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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2005.09
26
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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名編集連発のメトロからのグッドチョイスなコンピレーションでございます。60年代後半~70年代前半の有名無名問わないニューオリンズ産ファンクで編集されており、なかなか退屈しない構成。シンコペーションを多用した独特のリズムが目一杯、楽しめます。土台はシャープ、ウワモノはゆるめってのが、たまらんところ。副題はズバリ「Deep & Dirty New Orleans Funk」!
 ド頭こそ超有名曲であり定番The Meters「Cissy Strut」で始まり、名刺代わりにニューオリンズファンクを辞書で引いたらコレ!みたいなナイスグルーブを聴かせてくれます。(大御所ミーターズは他にも2曲収録) 有名ドコロはAllen Toussaint 「Louie」、Lee Dorsey 「Occapella」等、ニューオリンズ重鎮もしっかり収録。この盤では名曲「Ride Your Pony」もBetty Harris姐さんVersionで収録で豪快な唄いっぷりが痛快です。またおもろいのが青い目のピアニスト&シンガーSkip Easterlingの「I'm Your Hoochie Coochie Man」。あのマディ・ウォーターズのブルース・クラシックですが、見事なニューオリンズ仕様ファンクに改作。一緒なのは歌詞だけって感じで、一聴しても別曲としか聴こえません。一方Clemon Smith 「Brother Man, Sister Ann」Robert Parker 「Get Ta Steppin'」(berefootin'で有名!)、Sonny Jones 「Sissy Walk」等はJBスタイルの影響も感じるなかなか強力なファンク。ゆる~いのからシャープなのまで色々入ってますが、最高のスネア・ドラムにゴスペル調Voが乗っかりウニ&イクラ丼並みにグレイトなEddie Bo & Inez Cheatham 「A Lover & A Friend」、バックにミーターズがついて無敵状態のWillie West 「Fairchild」あたりカッコ良すぎますぞ。レア曲もいっぱい収録で初級~上級者まで楽しめる全16曲という憎い構成。
「災害に苦しむニューオリンズ。コレ聴いて、心から復興を祈ります」
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2005.10
08
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安心印のMetro編集の男子(Brothers)ファンクコンピレーションです。メジャーな有名曲から全然知らん超マイナーまでブッこんだブツながらカッコいい曲満載で初心者が聴いても楽しめる内容になってるのがミソ。
 男気溢れるオレオレ大所帯FunkバンドRippleの「I Don't Know What Is It But It Sure Is Funky」でスタート。JBスタイルが無茶カッチョイイSir Joe Quarterman & Free Soul は「So Much Trouble In My Mind」がチョイス。大御所Curtis Mayfieldは名曲「Freddie's Dead」をロングヴァージョン収録でグッとハードボイルドさが増します。テネシー発のMoody Scott I Don't Dig No Phony」はJB'sスタイルのバックに塩辛声が切れよく絡むナイスファンク。直後に本家の風格でMaceo Parkerが「Got To Get Cha」をクールに決めます。ニューオリンズ関連もThe Metersや地声もイカすAaron Nevilleのソロナンバー、Pointer Sistersで有名な「Yes We Can」もLee Dorsey御大で収録。中でもアラントゥーサン関連のIroning Board Sam なる人物の「Man Of The Street」なる曲は出色の出来。
「70年初頭~80年代頭までの有名無名問わない熱いファンクが満喫できます!」
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2005.10
08
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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こちらはMetro選Funk集の女子編(Sisters)です。実は私はコンピとかベストとかが大好きでございまして。そんなに売れなかった人や、少ししか良い曲を残せなかった人に関しては、僅かの名曲の為にわざわざアルバム1枚買ってられません。でも選者がそれなりの考えで良いと思った曲が集められてるのですから、1曲でもそのコンピに自分の好きな曲が入ってれば“お買い得名曲集である確立が高い”と考えちゃうのです。
 てなわけでこの女流ファンク集も当たりでした!なんといっても1曲目から小沢健二ネタで余りに有名なマイアミ出身Betty Wrightの「Clean Up Woman」です。印象的なギターカッティング(サンプリングされまくり)に溌剌とした歌声が響く名曲。ロイ・エアーズ系では小悪魔Sylvia Striplinは唯一のソロ作から「All Alone」、そしてSylvia嬢もメンバーに名を連ねたEighties Ladiesも「I Knew That Love」が収録で後者は80's初期らしい都会的な洗練ファンクでカッコええです。そして最大の聴き物フィリー発の'74年作品Jones GirlsWill You Be There」は完璧なコーラスにポップな歌メロが素晴らしい軽快ファンク。彼女達はもう1曲入っていてそちらもドラマティックな名曲。シカゴ発のヴォーカルグループThe Tequesの「Love Cup」も熱い歌いまわしが光る隠れた名曲だしDeepな声が魅力的なサザンソウルの要人Ann Sextonも2曲収録。またDetroitからのノーザンソウルっぽいDeniece ChandlerIt's You Need」も拾い物の佳曲。マイルスの嫁はんBetty Davisのイケイケファンクも収録で買い得感満載です。
「似たようなコンピが沢山ありますが、コレは持ってて損なしっす!」
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2005.11
15
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 ジョージ・クリントン総裁率いるP-Funk軍団の中でもサイケロック色強いファンカデリック。実はこの初期ファンカに代表されるこの感じがど~も微妙に苦手で、なんかダラダラしまりないグルーヴに感じられ正直あんまり聴くことはありません。しかしコノ後期ファンカの、パーラメントと同列で聴いても違いが分からないソリッド感は非常によろしいです。衣装やコンセプトのバカらしさがなんとも痛快でたまりませんが、今アルバムはアンクルジャム軍隊が国家の名の下でグルーヴを守るというバカボンパパ級のグレイトさです。
 中身はP-Funkの代表曲ともいえる名演揃いですが何といっても冒頭からの3曲がブリブリのジョージ流ファンクで最高です。「Freak Of The Week」は得意のミディアムテンポの女性コーラスにジョージが絡み、バーニー・ウォーレルの鍵盤が自在に跳びまわる佳作。そして名門Ohio Players出身ジューニー大活躍の「Knee Deep」はデ・ラ・ソウルねたでもおなじみの名作。ジョージやゲイリー・シャイダーのヴォーカルも最高の絡みを見せ15分に渡るブリブリ感が味わえます。次にもブーツィー・コリンズがファンク魂を全開に弾きたおす「Uncle Jam」もファンク軍隊をしっかり指揮する凄まじい出来。ドゥービー・ブラザーズとP-Funkが合体したようなインスト「Field Maneuvers」もおもろいっす。
「これ以降の失速が悔やまれますが、P-Funk絶頂期のOne Of Themに異論無し!」
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2005.12
03
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
20051203030239.jpg

 なにげにHipなデザインで手元に置いても嬉しいmetroの女子ファンクコンピ続編。今回も単品で集めてたらキリがないファンクやソウルの隠れた名曲をお手軽にコンパイルしてあるのが嬉しい好企画となってますが、じつはスローなんかも収録されていてファンク一辺倒でないところがミソ。
 選者の好みからか、またもやオープニングはマイアミ発Betty Wrightの「Baby Sitter」で軽快にスタート。Roy Ayers関係は3曲収録で、中でもアクエリアン・ドリームでも傑作を残したSylvia StriplinYou Can't Turn Me Away」は'80sアーバンでライトファンクな感覚が程よい佳作。伝説のグループ(←ちょっと大袈裟)、Eighties Ladiesの正にクールな80'sファンクでATCQネタとしても知られる「Turnd On To You」も嬉しい収録です。一方、70年代は自身のレーベル設立で大活躍となったCurtis MayfieldのCurtomからはMavis StaplesChocolate City」やJones GirlsIf You Don't Start Nothing」等どれも素晴らしい出来。余裕の貫禄Ann SextonYou're Gonna Miss Me」はどっしりしたつくりでハスキーな歌声が絶妙のマッチングを見せます。Irma ThomasはなんとLabelleの大ヒット「Lady Marmalade」をライブ収録で流石の歌をきかせます。また本シリーズのアイコン的存在Betty Davisは「Hangin' Out In Hollywood」で華麗にスイングしちゃいます。'60年代中盤の曲もセレクトされていてLinda JonesFugitive From Love」やBetty EverettI'm Gonna Be Ready」等何ともいえない甘酸っぱくも堂々の唄いっぷりで最高です。全然知らんZilla Mayersなる人の「All I Want Is You」も迫力満点の歌がたまらんAllen Toussaint作の逸品。そんなこんなで充実の16曲です。
「これやからコンピはやめられん!」
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2005.12
04
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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非常に泥臭く若干ゆるさも感じられるルイジアナ産ファンク集。なんでも激レアシングル集らしくて全国ヒットとは程遠いメジャー感皆無のコンピですがBGP編集ってことで信用買いです。Super Funkシリーズもグレイト極まりない発掘仕事でしたが、コチラのご当地ファンクもグルーヴ中毒患者にとっては素通りできない一枚。BGPレーベルの看板を汚さない良心仕様です。ジャケットも良いし、田舎くさい感じもそれなりにGooです。
 収録曲はコノ時代だけあって皆様JBスタイルやらミーターズの影響下ながらブルース臭さもあり、ニューオリンズともチョッと違う雰囲気ですがなかなかゴキゲンです。この中でもMurcoの録音で少し知られた存在のEddy“G”Gilesは「Soul Feeling Part1」「Part2」でなんともカッコいいファンクを披露。ウィルソン・ピケット版“Funky Broadway”の影響下にあるような曲ですが、文句無し。いきなりの土臭いファンクにガッツ・ポーズです。シビれまくり必至のバタついたグルーヴと殆どしゃべりで進行するChester Randle's Soul SendersSoul Brothers Testify Part1」や、張りのある声が頼もしいCaMille“Lil”Bobによるハワード・テイトの名曲「Stop」、疾走グルーヴもいかすTabby ThomasOne Day」など聴きドコロが随所に。J.B'sのパターンを応用したAfrican Music Machineの「Black Water Gold」など、思わずニヤけてしまう楽しい展開。ワウ・ギターを効果的に用いて程良い緊張感が溢れるFreddie Love with The NotablesCrazy Girl Part1」や、どことなく朗らかムードが漂うJohnny TruitNo Sad Times」、エレピもグルーヴの一部に使用したバックトラックが異様にカッコいいKatie WebsterHell Or High Water」あたりも一押しです。
「二流にはに二流にしか醸し出せない良さがあります。コレ褒め言葉!」
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2006.03
21
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 安くて美味しいっていう何処かの食いもん屋みたいなコピーがピッタリのmetoro選女子ソウル集第3弾。このシリーズの良いところは決してありきたりの選曲ではなく何かしら“発見”があるトコでしょうか。第1集、2集と合格~って人は迷わず購入をオススメです。またジャケの顔よりでかいアフロも最高です。
 今回も当シリーズの象徴ともいえるBetty Wrightの「Secretary」で軽快にスタート。Miami系サウンドに溌剌ヴォイスがよく映えます。続いては何とブレイク前18歳のWhitney Houstonが唄うMaterialMemories」でシティメロウバラード的趣きの中、既に堂々の歌いっぷりです。正に発見。C.Mayfield関連は'70年代に手掛けたMavis StaplesA Piece Of The Action」他、初期に手掛けたシカゴ・ソウル風味がたまらんJune ConquestAll I Need」やThe FascinationsGirls Are Out To Get You」と充実。ディープな歌声が最高なAnn Sextonの「I'm His Wife, You're Just A Friend」に、いなたいファンキーぶりがたまらん「You're Loosing Me」あたりも文句無しです。またスタックスにも在籍したJean Knight嬢の「Jessy Joe」や、クールな感触がたまらんLinda Cliffordの「Never Gonna Stop」とそれぞれ持ち味を充分に発揮の好ナンバーが聴けます。一方、Roy Ayers関連も充実ですがSylvia Striplin在籍のEighties Ladies「Ladies Of The 80's」なんてのも今回も入ってます。色々盛り沢山の16曲ですが最後はIke & Tina Turner Cussin' Cryin' And Carryin' On」とCoolなFunkで締めです。
「metroさん。また次も頼んまっせ」
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2006.03
23
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 P-Funkの花嫁コンビの1stで、ジョージ・クリントンの思想そのままに変態ファンクをぶちかましている好盤。パーラメント全盛期の音に乗っかって歌ってますので、ファンケンテレキー辺りが好きな方はど真ん中ストレートの決して見逃してはいけない剛球アルバム。他のP-Funkの名盤と同列で扱って何の問題も無い、純度の高い演奏とハイテンションさがたまらん内容。ワケの分からん近未来的装いのイラストジャケもグレイトでございます。
 中身は何と言っても「Disco To Go」です。本体のUp For The Down Stroke花嫁版てな感じの超強力P-FunkはBooty Collinsの援軍も手伝ってえげつないカッコ良さを醸し出しております。P-Funk史上に数多く存在する傑作ファンクの一つで、コレ1曲で“買い”といって過言ではありません。変態度が加速する「War Ship Touchante」もぶっ飛んだ面白い出来。他の同時代ファンクではあ決して味わえないアブノーマルな雰囲気は格別です。歌メロにP-Funk軍団らしさを感じる「Nappy」や、オーソドックスなソウルナンバー「When You're Gone」もちゃんと歌を聴かすスタイルも高品質で結構いけてます。9分の大作スロウ「Just Like You」はマッタリながらアレンジに独特の気持ち悪さもしっかり兼ね備えており、脳ミソが腐っていきそうな感触は流石です。やはり「Birdie」、「Amorous」といったFunkスタイルが強力なのは言うまでもありません。P-Funkファンにこのアルバムが人気が高いってことが一発で分かるグルーヴィーな名演で文句無しです。アルバムの最初と最後にグレイト・ファンクが配置された構成もお見事!
「P-Funkの底力を感ぜずにいられない強力盤。Prince好きの方も必携ですよ!」
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2006.03
28
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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遊びに行った琵琶湖で遊覧船ミシガンの勇姿を眺めていると、脳内音楽はグッと南下してニューオリンズに。行った事ないですがイメージは独自の誇れる地域文化があってブラックミュージックもゆる~く泥臭いファンキーな感じって印象で好きなん多いです。しかも地域特有のアフタービート的なノリはどえらい心地良いもんです。そんなニューオリンズの音楽を支えてきたキーマンAllen Toussaintがプロデュースの最高のファンクチームMetersです。シンコペーションをビンビンに効かしたセカンドラインファンクといわれる独特のうねりは1回聴いたらチョッと好きな人は間違いなくはまるグルーヴで「この人等でないとあかんねん」くらいのオリジナリティ溢れる素晴らしい音です。特に阿吽の呼吸なんか計算ずくなんかわかりませんがGeorge Porter JrのBassとJoseph ModelisteのDrumsの跳ねまくりビートは国宝級のグレイトさでコレだけで飯5杯食えます。スネアの音、タイミングなんか唯一無二の存在感でケチつける場所一切無しです。勿論、その上をデコレーションするArt Nevilleの雄大なOrgan、単音弾きを巧に活用するカッティングの名手Leo NocenteliのGuitarも絶妙の絡み具合です。
 収録曲は全てインストですが1曲目の「Look-ka Py Py」から、もう完璧でしびれまくりグルーヴ炸裂でえらいことです。そして「Pangee」、「Thinking」、「Funky Miracle」、「Little Old Money Maker」など簡単には真似できない名演が次々と押し寄せます。誤解承知でいうならば完全に'69年産Hip Hopといえる痛快グルーヴ。しかも現行Rhinoリマスター盤はこれまたエエ感じの「Borro」等2曲追加の得用盤です。
「聴き終わる頃には完全阿波踊り状態必至の右脳直撃盤。注意してください!」
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2006.04
19
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 '70年代のファンクバンドの生き残りが全盛時の勢いそのままに現存してるってのは極めて稀ですが、このタワー・オブ・パワーは別格。何せBump Cityやらの名作とたて続きに聴いても何の違和感も無しに耳にスーッと入ってくる感じでバンドのアイデンティティというか哲学が無茶苦茶しっかりしてるんやと思います。それは多分バンドの要でありテナーサックス奏者の大将エミリオ・カスティーヨがタワーの看板を守る為、老舗の味を守る漬物屋の如くビシッと鮮度・味を保ってくれてるから他ありません。そんなエミリオの頑張りに応えて今作は天才ドラマー、デヴィッド・ガリバルディと超人ベーシスト、フランシス・ロッコ・プレスティアの最強リズムセクションが復活した久々のスタジオ録音となり聴き応えも抜群です。
 曲もタワー印ファンクとして王道をいく内容で、イントロダクション的にド頭からロッコのそれと分かる16分ベースが嬉しい「Eastside」でスタートで思わずニヤリとさせられます。そして切れ味抜群のホーンと新加入の黒人Voラリー・ブラッグスとエミリオの合いの手もグレイトな強力ファンク「Give Me Your Love」で現役どころかまだまだ1線級であることを確信します。正直、ここまでクオリティが高いと思わないで購入した自分を恥じたくなる素晴らしさで、18番ファンク「Get What You Want」や「This Type Of Funk」、オーソドックスなソウル感覚もたまらん「Happy 'bout That」、過去の名曲フレーズも登場する「Back In The Day」など衰え知らずの絶好調ぶりです。壮絶アウトロ「...Eastside」に続いて日本盤はボートラとしてソウルフルな名バラード「That's Just Where It's At」含む2曲追加で買うなら間違いなくこっちです。
「10年以上前、大阪で見た時からもなんも変わってへん。変わらん事はエエ事やと思える1枚」
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2006.04
20
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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普通アルバム1、2枚を出して消えていくのが多い音楽業界で50年近く最前線活躍してきて今もバリバリ現役という驚異的なThe Isley Brothers。志垣太郎みたいな面でSweetから力強いFunkまでこなす看板ロナルド・アイズレーの歌声は今も昔も素晴らしく、古くはビートルズにカヴァーされ現在もR.Kelly等のメインストリーム勢からもリスペクトされるいわば音楽界のボスキャラです。'60年代のモータウン期からファンクを得意とするセルフコンテインド・グループへ変貌を遂げまたまた成功を収めた時期の1枚がこの24枚目といわれるこのアルバムです。
 この時期は楽器担当の若手兄弟3人組が大活躍でアレンジ・曲作りに大きく貢献してます。まずクリス・ジャスパーのドス黒いクラビネットとロナルドの熱いシャウトがしびれる「Live It Up」です。以前ジミヘンを弾きすぎやと言って解雇しながら、この時期加入した実弟アーニーがジミヘン直系のファズギターをバリバリ弾く王道スタイルもすっかり確立されこういったファンク曲にもビシッと映えます。また前作の成功もあってか曲構成、ベースライン、歌メロとThat Ladyに酷似した「Midnight Sky」も二番煎じながらカッコ良いのはこの時期の勢いか。そしてメロウな中にコンガやハンドクラッピングも効果的に配した「Brown-Eyed Girl」やロナルドの甘い歌唱も冴えるトッドラングレンの「Hello It's Me」も白眉の出来。しかもリマスター現行版はボートラで、よりテンポアップした「Live It Up」の熱いTVショーライブも収録!
「さすが血縁グループ。息もピッタリですわ。Isley家のお母はんにも感謝!」
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2006.04
26
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 '70年代に数々の名義でメジャー各レーベルから次々にアルバムを出したジョージ・クリントン率いるP-Funk軍団。セールス的には落ち着いた状態となったものの精力的に活動を続ける軍団の'80年代以降をナイスな編集でまとめた好企画。いっぺん頭の中を覗いてみたいくらいのジョージの自由奔放でわけわからんFunk的思想が全編に貫かれており周辺アーティスト等もごっちゃに収録ですが統一感バッチリです。
 中身は御大が仕切るGeorge Clinton & P-Funk All-Starsの'96年作「If Anybody Gets Funked Up」、「Funky Kind」でスタート。前者はEPMDのErick SermonMC Breedも参加した激クールトラックでHip Hop以降のP-Funkが最高の形で昇華した傑作。後者も作者にAmp Fiddlerも名を連ねるナイスなFunkでグイグイ引っ張るベースがかなり魅力的な逸品です。以降ファミリーのリーダーアルバムからのチョイスでBootsy CollinsMutinyPhilippe Wynne等の粒揃いのトラックが連発ですが中でも秀逸なのが、後期ファンカの臭いを強烈に放つJunieの'80年作「Love Has Taken Me Over」、'81年作「Rappin' About Rappin'」。突然のメジャーKey展開やブヨブヨシンセの効果的配置等もう完璧で“らしい”アレンジがたまらん傑作。また'80年にBootsy主導で結成されたプロジェクトThe Sweat Band の「Freak To Freak」もBootsy節爆裂のグレイトファンクで申し分無し。一方、打ち込みファンクながらRoger顔負けのヴォコーダーも活躍のMico WaveMisunderstood」はMaceo Parkerのサックスも好演の秀作。そして最後は'83年のP-Funk All Starsで、ここでもJunie大活躍のメロウチューン「One Of Those Summers」と、これぞP-Funkといえる素晴らしきブリブリグルーヴ炸裂の超強力ファンク「Pumpin' It Up」。もう腹一杯で大満足ですわ。
「パーラやファンカだけで満足してたらあきまへん。これも聴きなはれ!と顔面に投げつけたい1枚。」
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