偏見に満ちた音楽観を好き勝手にレビュー。あくまで自己保有音源整理の為と、流行のブログウェーブにのった自己満足備忘録。黒人系(R&B・ソウル・Hip Hop)とロック中心っす。リアルな音はココにある!!
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2009-07-01 Wed 00:04
![]() 突然、逝ってしまった20世紀最大のスーパースター、マイケル。最近では彼の音楽よりも、一人の人間の生き様としての興味のほうが高いような感じでした。それは80年代に“スリラー”と共に、ギネス級のエンターティナーとなってしまった自分との葛藤の歴史みたいなものが、世間の目からは(私も含め)興味深々やったわけです。「あそこまで登り詰めた以上、しょーもない事はできんぞっ」っていう意識からか、プロとしての完璧主義っぽいところか分かりませんが、それらが災いして奇行と呼ばれる行動に走ったり音楽も寡作になっていったと感じます。肌の色や老いとどうやって対峙していくのか、想像しただけで痛々しい気持ちになる人でしたので、残酷な言い方をすると「これでよかった」とも感じたりします。ゴシップでも他の黒人アーティストみたいに、もっと自虐的なジョークをかましたりする器やったら、もっと生き延びられたのにと思うと残念です。でも全世界の人間が彼の音楽的な真の復活を願っていたハズです。古い話ですが小学生の頃に、日本のスクーターのCMに出て無邪気に踊ってた笑顔の“黒人アーティスト・マイケル”は素敵でした。その頃のマイケルいち押し作品がコチラです。 一家に1枚として皆持ってた、この後のモンスターヒット「スリラー」も“ヒューマン・ネイチャー”や“スタート・サムシング”など今でもカッコええ激傑作収録ですが、音楽的にはやっぱこっちが好み。モータウン〜フィリーを経て辿り着いたのが、クインシー・ジョーンズと西海岸系の腕利きミュージシャンと組んだエピックからのソロ作。シングルになった曲なんか、どれも絶品の出来で無茶苦茶カッコええ出来です。“今夜はドント・ストップ”と題された「Don't Stop 'Til You Get Enough」や表題曲「Off The Wall」は青年マイケルの熱いソウル・ヴォイスも光るダンス系ファンク。バイクCMでもガンガン流れてました。そして何といっても素晴らしいのが「Rock With You」。後にD-Infuluenceの秀逸カヴァーも生まれたナイス・グルーヴの傑作で、マイケルのソロ曲でも個人的に1等賞です。ルイス・ジョンソンのグレイトなチョッパーも光る「Get On The Floor」、ジャクソンズの延長線上ともいえるファンキーさで迫る「Working Day And Night」など他にもダンサブルな名曲多数。他にも、正直ウィングス版より好きなポール・マッカートニー作の癒し系ミディアム「Girlfriend」、フリーソウル的に軽快な「It's The Falling In Love」、ステージで涙して歌う姿も印象的だったスロウ「She's Out Of My Life」とエエ曲だらけの内容です。またジョージ・デュークにワー・ワー・ワトソンらの手堅い職人グルーヴも聴きもので、黒っぽい音でのマイコーはやはり魅力的です。 「コンプレックスの塊が晩年に自身を追い詰めてしまった天才。絶対無理とは分かってましたが元気で純真な頃のマイケルをもう一度見たかった!合掌。」 |
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2009-06-14 Sun 00:08
![]() スタカンのブレイク前に実に硬派なバンドとして君臨していたU.K.バンド、The Jam。自分が存在を知った時は、もう既にスタカン結成一歩手前の時期でしたので、モータウンのようなソウル系ロック・バンドってな感じでホンマの全盛期のJamではありませんでしたが、実にスタイリッシュでカッコよく映ったバンドでした。パンク系という情報しか無かったので「全然、パンクちゃうやん」と思ったりしてましたが、何でも持ってた兄の棚にあった解散時のこの集大成的シングル集。これ聴いて初めて初期ザ・フーに影響を受けたモッズなバンドっていう意味が分かりました。 6年間の歴史をしっかり切り取った本作は、オリジナル・アルバムにも手を出したものの、のめり込めなかった“いっちょかみ”な私にはピッタリのブツでした。やっぱ今でもグッとくるのは、急に黒っぽくなったスタカン前夜の音。スタカンほど洗練されずに模索してる様が伺えますが、これがまた実にええ塩梅です。中でもフェイバリットは、ほぼスタカン形となるラスト・シングル「Beat Surrender」。もうムチャクチャかっこええ曲です。ホーンにピアノ、コーラスと本来の3ピースでは再現不能なサウンドですが、スタカンをせなあかんかった理由がヒシヒシ感じとれる名曲です。ニューソウル風の「The Bitterest Pill」や、デトロイト・モータウン影響下の「Town Called Malice」、ファンキーな「Start!」、「Absolute Beginners」なんかもソウルっぽさが何ともたまらん心地良さ満開曲。しかしながら、完全後聴きだった半分以上を占めるパンキーでソリッドな初期のバンド・サウンドもイカしたもんでした。デビュー時の「In The City」や「Away From The Numbers」はザ・フーの1stが好きなら絶対好きになるワイルドなスタイルが楽しめます。パンクな「Billy Hunt」や、キンクス・カヴァー「David Watts」あたりのガレージ・サウンドっぽいのが何といってもカッコええです。中でも初期サウンドの完成形とも言える「Going Underground」の曲の良さは格別。ブルース・フォクストンのベースと、ポール・ウェラーの硬派なギターも最高のアンサンブルを見せており、ひょっとしたらこの時点で「もう全部やってしもた」と思ったのかもしれません。生真面目っぽさが堅苦しく感じるのが玉に瑕ですが、ハチャメチャなポール・ウェラーではイメージがちょっと違います。このクリーンでインテリっぽいパンクこそThe Jamです。ちなみにオマケで付いてたカーティス・メイフィールドの「Move On Up」含む4曲ライブも全部i-tunesにて購入可。素晴らしい! 「ダラダラと長いこと続ける必要が無かったバンド。美しいままで終わる術を知ってたポールは偉い!」 |






















