Enter The Wu-Tang (36 Chambers) / Wu-Tang Clan * 1994 Loud

East Coast
 正に衝撃的だったウータンの1st。耳を疑った音の悪さ、誰一人欠けても体を成さない最高のMC陣、わけの解らんサンプリングセンス(←褒め言葉)、カンフー効果音の絶妙さ、どれを取っても最高でした。ちょこちょこ聴いておったHip Hopもこのアルバムによってズブズブとのめり込んでいきました。Tiger Styleという呟き(そう、あの”ウータンクランに手を出すな!”のイントロです)から始まった2回目となった全員揃い踏みの来日公...

Doggystyle / Snoop Doggy Dogg * 1993 Death Row

West Side
 いわゆるWest Sideのシーンから放たれた、10年以上前の作品ながら未だに影響力絶大のSnoopの1st。東海岸発が主流であったHip Hop界の流れを変えた力作で、サンプリング中心のトラックではなく打ち込みも多用されるつくりがまた新鮮であったりしました。過去のファンク系音源も弾き直しなどで生演奏も取り入れ、実に気持ち良いサウンドが全編に散りばめられています。70年代に全盛だったP-FunkをHip Hopに大胆に導入し絶妙のマッ...

The Beatnuts / The Beatnuts * 1994 Relativity

East Coast
プロデュースチームとして既に第一線に君臨していたビートナッツが自らの名義で初めてドロップしたフルアルバム。(EPを入れると2枚目)ピート・ロックと比較されるように卓越したセンス溢れるJAZZサンプリング主体の東海岸発HIP HOPユニットです。メンバーのサイコ・レスが「バカどもがダサいラップで俺達のビートを台無しにしやがる」というだけあって、自らパフォーマンスする本作では音作りからラップまでマジで完璧です。ハー...

Good Job ! / Rip Slyme * 2005 Warner Music

Japanese Hip Hop
  リップスライムのおいしいトコ取りベスト盤です。しかも赤塚不二夫仕様ジャケでです!日本のFunk~Hip Hopのルーツ赤塚不二夫のアートがRipの持つとぼけたファンクネスと最高のマッチングを見せます。ちなみに赤塚氏といえば「おそ松くん」、「天才バカボン」「モーレツあ太郎」等で神懸り的ナンセンスギャグ・アートを量産した天才です。(←特に後期は必見!) 師の作品はまさに登場人物からHip Hop的センス全開の痛快キャラ...

Kamikaze / Twista * 2004 Atlantic

East Coast
一時、人の曲に客演しまくっていた印象の強いTung TwistaことTwistaの大ブレイク盤。何とビルボード誌でも1位を獲得したこのアルバム、マシンガンラップ全開の好アルバムです。愛嬌のある顔で立ちまくしたてるギネス認定の世界一の早口ラップはまろやかな声質と共に意外と気持良く響き渡ります。 バウンス系の曲もあったりしてチョッと個人的にはうっとおしい所もありますが、メディアでも露出しまくりの問答無用大ヒット「Slow J...

Late Registration / Kanye West * 2005 Roc-A-Fella

East Coast
Hip Hopに伝統的なスタイルっていうのも変な話ですがピート・ロックやDJプレミア、RZA達が90年代に黄金期を導いた王道スタイルだとするとカニエ氏は間違いなく継承者。あのテイストを2005年なりの進化を加えてしっかりポピュラリティーをも持って表現してるのは賞賛に値します!独特のザラついた感覚に絶妙なサンプリングは一時のテディライリー並みに引っ張りだこ状態も納得のグッドジョブっぷりです。 リーダー作としては2作目...

Life Of A Kid In The Ghetto / Ed O.G & Da Bulldogs * 1991 PWL

East Coast
その昔、ソウルトレインでパフォーマンスしてるのを見て一発で気に入ったグループ。ATCQやDe La Soul等ニュースクール系台頭の'90年代初頭に時を同じくして登場し非凡なセンスで完全にノックアウトされました。Nice&Smoothで名を馳せたオウサム2がバックアップしたファンクなサンプリング・サウンドとエドの繰り広げる野太いラップは相性抜群で今聴いても最高です。この時期の東海岸(N.Y.)発のサンプリングセンスを競ったCoolな...

Be / Common * 2005 Geffen

East Coast
 「One Day It'll All Make Sense」以来、秀作連発で目が離せないシカゴの星コモンの6枚目。今アルバムは何と言ってもカニエ・ウェストが全面的に関与したヒップホップ原点回帰といえるロウでソウルフルなトラックが全体を支配してるところがたまりません。カニエのカレッジ・ドロップアウトの兄弟アルバムというかエレピの味付けやらサンプリングのざらつき感といい、実に渋くもカッコええサウンドとラップで一気に聴かせてくれ...

Friday / Original Motion Picture Soundtrack * 1995 Priority

West Side
アイス・キューブが90年代半ばに主演したコメディ映画のサントラ。映画の方は必見とは言いませんが、日常生活のドタバタを描いたストーリーでコレがバカらしくて結構笑えます。劇中に使われた音源も結構収録されているこのサントラは、西海岸のHip Hop勢の当時の新曲中心で秀作も数多く聴き逃せません。映画に関係なく楽しめる良質コンピとして充分成立している1枚です。 この時期、俳優業のニュースばかり目立っていたIce Cubeの...

Naughty By Nature / Naughty By Nature * 1991 Tommy Boy

East Coast
'90年代初頭、Hip Hopのアルバムで初めて買ったのが多分これ。Run-D.M.C.でRapの存在を知りつつMTVでガンガン流れても、友達がL.L. Cool Jを勧めようとも殆ど無関心で心を動かされることが無かったのに彼等のせいで又散財の対象物がまたひとつ増えました。それまで過去の音楽の焼き直し(サンプリング)やしRap自体に「メロディ」も無いから誰がやっても一緒のクリエイティヴなモノからかけ離れた音楽と思ってたのが、いざ聴き始め...

Singles / Dragon Ash * 1999~2000 Victor

Japanese Hip Hop
  最近、あまりに幅広い音楽性に正直ついていけなくなったKJ率いるドラゴンアッシュ。ラウド・グランジ系と思いきや、ドラムンベース、トランスみたいのにトライしたりで何でもアリってな感じですが、個人的好みでいうと最もHip Hopに接近していたコノ時期のシングルは格好エエ曲が連なってます。パクリだとか未熟だとか言われてましたがそれは売れすぎた時の勲章みたいなもんで、オレンジレンジなんかとはレベルが違う次元で単...

Behind The Front / Black Eyed Peas * 1998 Interscope

West Side
 いまやグラミー賞にノミネートされるほどBigな存在となったL.A.出身のお豆さんチーム。エレファンクからのメジャー感からはまた違ったネイティブ・タン的音づくりが非常にエエ感じのデビューアルバムです。実際、最初聴いた時はウィルのラップなんかQ-ティップに似たとこもあったりしてATCQやファーサイドの流れで受け入れることができ、「コレはええぞ!」と喜んでました。しかしながら、既に今の姿の片鱗はしっかり存在してお...
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