Enter The Wu-Tang (36 Chambers) / Wu-Tang Clan * 1994 Loud

East Coast
 正に衝撃的だったウータンの1st。耳を疑った音の悪さ、誰一人欠けても体を成さない最高のMC陣、わけの解らんサンプリングセンス(←褒め言葉)、カンフー効果音の絶妙さ、どれを取っても最高でした。ちょこちょこ聴いておったHip Hopもこのアルバムによってズブズブとのめり込んでいきました。Tiger Styleという呟き(そう、あの”ウータンクランに手を出すな!”のイントロです)から始まった2回目となった全員揃い踏みの来日公...

The Beatnuts / The Beatnuts * 1994 Relativity

East Coast
プロデュースチームとして既に第一線に君臨していたビートナッツが自らの名義で初めてドロップしたフルアルバム。(EPを入れると2枚目)ピート・ロックと比較されるように卓越したセンス溢れるJAZZサンプリング主体の東海岸発HIP HOPユニットです。メンバーのサイコ・レスが「バカどもがダサいラップで俺達のビートを台無しにしやがる」というだけあって、自らパフォーマンスする本作では音作りからラップまでマジで完璧です。ハー...

Kamikaze / Twista * 2004 Atlantic

East Coast
一時、人の曲に客演しまくっていた印象の強いTung TwistaことTwistaの大ブレイク盤。何とビルボード誌でも1位を獲得したこのアルバム、マシンガンラップ全開の好アルバムです。愛嬌のある顔で立ちまくしたてるギネス認定の世界一の早口ラップはまろやかな声質と共に意外と気持良く響き渡ります。 バウンス系の曲もあったりしてチョッと個人的にはうっとおしい所もありますが、メディアでも露出しまくりの問答無用大ヒット「Slow J...

Late Registration / Kanye West * 2005 Roc-A-Fella

East Coast
Hip Hopに伝統的なスタイルっていうのも変な話ですがピート・ロックやDJプレミア、RZA達が90年代に黄金期を導いた王道スタイルだとするとカニエ氏は間違いなく継承者。あのテイストを2005年なりの進化を加えてしっかりポピュラリティーをも持って表現してるのは賞賛に値します!独特のザラついた感覚に絶妙なサンプリングは一時のテディライリー並みに引っ張りだこ状態も納得のグッドジョブっぷりです。 リーダー作としては2作目...

Life Of A Kid In The Ghetto / Ed O.G & Da Bulldogs * 1991 PWL

East Coast
その昔、ソウルトレインでパフォーマンスしてるのを見て一発で気に入ったグループ。ATCQやDe La Soul等ニュースクール系台頭の'90年代初頭に時を同じくして登場し非凡なセンスで完全にノックアウトされました。Nice&Smoothで名を馳せたオウサム2がバックアップしたファンクなサンプリング・サウンドとエドの繰り広げる野太いラップは相性抜群で今聴いても最高です。この時期の東海岸(N.Y.)発のサンプリングセンスを競ったCoolな...

Be / Common * 2005 Geffen

East Coast
 「One Day It'll All Make Sense」以来、秀作連発で目が離せないシカゴの星コモンの6枚目。今アルバムは何と言ってもカニエ・ウェストが全面的に関与したヒップホップ原点回帰といえるロウでソウルフルなトラックが全体を支配してるところがたまりません。カニエのカレッジ・ドロップアウトの兄弟アルバムというかエレピの味付けやらサンプリングのざらつき感といい、実に渋くもカッコええサウンドとラップで一気に聴かせてくれ...

Naughty By Nature / Naughty By Nature * 1991 Tommy Boy

East Coast
'90年代初頭、Hip Hopのアルバムで初めて買ったのが多分これ。Run-D.M.C.でRapの存在を知りつつMTVでガンガン流れても、友達がL.L. Cool Jを勧めようとも殆ど無関心で心を動かされることが無かったのに彼等のせいで又散財の対象物がまたひとつ増えました。それまで過去の音楽の焼き直し(サンプリング)やしRap自体に「メロディ」も無いから誰がやっても一緒のクリエイティヴなモノからかけ離れた音楽と思ってたのが、いざ聴き始め...

4:21...The Day After / Method Man * 2006 Def Jam

East Coast
 ウータン軍団のキャラ立ちNo.1の象徴的存在であり、ODB亡き今Ghostfaceと共にますますクリーンナップを打つ主軸として期待も高まるメスのソロ名義4作目。本作はナショナル・ウィード・スモーキング・デイ(国際的なマリファナの日)である4月20日の“翌日”がアルバム・タイトル。とうとう禁マリファナに取り組むのか、翌日のシラフでの制作をアピールしてるのかよう分かりませんが気合の入った一撃である事は間違いありません。メ...

Hell Hath No Fury / Clipse * 2006 Re-Up Gang

East Coast
 ネプチューンズのファレルが全面的バックアップして制作されたブロンクス出身・ヴァージニア育ちの兄弟チームの2nd。1stの成功にもかかわらず所属レーベルのゴタゴタで遅れに遅れた本作は4年ぶりの満を持しての登場。ドラッグ売買などのストリートでの生活で生き抜いてきた二人の力強いラップは突き抜け感に満ちたなかなかカッコ良いもんです。音の方もここ数年では最もおもろい音を届けてくれるトラックメイカーで真っ先に思い...

The Naked Truth / Lil' Kim * 2005 Atrantic

East Coast
 今は亡きノトーリアスB.I.G.を愛し続ける、意外に一途な女“リル・キム”。発砲銃撃事件の共謀罪、偽証罪で監獄にブチ込まれたりと良くも悪くも常に話題満載のセクシー・ビッチですが実力派ラッパーであるコトも事実。リル嬢は強気のラップでまくしたてるビーフ合戦も注目でしたが、やはり男子としてはデビュー以来誇張しまくりのエロいスタンスもついつい注目してしまいます。でも話題先行のイロモノではなくソロ作は何れもクオリ...

In Search Of... / N.E.R.D. * 2002 Virgin

East Coast
 バリバリのHip Hopサウンドを期待したら肩すかし間違いなしのN.E.R.D.の出し直しアルバム。何しろフットワークの軽さが最高でロックっぽくもあり、ファンク的であったりで「もう何でもかまへんわ」と最後には思える痛快極まりないサウンドが散りばめられてます。やっぱネプチューンズの2人がメンバーでもあったりするので、Coolなループ・サウンドが来るもののと先入観を持って最初聴いたんですが、何とバンドサウンド中心で当初...

Cilvaringz 1 / Cilvaringz * 2007 Entak

East Coast
 謎のモロッコ系オランダ人ラッパー「シルヴァリングス」。最高のHip Hop集団であるウータン・クランの2軍、3軍(技量ではなく単なる位置づけ)の人ですが、RZA総帥始めとする1軍本隊の鉄壁バックアップでの興奮アルバムがドロップです。正直、本隊復活のキーマンであったO.D.B.の逝去で大きく落胆しましたが、こういうロウファイなアルバムを送り込んでくれると俄然Wuファミリーの新たなる門出を期待せずにいられません。今まで...
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