Stone Cold Dead In The Market」、驚異の18週連続No.1を記録した超ゴキゲン・ブギ「Choo Choo Ch'Boogie」、イントロのギターで真っ先にチャック・ベリーのルーツを感じる「Ain't That Just Like A Woman」、もう腰が勝手に動くほどノリノリの「Texas And Pacific」、ホーンアレンジもカッコよすぎる「Jack, You're Dead!」と無敵のブギウギ・ナンバーが連打で言うことナッシング。バック・ヴォーカルとの掛け合いも楽しい「Run Joe」に「Beans And Cornbread」あたりも豊かな表情を見せるヴォーカル・スタイルが最高です。中でもホンマに土曜日は鯵フライなど食べたくなる「Saturday Night Fish Fry」にはマジしびれまくり。その後、50年代に入ってチャートから遠のいたものの、ルイの元プロデューサーであるミルト・ゲイブラーがビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツにそのジャンプ・ブルース・スタイルを再構築させ“ロックン・ロール”となったのは、有名な話。
「なんせJ.B.のおっしょさんみたいな人。ジューク・ボックスの王者と言われた男の素晴らしき音です!」
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