The Greatest / Sheena & The Rokkets * 2003 Victor

存在そのものがRock'n Rollで、日本でも数少ないレスポール弾くさまが絵になる男「鮎川誠」。その鮎川氏が嫁はんシーナと共に息の長い活動を続けるシーナ&ロケッツの25周年を迎えた際に発表した、痒いところに手が届くベスト盤。スタイリッシュに決める鮎川氏のギターと、セクシー&コケテッシュな魅力満載のシーナの歌声が絶妙に絡むのが最大の魅力です。たまにワイルドなロック調で太い声を出す楽曲もありますが、ソレはチョッといただけません。Popで舌ったらずの感じの唄い方の名曲が、いつもアルバムに必ず収録されてるのがシナロケのエエところなんです!
デビュー時はYMO細野さんも制作に携わっていて、少しテクノ風にPopな味付けがされた名曲が多いのが特長です。その頃の大ヒット「You May Dream」や「Baby Maybe」は色褪せないシナロケ・クラシックです。初期では哀愁傑作「Pinup Baby Blues」も嬉しいSingle Version収録です。80年代中盤以降はモータウン調大傑作「ABC」や、疾走感溢れる「HAPPY HOUSE」、オールディーズ風「Parmanent Honeymoon」など優秀Pop Rockの名曲目白押しです。90年代も「Ha!Ha!Ha! Hard Drug」や「ロックの好きなベイビー抱いて」等キュートな名曲を量産!勿論ライブ定番の名曲「Lemon Tea」もAlt.Takeでしっかり収録。どの曲にも程よいバランスで鮎川氏のR&R魂が注入されているのがたまりまへん。
「毎年、内田裕也New Year Rock Fesにも出演。その熱いスピリット健在も嬉しいトコロ」
Baby Maybe (1980)
リュウ
初めまして!