
普通アルバム1,2枚を出して消えていくのが多い音楽業界で50年近く最前線活躍してきて今もバリバリ現役という驚異的なThe Isley Brothers。志垣太郎みたいな面でSweetから力強いFunkまでこなす看板ロナルド・アイズレーの歌声は今も昔も素晴らしく、古くはビートルズにカヴァーされ現在もR.Kelly等のメインストリーム勢からもリスペクトされるいわば音楽界のボスキャラです。'60年代のモータウン期からファンクを得意とするセルフコンテインド・グループへ変貌を遂げまたまた成功を収めた時期の1枚がこの24枚目といわれるこのアルバムです。
この時期は楽器担当の若手兄弟3人組が大活躍でアレンジ・曲作りに大きく貢献してます。まずクリス・ジャスパーのドス黒いクラビネットとロナルドの熱いシャウトがしびれる「
Live It Up」です。以前ジミヘンを弾きすぎやと言って解雇しながら、この時期加入した実弟アーニーがジミヘン直系のファズギターをバリバリ弾く王道スタイルもすっかり確立されこういったファンク曲にもビシッと映えます。また前作の成功もあってか曲構成、ベースライン、歌メロとThat Ladyに酷似した「
Midnight Sky」も二番煎じながらカッコ良いのはこの時期の勢いか。そしてメロウな中にコンガやハンドクラッピングも効果的に配した「
Brown-Eyed Girl」やロナルドの甘い歌唱も冴えるトッドラングレンの「
Hello It's Me」も白眉の出来。しかもリマスター現行版はボートラで、よりテンポアップした「
Live It Up」の熱いTVショーライブも収録!
「さすが血縁グループ。息もピッタリですわ。Isley家のお母はんにも感謝!」